東京モーターショー2011は、今週土曜日から。
開催を前に、各社から続々とコンセプトカーの提案が発表されています。
Volkswagen(フォルクスワーゲン)からは、同社の未来のSUVのあるべき姿を提示。
Cross Coupe Concept(クロスクーペ コンセプト)のデザインからは、フォルクスワーゲンらしい、半歩先の未来を感じさせる、現実的で洗練された、新しいスタイルの流れを感じます。
フロントグリルの水平ガーニッシュがそのままキセノンヘッドライトへと一体化する、新たなフロントフェイスは実に新鮮で、グリルのU字型の力強いラインがそのままボンネットのフィーチャーラインへと繋がる造形処理のうまさは、プロフェッショナルの技をさらりと見せる心憎いほどのテクニック。
SUVとしての精悍さを表現するのに必要なフェンダーの張りも、都会的な抑えた面構成で処理され、泥臭さを微塵も感じさせません。
ドイツの洗練、ここにあり。