サンシャイン水族館のウィーディーシードラゴン。
オーストラリア南部に生息するタツノオトシゴです。
これまでじっくりと観察したことがないので、実に興味深く眺めていました。
先日テレビ番組で、タツノオトシゴは雄が出産する例外的な生物ということで、腹から数え切れないほどの子供を放出する映像を見て驚きました。
実際に卵を生むのは雌なのですが、その卵を雄の腹部にある育児のうで育て体外に放出するということですが、そのシーンは正に出産。
紛れもないイクメンなのです。
そうか、彼がねぇ…、と、透明な背びれを器用に動かしながら静かに立ち泳ぎを続けるウィーディーシードラゴンに、再び視線を合わせました。