2016F1シーズンは、ニコ・ロズベルグによる怒涛の開幕4連勝から始まりました。
今年のニコはこれまでと全く違う!と思わせたのもつかの間、モナコGP以降は
ルイスの反撃で、ドライバーズポイントを猛追。以来抜きつ抜かれつを演じて
いるのが今年のF1レース。
盤石のトップチームには、歴史的に見ても二人のトップドライバーがチャンピオン
を争います。互いにしのぎを削り、ギリギリの攻防でせめぎあいながらレースを
展開していくのが常。かつてのセナプロのように、今年のメルセデスはニコと
ルイスのバトルが徐々に激しさを増しています。
ここ鈴鹿ではニコがトップを制し、ルイスは3位に甘んじました。去年の
チャンピオン、ルイスはここへ来て今までになく弱気な発言が増えています。
やや不運が重なるシーズンですが、鈴鹿のヘアピンカーブを責めながら、凄まじい
スピードで駆け抜けていく彼のドライビングを間近で見ていたら、いや、まだ
この後残されたレースではきっと何かやってくれそうだ、と実感したのです。
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>>> まち、あち、こち。