
先日に引き続き、倉敷音楽祭に行ってきました。
まずは、パフォーマンスバンド響わらび座公演を聴いて。
それから倉敷美観地区の水上特設ステージで行われていた、
フォルクローレやフラメンコ、太鼓・篠笛、さんさ踊り、オカリナなどの音色を楽しんで。
(倉敷音楽祭は、市民参加もあるんですよ~~~♪)
そして午後からは―。
「倉敷管弦楽団演奏会」に行ってきました!
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【プログラム】
伊福部 昭 交響譚詩
第1譚詩 アレグロ・カプリチオーソ
第2譚詩 アンダンテ・ラブソディコ
木乃下真市 津軽三味線とオーケストラのための「海流 KAIRYU」
間島 俊夫 三つのジャポニズム(オーケストラ版)
Ⅰ 鶴が舞う
Ⅱ 雪の川
Ⅲ 祭り
レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
Ⅰ チェルチェンセス
Ⅱ 50年祭
Ⅲ 10年祭
Ⅳ 主顕祭
指揮/菊池東 津軽三味線/木乃下真市 演奏/倉敷管弦楽団
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今回のプログラムは、滅多に演奏されない聴ける機会の少ないものだそうです。
(三つのジャポニズムはブラスの曲をオーケストラ版にしたもの)
いや~、行ってよかったです。
聴けてよかった!
私、木乃下さんのCD「魁 KAI-TSUGARU FUSION」に収められている「海流」という曲が好きで。
今回のお目当てはこの曲だったんです。
元々は津軽三味線と和太鼓の曲なのですが、オーケストラヴァージョンも素敵でした♪
津軽三味線とパーカッションとの見事な絡み合い。
何が凄いって、木乃下さんが演奏している位置は指揮者よりもお客さん寄り。
(つまり指揮者からすると背中側)
そしてパーカッションは、オケの最後列。
両者の間にあれだけの距離があって、早いテンポの掛け合いでもズレない・・・。
当然といえば当然なのでしょうが、やっぱり凄いなと。
演奏者もさることながら、指揮者って大変な役割だなぁと改めて思いましたよ。
2階の全体が見渡せる席で聴いていて。
今回のコンサート。
あまり馴染みのない選曲だったからか、指揮者の方から聴き所のご紹介がありました。
鶴の羽音、猛獣、行進している場面、酔っ払い・・・etc
どんな風に音で表されているのかを、曲に入る前に少しだけ演奏してくださいました。
おかげで興味深く聴き入ることができました。
クラシックのコンサートでこんな風にお話して下さると、ぐんっと一気に親しみを感じますね。
これからもこんなコンサートが増えるといいなぁ。
今年の倉敷音楽祭は22日で終わりましたが、また来年が楽しみです♪
来年はみなさまもいかがですか?
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