GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

実相院

2008年06月15日 16時35分42秒 | 和のディテール
昨日、京都 岩倉の実相院を訪ねてきました。
奥の書院を抜け、縁台を通って石庭に向かう途中、緑の楓の下で夏の日差しをしのいでいる古仏が目に映りました。
形も配置も大小さまざま。
その先にある枯山水の、計算された石の配置以上に、深い意図があるように見え、はるか昔にこの場所へ仏を納めた庭師の、繊細な心内を探ってしまいました。
かつての日本。
人の技と自然の風景とが、何一つためらうことなく溶け合っていた時代。
その肌感覚は今、日本人の心の中にも生きているのでしょうか。

蜘蛛と紫陽花(あじさい)

2008年06月14日 22時49分22秒 | 昆虫
広い公園内をゆっくりと探索していると、「アジサイ園」の看板が。
思いがけない発見に気持ちを弾ませながら、そちらへ向かうと、驚くほど沢山の紫陽花。
淡い青色に染まった紫陽花に囲まれながら、あちこちにカメラを向けていると、そのうちの一花に、小さな蜘蛛が下がっているのに気付きました。
可憐な紫陽花の美しさに惹かれて来た訳ではないのでしょうけれども、この二対の絵が目に焼き付き、夢中でシャッターを切りました。
普段は気付かないようなマクロな世界でも、生き物達はそれぞれ一生懸命に生きています。

蝶と薊(あざみ)

2008年06月13日 22時45分12秒 | 昆虫
先週の休日、近くの公園にピクニックに出掛けると、芝生のそこかしこに紋白蝶が飛んでいました。
二輪だけ鮮やかに咲いていた薊(あざみ)に目をやると、やはりそこにも一頭。
必死に蜜を吸っている真っ白な蝶と薄紫色に咲く薊(あざみの姿は、まさにフォトジェニック。
EOS 40D、秒速6.5枚の連写機能を生かして撮った中のベストショットです。
ところで、蝶と蛾。この違いについてよく言われているのが、その羽を休めた姿。
蝶の場合は、写真のように畳んで止まり、蛾は開いて止まる。(例外はあるようですが)
その他、昼飛ぶのは蝶で、夜飛ぶのが蛾であるとか、飛び方そのものが違うとか。
いずれの場合にしても、蝶のほうが優雅に見られるのは、世の常のようです。


iPhone 3G Vol.3

2008年06月12日 22時43分40秒 | デジタルガジェット
スマートフォンとしてハイエンド端末カテゴリーに位置しながらも、フルキーボードはおろかリアルキートップのないiPhone。
世界で一番親指打ちが進化した、特殊な日本市場に参入するにあたって、さすがにアップルは考えてきました。
自慢のマルチタッチ画面をテンキーに代え、日本オリエンテッドの独自の文字入力方法を提案しています。
しかし、イマドキのケータイで定番となりつつあるワンセグが無く、おサイフケータイも無しといったマイナスポイントを、どれだけ払拭できるかについては全く未知数です。
2世代目で、競争力のある価格で登場したiPhone 3G。
今、多くの人がその天秤に揺れています。

iPhone 3G Vol.2

2008年06月11日 23時15分02秒 | デジタルガジェット
iPhone 3Gの概要が明らかになったところで、次に気になるのは利用料金プランです。
下記「ケータイWatch」の記事によると、ひょっとすると月額11,095円という高額プランのおそれも。
もちろんソフトバンクとしても、iPhone専用新プランを準備するとは思うのですが、たとえば米国のAT&T社による通信プランでは、2年しばりで月額7,500円からといった具合。
気軽にiPhoneを楽しみたいだけなのに、月々そんなに払いたくはありません。
ここはぜひとも、Yahoo!BBでブロードバンド革命を起こした孫社長の、革新的通信プランを期待したいところです、心から。
    ↓
iPhone 3Gは月いくらで利用できる? AT&Tがプランを発表

iPhone 3G

2008年06月10日 07時01分44秒 | デジタルガジェット
iPhone 3G、遂に発表されました。
国内ではソフトバンクショップで7月11日より販売。
カラーはやはり、ホワイトとブラックでした。
16Gバイト版が299ドル、8Gバイト版は199ドルという米国内での価格、ドル安の今、日本円ではどういう価格で販売されるのでしょうか。
通信プランも含め現在は未定ですが、早くその全容を知りたいこの一ヶ月間になりそうです。
ようやく日本でもiPhoneが。
本当に待っていました。

SH906i

2008年06月09日 23時10分01秒 | デジタルガジェット
DoCoMo SH906i、意欲的な機能を備えたケータイです。
CMでおなじみのタッチパネル・ディスプレイ。先日友人から借りて触ってみました。
PDAやスマートフォンなどではすでに採用されてきたタッチパネルの機能なので、今までケータイに無かったことが不思議に思えるほど。
全く違和感のない快適な操作性は、新鮮さすら感じない指馴染み感です。
親指だけのケータイから、プラス人差し指のインターフェースが当たり前になってきそうな予感。
ケータイもスマートフォンもウルトラモバイルPCも、徐々にその垣根がなくなりつつあります。
さて、もう数時間で3G iPhoneの発表。
マルチタッチ・インターフェースの衝撃から一年半。
その進化とは。SoftBankからの日本版の発売日とは。

ミラノの公衆電話 Vol.2

2008年06月08日 17時50分01秒 | トラベルフォト
テレフォン・ブース全体を見てみると、この通り。
円形ルーフの下を4つに区切り、透明アクリルカバーに覆われたイタリアテレコムの公衆電話。
わずかに黄みに振れたイタリアンレッドの受話器が、シックなシルバーボディをビビッドに引き締めています。
景観と視線を考慮したトータル・デザインのバランスや、イカした効かせ色の使い方などを見ると、電電公社(現NTT)の特殊法人感性では到底行き着かないセンスの高みを感じさせられます。
とはいえ、今はもう見ることのない、かつての黒電話やピンクの公衆電話も、昭和日本の風景と調和していた、ノスタルジックなGOOMONOといえるでしょう。

ミラノの公衆電話

2008年06月07日 22時08分33秒 | トラベルフォト
日本国内ではいつの間にか見かけることが少なくなってきた公衆電話。
しかし、世界各国ではまだまだ現役で活躍しているものも少なくありません。
イタリア ミラノ市内を歩き回っているとよく目にしたこのタイプ。かわいいくせにどこかしらクールな外観。
パブリック・プロダクトでさえも個性が光るところは、さすがにデザインの国イタリア。
ブースの周りにペタペタと貼られたシール広告の存在は日本と一緒なのですが、受話器のアクセントカラーとコーディネートされて見えるのは、単なる偶然なのでしょうか。
いずれにしても、感覚だけで決められたかのような曲面の造形は、キメすぎず、ユルすぎず、といった感性一発デザイン。
ドイツでも日本でもない、まさにイタリアン・デザインです。

HTC Touch Pro Vol.2

2008年06月07日 01時37分46秒 | デジタルガジェット
HTC Touch Proで感心させられるところは、この精度の高い外観の品質だけではありません。
その名の示す通り、Touchが生み出す洗練されたインターフェースの中にこそ、どの魅力が詰まっています。
すでにマルチタッチ・インターフェースで、世界をアッと言わしたAppleのiPhoneに迫るほどのソフトウェアの完成度。
背後に隠れたOS、Windows Mobile 6.1の姿が全く分からないほどオリジナリティに溢れた、軽快で快適なインターフェースを実現しています。
次世代のOS、Windows 7もタッチ技術を駆使した、新しいインターフェースを提示していますが、これら様々なマルチタッチの技術の出現は、マウス発生以来の、人とPCとの接点を実現する画期的なインターフェースなのかもしれません。

HTC Touch Pro

2008年06月05日 23時24分42秒 | デジタルガジェット
このところ、スマートフォンがやたらと熱気を帯びています。
日本ではWILLCOM 03、アメリカでは3G iPhone(現在未発表)、そして台湾からはこのHTC Touch Pro。
飽和状態のケータイ界での熾烈なシェア争いをよそに、その独自の世界観と存在感を徐々に示し始めています。
made in TAIWANのスマートフォンとはいえ、ソフト、ハード共に洗練されたこのモバイル端末は、その魅力を十二分に発揮しています。
シックなグロスブラックに身を包んだ外観に、四点シーソーキーを用いてボタンをスッキリと整理したデザインは、粋なスマートフォンに相応しいキレのある表情を作っています。
格子状に並んだキートップの配列が、果して使いにくいのではと気になりますが、整然と並んだスライドキーボードの、やや抑えたグラフィックも好感を持ちます。
ウルトラモバイルPCといい、スマートフォンといい、昨今のアジアの技術力は、加速度を増しながら成長を遂げていることを強く実感させられます。

iPhone×SoftBank

2008年06月04日 23時16分23秒 | デジタルガジェット
来週初めに開催されるAppleのWWDC 2008を待たずに、本日、SoftBankからiPhoneの日本販売が発表されました。
大方の予想によると、3G iPhoneはドコモと契約を結ぶだろうとの見方がほとんどでした。
世界各国で、その国のナンバーワンキャリアと組んできたからという、統計的なデータをベースにした予想でしたが、その見方を大きく覆す今回の発表。
「iPhone」という特別な端末のための特別な座布団を用意するには、巨大すぎるドコモでは、様々な内部障壁が大きかったということでしょうか。
SoftBankとドコモのダブル・キャリア採用との可能性もまだ残されていますが、2008年のケータイ業界の一番の話題になることは間違いありません。
写真は、Mac Rumors他サイトより、3G iPhoneと思われるリーク写真です。
写真の真偽はともかくとして、1st iPhoneとは異なるこんな表情豊かな背面デザインも、なかなかきれいな仕上がりです。

Sportio(スポーティオ)

2008年06月03日 23時58分43秒 | デジタルガジェット
6月3日、auとソフトバンクからケータイ夏モデルが発表されました。
両社合わせて22機種ものケータイの中で、とても気になったのがこのSportio(スポーティオ)。
3軸加速度センサー「モーションセンサー」を搭載し、運動中の消費カロリーが計測できるという変り種。
万歩計感覚の健康機能は、いつでも身に着けているケータイならでは。
ドコモの夏モデルにも健康管理アプリ搭載モデルが出てきたように、ケータイにも「健康」がキーワードになってきました。
しかし、最も目が引かれたのはストレート型のプレーンな外観デザイン。
BlackBerryのようなタテヨコプロポーションに、スポーティなカラーバリエーション。
アディダスとのコラボ企画も気になるところです。

ジャガー・Eタイプ Vol.3

2008年06月02日 21時05分15秒 | 
サイドビューでまず目をひくのがEタイプ純正のワイヤーホイール。
交互に編み込まれた、高品位で密度の高いオリジナルホイールは、とてもきれいに磨き上げられていて、そのメカニカルな表情に見入ってしまいます。
細かく入り組み、手入れが大変なこのぴかぴかのホイールで、うっかり泥道を走ってしまおうものなら、きっと低く静かに泣いてしまいそうです。
しかし、このグラマラスで完璧なプロポーション。
クラシカルなデザインのはずなのに、微塵も古さを感じさせません。
カーデザインの温故知新とは、まさにこの車のことです。

ジャガー・Eタイプ Vol.2

2008年06月01日 11時34分00秒 | 
ため息が出てしまいそうなほど美しいEタイプのリアビュー。
風洞実験によるきれいな空気の流れが、目に見えるかのようです。
上下にギュッと絞り込まれたリアエンド左右には、クロームシルバーのバンパーが、まるでナイフエッジのように配置され、男子の中のDNAに刷り込まれた道具好きの心をググッと刺激します。
コックピットに目を移せば、英国車らしい木製のステアリングや、黒で統一されたインパネ、センターパネルにずらりと並んだメーター類やトグルスイッチ等が、レーシングマシンを髣髴させる本気の内装仕上げになっています。
薄いグリーンがかったメタリック・グレーという、実に渋い外装色でありながら、ドアの内張りや幌のマチに赤のアクセントカラーに持ってくるところは、洗練された大人の遊び心を感じさせます。