軍艦島の南端、上陸ツアーの指定ルート上の、第二見学広場から第三見学広場へ向かう途中に現れるのが、この鍛冶工場。
軍艦島といえばまず最初に紹介される、代表的なビジュアとしてに登場するのが、日給社宅の16号棟と59号棟にはさまれた、通称“地獄段”。
斜度がきつく、建物に囲まれているため、昼なお暗い印象の地獄段とは違い、この鍛冶工場の脇の階段は、屋外に解放されています。
直射日光を受け、外光の下に全てを晒されたオープンな状態の階段ですが、長い時間をかけ朽ち果て続けるコンクリートの建造物の佇まいは、見ての通りこの迫力。
周囲が危険なために、見学ルートからは、遠くから眺めてみることしかできませんでした。