![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a6/9539d4fcec0b740d2b22f430957aa9af.jpg)
後の月。
十五夜の芋名月に対し、
栗名月とも豆名月とも呼ばれる十三夜。
十五夜を祝う風習は中国由来のもので、
十三夜を祝うのは日本特有のものなのだそう。
そして十五夜と十三夜のどちらかの月見しかしないことは、
「片見月」といって縁起が悪いものとされていました。
そんな十三夜の日に―。
特別な場所で、この夜にぴったりの、
素敵なお話をお聴きしてきました。
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『朗読ラボ&ラブ』
森田恵子朗読会
御題:樋口一葉『十三夜』
場所:(公財)倉敷天文台 彰邦館
倉敷市中央2丁目19-10
日時:10月17日(木)・18日(金)・19日(土)
開場:18:30開演:19:00
料金:1,500円(菓子付き)
18:30:開場
19:00:朗読公演
20:00:トークタイム&お楽しみ抽選会
20:30:お月様を愛でる時間(ご自由に~)
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おかやまアナウンス・ラボ株式会社http://announce-lab.jp/index.htmlの代表であり、
フリーアナウンサーである森田恵子さんの朗読会です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a9/660eef7354ffc6c74cf42d689c0cad9b.jpg)
この扉を開け、数歩歩いたその先には―。
思わず「わぁっ!」と声を挙げそうになるくらい、
素敵な空間が広がっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/cb/6ac4b2578118cc323145bbbe7703e2ad.jpg)
屋内での場面を朗読されるときは、こちら側で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f1/8335ba9e9b75669dda9fde5e5fe5c9ca.jpg)
屋外での場面は、こちら側で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/10/7f91ff70a262be3feeccaf1860a04a9e.jpg)
時に立ち上がり、
歩きながら。
朗読会というものには、何度も参加したことがあります。
森田恵子さんの朗読会も何度か拝聴しています。
今回の朗読会は、ひとり芝居を拝見しているのかと思うくらいの、
素晴らしい表現力でした。
明治五年生まれの樋口一葉。
彼女の文体は、現代人には少々難しく・・・。
聴くだけで頭にスッと入ってこなかったら淋しいので、
予習(再読)をして行ったのですが。
表現力に圧倒されました。
人の声って、言葉って、
力がありますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/62/d2fdc3e10c1d85798a8fb885cfa8fcfe.jpg)
第十二代おかやま着物文化人(ぶんかびと)でもいらっしゃる、森田さん。
この日も素敵な着物をお召しでした。
帯揚げ・帯締め・下駄の鼻緒(たぶん八掛けも)の色を合わせられていたのが、
粋だったなぁ。
そしていつも、朗読の台本カバーが着物地なのも素敵です。
(写真の机右奥に写っているのが台本です)
素敵な朗読会のあと、お隣の観望室で眺めた十三夜のお月さま。(冒頭の写真)
綺麗だったなぁ。
心に沁みました。
森田恵子さん、
同じ時と空間をご一緒してくださった皆さま、
どうもありがとうございました。
素敵な一夜に感謝です。
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