「セブンタイムス ワールド チャンピオン、 マイケル・シューマッカー!」
サーキットの場内放送で、各F1選手のエントリー・コールの際にアナウンスされる、ミハエルの紹介。
ベッテル、アロンソ、ルイス、バトンを含めて、2011年シーズンは5人の歴代F1チャンピオンがひしめく、錚々(そうそう)たるドライバーが競い合う中、「セブンタイムス」、つまり7度も世界を制したチャンピオンは、他にはいません。
昨年からF1に復帰後、未だ勝利を手にしていないミハエルですが、過去の輝かしい栄光とプライドを顧みずレースに挑み続けるその姿勢は、観る人の心に一片の希望の光を灯し続けています。
今年42歳となった皇帝の存在は、未だ大きいのです。