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SONY α6000 レビュー -電子ビューファインダー-

2017年10月02日 20時27分22秒 | デジタルガジェット

一眼レフとミラーレス一眼との大きな違いとは?ペンタプリズムやミラーやダンパー
機構が不要なミラーレスの方が、本体サイズや重さが圧倒的に小さいことは当然です。
しかし、カメラの使用性で最も重要な”見る”部分、つまりファインダーの構造が、
使い勝手の大きな違いとなっています。

ミラーレス一眼、α6000のファインダーは電子ビューファインダー(EVF)。有機EL
を使った映像表示式のファインダーです。撮影の設定に伴い変化する画像が、そのまま
リアルタイムで確認できる一方、①電子表示式のために起こるファインダー像の表示
タイミングの遅れや②表示解像度の甘さによる視認性の悪さなど、光学式に追い
つけないポイントを多々含んでいるのが現状です。

ミラーレス一眼の初期モデルから比べると、①「表示のタイムラグ」はほぼ気に
ならないレベルまで改善されていますが、②の標示精度についてはまだ改善の余地が
あります。α6000のEVFの解像度は約144万ドット。ファインダーを覗くと画像の
粒子感の荒さが目につき、ピントの山が瞬時に掴みきれないのです。拡大表示機能を
使っていますが、ワンテンポが遅れるのが残念。

上位機種のα6300/α6500では、EVFの解像度が約236万ドットにアップしています。
実際に見て見るとその見え方の差は明らか。解像度がここまで上がれば、EVFでも
表示精度はより自然に。もちろん、上位機種との本体価格差を考えれば仕方ないの
ですが、この点だけはなんとも惜しい!
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