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イヤホンをざっくりと二つの種類に大別すると、ユニバーサルタイプとカスタム
タイプとに分けられます。ユニバーサルとは、いわゆる市販品。コンシューマー市場
に向けて、メーカーが製造するプロダクト。そしてカスタムとはその名の通り、
一人一人に合わせた一品生産のイヤホン。
例えばミュージシャンがステージ上で装着している、耳にぴったり嵌(は)まって
いる形をしたイヤホン。また、フィギュアスケーターの羽生結弦君が、コンセント
レーションを高めるために、試合前に耳にしている見慣れないあのイヤホン。
一人一人の耳に合わせたオーダーメイドで、一品生産の贅沢なプロダクト、
あれがカスタムイヤホンです。
ヘッドホン/イヤホンの進化をリードするソニーからも、このカスタムイヤホンが
リリースされています。製造しているのはソニーエンジニアリング株式会社。
ソニー製の市販品とは異なるそのブランド名は”Just ear(ジャストイヤー)”。
ユニバーサルタイプとは明確に線を引いて、受注によるカスタム生産に特化した
ものづくり体制を敷いています。
Just earの開発責任者は松尾伴大氏。かつて、ソニーでハイエンドイヤホンを数々
手がけてきたエンジニアで、5代目耳型職人を襲名したという匠の技を持つ設計者
です。このカスタムイヤホンを制作/販売するにあたり、社内ベンチャーを立ち上げ、
Just earを軌道に乗せたのがこの松尾氏。
先日、ソニーストア大阪で行われた「Just ear 開発者トークショー」に参加し、
松尾氏に様々な質問をしてきました。Just earの制作背景や高音質への拘りなど、
松尾伴大氏が語るサウンドに関わる濃い内容を、次回より4回に分けてレポートを
発信していきます!どうぞお楽しみに!
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