奈良のコスモス寺、般若寺の秋桜は、もうすっかりシーズンを終えてしまいました。
写真は先々週の日曜に撮影したもの。
般若寺の本堂前の礎石の上に聳(そび)えるのは、高く大きな十三重の石塔。
一切経蔵の前でグーっと背を伸ばしたピンクの秋桜を手前にして、天高く九輪を掲げた石塔を撮りました。
しかし、なぜ石塔の屋根の数が十三?その意味とは。
YAHOO!知恵袋によれば、まず十二という数が基本となっているそうです。
暦の基本数である十二(十二ヶ月、十二支など)の因縁を超えた、十三という数。
宇宙の摂理を超えた数としての十三に因んで建てられたのが十三重塔であるとか。
そう言われてみれば、なんとなくその立ち姿もどこか凛々しく見えるのです。