海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

さかな・さかな・さかな~♪ カワハギ編

2006-10-21 | さかな、さかな、さかな~♪
  


“皮”をはがさないと食べることができないため、「カワハギ」という名がついたこの魚。
店頭では既に皮を剥がれた状態で売られていることが多いですね。
皆さんは、元の姿をご存知だったでしょうか?

写真上が「カワハギ」。別名「ウシヅラ」「イトマキ」。
写真下は「ウマヅラハギ」です。
この魚、見た目で命名されていますよね・・・。

身は白身で締まっており、くせがなく美味。
フグに匹敵すると言われるほどです。
そして忘れてはならないのが、肝!!
「カワハギ」は肝から食べると言われるくらい、肝が美味なのです!
ねっとりとした食感は“海のフォアグラ”とも呼ばれています。
(特に冬場は栄養を蓄えているので、肝が太っています)

【目利き】
 
 腹のしっかりしたものを!
 店頭に並んでいるのは、皮を剥いているものが大半です。
 肉質の艶、色合いで判断してください。

【調理法】 
 
 刺身  ふぐ同様に薄造りに。肝酢をつけてどうぞ!
 煮付け
 味噌汁 身と肝とニラを入れて。
 鍋物
 干物  カワハギロールやミリン干し
 フライやムニエルにもOKです。

【栄養価】
 高タンパク、低脂肪。
 ビタミンD、ビタミンBが豊富。骨を丈夫にしてくれます。
 肝も食せば、鉄分も補えます。
 

「ウマヅラハギ」は「カワハギ」より味が数段落ちるといわれていますが、肝はかなり美味。
カワハギ・ウマヅラハギをお買い求めの際には、是非とも肝の付いたものをお選びください!
お味噌汁に入れると美味しいですよ~。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水中でよく見かけます (suzie)
2006-10-21 20:39:59
カワハギの名前の由来、初めて知りました。

海に潜るダイバーにとっては、カワハギよりウマヅラハギの方が、「見て嬉しい」度がだんぜん高いです(笑)



薄造りで肝酢をつけて…おいしいですよねー。

お味噌汁も美味しそう
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可愛い顔ですよね (mari)
2006-10-21 20:59:21
suzie様

皮をはいだことはありますか?

見事なはがれっぷりです。

皮自体がゴツイですしね。



うわ~、海の中でウマヅラハギに出合ったらすごく嬉しいかも!!

生きているウマヅラちゃんはヒレのグリーンが奇麗ですよね~。



アニメ映画「ニモ」を観て以来「カワハギ」を見ると、

あの物忘れの激しいキャラ“カワハギのおばさん”を思い出します。

泳ぎ方は可愛かったけれど…。



刺身も味噌汁も絶品で~す。
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モンツギハギ (omotann)
2006-10-21 21:18:07
むか~し、淡水熱帯魚を飼っていましたが、これが高じて海水魚もいろいろ手がけました。その中に「モンツギハギ」がいました。



だから観賞イメージが先行し、あまり食すことがないんですが、肝が美味で“海のフォアグラ”と言われると、食指が動きます。



カワハギとは似て非なるものですよねぇ?!
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ツノギ (mari)
2006-10-21 21:40:55
omotann様

お魚をいろいろ飼育されていたんですね。

「モンツギハギ」という魚、初めて知りました。

ネット検索をして調べてみましたが、全く違う魚ですね。



岡山では「ツノギ」と言った方が通りがいいかもしれません。

「ハギ」のことを「ハゲ」ともいうので「カワハギ」のことは「丸ハゲ」と呼ばれることもあります…。



ちなみに英名はFile Fish。

「File」は“やすり”のこと。

カワハギの皮はやすりになるんですよ。



カワハギはとっても美味しい魚です。

お試しあれ。
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