祇園祭の宵山での楽しみといえば、やはり夜。
次の日に行われる山鉾巡行を控え、盛り上がる京都7月16日夜の人出は、読売新聞によればなんと40万人。
四条通に立ち並ぶ巨大な鉾の提灯に灯りがともるこの姿が見られるのも、今年でこの日が最後。
歩行者天国となった通りに繰り出す人々の熱気と、コンチキチンの調べが一体となって、祇園祭の夜らしくなってきました。
シャッターを切ったのは凾谷鉾(かんこぼこ)の手前。
後を振り返れば月鉾、前を見れば長刀鉾。左手には菊水鉾、右手には鶏鉾と、前後左右を巨大な鉾に囲まれた鉾の辻。
ずらりと垂れ下がった提灯の群れに、嫌が応でも祭り気分は最高潮です。