明日香の古刹、聖徳太子建立七大寺の1つである橘寺(たちばなでら)。
たくさんの芙蓉の花が出迎えてくれる華やかな境内に足を踏み入れると、咲いていたのは芙蓉だけではありませんでした。
本堂と観音堂の間にある植え込みに、白い彼岸花が半円形に列をなして咲いていました。
芙蓉と彼岸花の、それぞれ異なる白い花弁を見比べていると、その中に突然黒い羽がひらひらと飛びこんできました。
黒の羽の奥に深く輝くブルーグリーンを仕込ませながら、ポイントカラーに赤やオレンジを差し色としている黒揚羽(クロアゲハ)。
吸収管(きゅうしゅうかん:ストロー状に伸びた口)を伸ばして蜜を吸う胴体部分だけを見れば、大きな蚊にしか見えませんが、この美しいビロードのような質感を持った大きな羽は、その存在だけで、とても高貴な雰囲気を醸し出しています。
たくさんの芙蓉の花が出迎えてくれる華やかな境内に足を踏み入れると、咲いていたのは芙蓉だけではありませんでした。
本堂と観音堂の間にある植え込みに、白い彼岸花が半円形に列をなして咲いていました。
芙蓉と彼岸花の、それぞれ異なる白い花弁を見比べていると、その中に突然黒い羽がひらひらと飛びこんできました。
黒の羽の奥に深く輝くブルーグリーンを仕込ませながら、ポイントカラーに赤やオレンジを差し色としている黒揚羽(クロアゲハ)。
吸収管(きゅうしゅうかん:ストロー状に伸びた口)を伸ばして蜜を吸う胴体部分だけを見れば、大きな蚊にしか見えませんが、この美しいビロードのような質感を持った大きな羽は、その存在だけで、とても高貴な雰囲気を醸し出しています。