本日3月15日に満行を迎える東大寺 修二会(お水取り)。
お水取りのクライマックスでもある二月堂のお松明は、昨日14日が最終日。
3月1日から毎晩連続で行われる炎の舞台ですが、この日だけは特別。
通常は1本ずつ、合計10本が登場するお松明の行事ですが、最終日14日のみ、本堂の長い欄干に、10本全てのお松明が一斉にずらりと並ぶのです。
お松明は過去何度も見ていますが、炎が立ち並ぶこの姿を見にいったのは初めての事。
欄干の東から西にかけて、全ての松明が並び終えたあと、威勢のいい掛け声とともに前方に突き出された松明が回転を始めます。
まるで仕掛け花火のナイアガラのように火の粉が舞い落ち、炎に照らされた観客の視線は二月堂へ釘付けです。
まさに、壮観の一言でした。