海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

本日の朝市

2007-12-08 | 本日の朝市
久々に「魚話」がメインの記事です。
前の記事を見ていてちょっとビックリしました。
前回、魚について書いたのはもう2ヶ月も前…。
毎日毎日、魚とご対面しているにもかかわらず、すっかりブログではご無沙汰でした。
反省―。

今日は私も久々に出会えた魚介類がいたので、気分を新たにご紹介いたします。
はじまり、はじまり~。

   
【ソデイカ(赤イカ)】
久々に会えて嬉しくなって写真に収めた、「赤(アカ)イカ」です。
先日、マグロ君のブログで紹介されており(そういえば最近目にしていないなぁ)と思ったばかり。
すると今日、島根からの直送便でやってきました。

島根のお兄さんは「紅(ベニ)イカ」と呼びます。
標準和名は「ソデイカ」。

とっても大きくなるイカで、80cm以上・10~20キロは当たり前。
ちなみにこの写真のイカは4.3キロで、小さめな方なんです。
でも4キロといったら、ハマチくらいのサイズなんですよね~。



分かり易いように、スルメと比較してみました。
隣に写っているスルメ、胴の部分だけで25cmはあります。

この写真を見た同僚のコメント。→「何だかスルメが可哀想な感じ…」
でもね、色艶・鮮度は赤イカにも負けてないから大丈夫だよ!

<召し上がり方>
刺身・ステーキ・天ぷら

ちなみにこのイカはそのまま生で食べるよりも、一度冷凍した後の方が旨味が増します。
お試しあれ!



【ホウボウ】
何とも特徴的なお姿の「ホウボウ」です。
海底を這い歩くことから「這う魚」の意味で名付けられたと言われています。

赤い体色と鎧兜を付けたような姿から、めでたい魚として祝い事にも使われます。
寒くなると脂がのってくる魚で、12月~2月くらいが旬。

<召し上がり方>
刺身 … 甘みがあって絶品です!
煮付け … にこごりも楽しめます。
椀種
ブイヤベース
鍋物
ムニエル 
塩焼き  



【牡蠣】
寄島産の牡蠣です。
牡蠣を見ると、今年も冬が来たなぁと感じます。
今年は少々小ぶりだと言っていましたが、大分大きくなってきたかな。
(牡蠣についての詳しくは「さかな・さかな・さかな~♪ 牡蠣(カキ)編」をご覧下さい。)



【ウバヅラハギ(の、剥いた状態)】
ちょっとグロテスク?な写真で失礼します。
冬になると肝が抜群においしくなる“ハギ”。
良いものを見つけたら食べずにはいられません。

今日の晩御飯は「ツノギ(ウマヅラハギ)の味噌汁~♪」とウキウキしながら、魚を選っていました。
私、皮を剥ぐくらい何てことないのですが―。
朝市で魚を捌く担当の同僚が「ついでだから」と剥いてくれました。
そしてお褒めの言葉を頂きました~。
「肝がしっかり入っている、良いの選んでるねぇ。」

そりゃあもう、味噌汁には肝が欠かせないんですもの。
大抵どの魚も刺身で食べるのが一番好きなのですが、ハギに関しては味噌汁が一番好きな私。
身と肝と、ニラをたくさん入れて、今日もおいしく頂きました。
ウマヅラハギさん、どうもご馳走さまでした!
(カワハギ・ウマヅラハギについては「さかな・さかな・さかな~♪ カワハギ編」をご覧下さい。)