<セブンスターの木 PENTAX WG3によるHDR加工>
前回のブログでは主に、シューパロ湖にかかる妖雲・変雲の類を見てきました。これらの雲も、桂沢湖の怪雲を最後に、夕張山地を超えて富良野市に入ると、まったくと言っていいほど影をひそめてしまいました。富良野市内に入っても分厚い雲は相変わらず出ておりましたが、中天は快晴そのものでした。ここで改めて、今後のスケジュールを見ておきます。富良野と美瑛で撮影後、宿泊地の東川町に向かいます。翌日は早朝出発して、旭岳に向かいます。できれば旭岳の残雪と紅葉を撮影したいものと思っています。そのあと、美瑛・富良野は帰り道になりますので、北瑛で撮影後、小樽に戻るというスケジュールです。
さて、桂沢湖を左に見て、国道452号線を芦別方面に向かいます。名所三段の滝を過ぎると、富良野方面に向かう道道135号線があります。この間コンビニはもちろん、道の駅もありません。唯一ここの三段の滝に駐車場とトイレがありますので、多くのドライバーが、トイレタイム&滝見学に車を止めます。
三段の滝と言われているけれど…どう数えるのか、
狭いうえに、足場が悪いので、じっくり撮影する暇も、場所もない感じ。撮影位置も限られ、毎回同じカットになってしまう。
富良野市内にはってきました。山には分厚い雲がかかっていますが、中天は、雲一つない青空が広がっています。
先ずは、別名「花人街道」と呼ばれる国道237号線とJR富良野線を挟んで平行に走る道道759号線(花人街道に比べ、信号も走行車両も少ない)を美瑛方面に走ります。この759号線を走ると「富田ファーム」に着きます。またこの沿線には観光スポットがたくさんあります。まず中富良野町営ラベンダー園が目に留まりました。ラベンダーはすでにシーズンが終わっていましたが、それに代わる花々が、咲き誇っていました。
花の名前はよくわかりませんが、冬季を除くオールシーズン楽しめるように、早咲、遅咲きの植え方を工夫しているようです。
単に花畑を撮っても、芸がないので、カメラを左右に振ってみました。おお、なんと綺麗な花模様…
次にやって来たのは、富田ファームです。ファームを代表するラベンダーはもう終わっておりましたが、それでもいろんな遅咲きの花々が咲いていました。
遠方の十勝岳付近は大きな分厚い雲に覆われています。
園内の展望スポットには入れ代わり立ち代わり観光客が来ておりました。
遅めの昼食を富田ファームの軽食喫茶で済ませ、次の撮影スポット四季彩の丘に向かいます。
ここは、今や韓国、台湾、香港など東南アジアの国々からの観光客が次々と大型バスでやって来ます。園内を回る観光客の、優に半分を超えている感じがします。園内の表示板も、韓国語、中国語が併記されています。
色とりどりの、畝が美しい。
観光馬車、と言うより観光トラクターの運転手。カメラを向けると、イェ~と合図。このおじちゃんの笑顔が素敵です。
午前中にシューパロ湖で、各写友とも傑作をものにしたせいか、美瑛を回っても今一つ意気込みが見られません。早くホテルに戻って一杯飲もうやと言う雰囲気。本日最後に新栄の丘に向かうことにします。
女子一人旅を見つけました。陽が斜めになりかける頃、彼女はマップを見ています。昔読んだ小説、九鬼素子の「旅の重さ」(S47年映画化)をつい思い出してしまいました。舞台は四国の海辺と美瑛の山の中とのちがいはありますが…
この辺りは女子一人旅が似合います。
と、思っていたら陽気な4人旅の娘さんたちと出会いました。そのうちの一人に演技してもらいました。
4人娘を相手にワイワイガヤガヤ、モデル風ポーズを取ってもらいながら、暫しモデル撮影会となりました。後ろの樹木が、あきれて倒れかかったかな、
と言うことで本日の撮影を、ここで打ち切り、東川町の簡易宿泊所に向かいました。例によって、途中のコンビニで弁当とつまみ類を仕入れて、酒盛り宴会の始まり。幸い宿泊客が少なくて貸きり状態。事前に、じゃらんでビジネスホテルを探した時には、どこもふさがっていたのに…。明日は、旭岳のロープウェー始発6:30に間に合わせるべく、午前4:30に宿泊所を出発です。
午前4時30分、まだ夜明け前。雲海が見えます。
時間が経過し、日の出が近づくと一段と赤みが増していきます。
川面から湯気が出ているのでしょうか、幻想的なシーンに、一斉にシャッターを押す音が響きます。
さて6時少し前にロープウェー山麓駅の駐車場に到着です。6時15分山麓駅の入り口のシャッターが開きました。登山客や写真ツアーの方々が一斉に、ロープウェー乗車券窓口に殺到しました。しかし何という無情さ「ただ今ロープウェー山頂の姿見駅付近は、風速18mの強風です。おさまるまで、発車延期です」とのアナウンス。ええ!上空は晴れ渡り雲一つないのに…
係員によれば、昨夜からの台風17号の影響で、低気圧が上空を移動中らしいのです。なので姿見駅付近では猛烈な強風に見舞われているとのことでした。運転再開の見込みは…今のところ未定とのこと。
山麓駅の横から、旭岳を見ると、こんなにすっきりした天気なのに…
ロープウェーの再開めどが早急には立たない状態では、旭岳の撮影はあきらめざるを得ません。と言うことで美瑛方面に向かうことにします。ゼルブの丘を通り越して、ケン&メリーの木を目指します。日産スカイラインのCFに使われた木です。
大きなポプラの木が一本あるだけです。
収穫を終えた丘に、赤いトラクターが一台走っております。
手前が豆の枯れ枝、奥がからし菜の花
セブンスターの木の近くには、シーズン中開店しているお土産品店と2台の自販機が設置されています。道路沿いの白樺も、裏から見ても美しい。
美瑛最後の撮影地マイルドセブンの丘に向かいます。
ここは何度も訪れていますが、ひまわりがこれほど咲いている光景を見たことがありません。ラッキーの一言です。
右手の方を見ると、一本の白樺(?)がありました。
マイルドセブンの丘には、もう一つ有名な林があります。こちらのほうは、手前の畑の状況や光線の具合から、モノクロにしてみました。
さて、時間はまだ午前9時ですが、旭岳の撮影が出来なかったショックもあって、写友全員意気が上がりません。誰からともなく、小樽に戻ろうかと言うつぶやきに賛成して、撮影は打ち切りとなりました。
前回のブログでは主に、シューパロ湖にかかる妖雲・変雲の類を見てきました。これらの雲も、桂沢湖の怪雲を最後に、夕張山地を超えて富良野市に入ると、まったくと言っていいほど影をひそめてしまいました。富良野市内に入っても分厚い雲は相変わらず出ておりましたが、中天は快晴そのものでした。ここで改めて、今後のスケジュールを見ておきます。富良野と美瑛で撮影後、宿泊地の東川町に向かいます。翌日は早朝出発して、旭岳に向かいます。できれば旭岳の残雪と紅葉を撮影したいものと思っています。そのあと、美瑛・富良野は帰り道になりますので、北瑛で撮影後、小樽に戻るというスケジュールです。
さて、桂沢湖を左に見て、国道452号線を芦別方面に向かいます。名所三段の滝を過ぎると、富良野方面に向かう道道135号線があります。この間コンビニはもちろん、道の駅もありません。唯一ここの三段の滝に駐車場とトイレがありますので、多くのドライバーが、トイレタイム&滝見学に車を止めます。
三段の滝と言われているけれど…どう数えるのか、
狭いうえに、足場が悪いので、じっくり撮影する暇も、場所もない感じ。撮影位置も限られ、毎回同じカットになってしまう。
富良野市内にはってきました。山には分厚い雲がかかっていますが、中天は、雲一つない青空が広がっています。
先ずは、別名「花人街道」と呼ばれる国道237号線とJR富良野線を挟んで平行に走る道道759号線(花人街道に比べ、信号も走行車両も少ない)を美瑛方面に走ります。この759号線を走ると「富田ファーム」に着きます。またこの沿線には観光スポットがたくさんあります。まず中富良野町営ラベンダー園が目に留まりました。ラベンダーはすでにシーズンが終わっていましたが、それに代わる花々が、咲き誇っていました。
花の名前はよくわかりませんが、冬季を除くオールシーズン楽しめるように、早咲、遅咲きの植え方を工夫しているようです。
単に花畑を撮っても、芸がないので、カメラを左右に振ってみました。おお、なんと綺麗な花模様…
次にやって来たのは、富田ファームです。ファームを代表するラベンダーはもう終わっておりましたが、それでもいろんな遅咲きの花々が咲いていました。
遠方の十勝岳付近は大きな分厚い雲に覆われています。
園内の展望スポットには入れ代わり立ち代わり観光客が来ておりました。
遅めの昼食を富田ファームの軽食喫茶で済ませ、次の撮影スポット四季彩の丘に向かいます。
ここは、今や韓国、台湾、香港など東南アジアの国々からの観光客が次々と大型バスでやって来ます。園内を回る観光客の、優に半分を超えている感じがします。園内の表示板も、韓国語、中国語が併記されています。
色とりどりの、畝が美しい。
観光馬車、と言うより観光トラクターの運転手。カメラを向けると、イェ~と合図。このおじちゃんの笑顔が素敵です。
午前中にシューパロ湖で、各写友とも傑作をものにしたせいか、美瑛を回っても今一つ意気込みが見られません。早くホテルに戻って一杯飲もうやと言う雰囲気。本日最後に新栄の丘に向かうことにします。
女子一人旅を見つけました。陽が斜めになりかける頃、彼女はマップを見ています。昔読んだ小説、九鬼素子の「旅の重さ」(S47年映画化)をつい思い出してしまいました。舞台は四国の海辺と美瑛の山の中とのちがいはありますが…
この辺りは女子一人旅が似合います。
と、思っていたら陽気な4人旅の娘さんたちと出会いました。そのうちの一人に演技してもらいました。
4人娘を相手にワイワイガヤガヤ、モデル風ポーズを取ってもらいながら、暫しモデル撮影会となりました。後ろの樹木が、あきれて倒れかかったかな、
と言うことで本日の撮影を、ここで打ち切り、東川町の簡易宿泊所に向かいました。例によって、途中のコンビニで弁当とつまみ類を仕入れて、酒盛り宴会の始まり。幸い宿泊客が少なくて貸きり状態。事前に、じゃらんでビジネスホテルを探した時には、どこもふさがっていたのに…。明日は、旭岳のロープウェー始発6:30に間に合わせるべく、午前4:30に宿泊所を出発です。
午前4時30分、まだ夜明け前。雲海が見えます。
時間が経過し、日の出が近づくと一段と赤みが増していきます。
川面から湯気が出ているのでしょうか、幻想的なシーンに、一斉にシャッターを押す音が響きます。
さて6時少し前にロープウェー山麓駅の駐車場に到着です。6時15分山麓駅の入り口のシャッターが開きました。登山客や写真ツアーの方々が一斉に、ロープウェー乗車券窓口に殺到しました。しかし何という無情さ「ただ今ロープウェー山頂の姿見駅付近は、風速18mの強風です。おさまるまで、発車延期です」とのアナウンス。ええ!上空は晴れ渡り雲一つないのに…
係員によれば、昨夜からの台風17号の影響で、低気圧が上空を移動中らしいのです。なので姿見駅付近では猛烈な強風に見舞われているとのことでした。運転再開の見込みは…今のところ未定とのこと。
山麓駅の横から、旭岳を見ると、こんなにすっきりした天気なのに…
ロープウェーの再開めどが早急には立たない状態では、旭岳の撮影はあきらめざるを得ません。と言うことで美瑛方面に向かうことにします。ゼルブの丘を通り越して、ケン&メリーの木を目指します。日産スカイラインのCFに使われた木です。
大きなポプラの木が一本あるだけです。
収穫を終えた丘に、赤いトラクターが一台走っております。
手前が豆の枯れ枝、奥がからし菜の花
セブンスターの木の近くには、シーズン中開店しているお土産品店と2台の自販機が設置されています。道路沿いの白樺も、裏から見ても美しい。
美瑛最後の撮影地マイルドセブンの丘に向かいます。
ここは何度も訪れていますが、ひまわりがこれほど咲いている光景を見たことがありません。ラッキーの一言です。
右手の方を見ると、一本の白樺(?)がありました。
マイルドセブンの丘には、もう一つ有名な林があります。こちらのほうは、手前の畑の状況や光線の具合から、モノクロにしてみました。
さて、時間はまだ午前9時ですが、旭岳の撮影が出来なかったショックもあって、写友全員意気が上がりません。誰からともなく、小樽に戻ろうかと言うつぶやきに賛成して、撮影は打ち切りとなりました。
肖りたいと思いつつチャンスを逃してしまい此れも二つしか無い目のせいに…。(笑)
ぜ~んぶ参考にさせていただきます。
良いブログです。ありがとうございます。
カレンダーフォトコンの入選、おめでとうございます。式典の会場でお会いしましょう。
セブンスターの木とか、マイルドセブンの丘とかタバコみたいですね(^O^) わたしは喫煙しないのでどんな味かわかりませんが・・・
写真の魅力少しわかりかけました。写真で感動するってことあまりなかったです。と言うか、じっくり見てなかったのでしょうね。 絵画は、何も無いところから描きだす素晴らしさは、尊敬にも値してました。 写真は、カメラ、機会が偶然の美しさを納めるだけと・・・・
違うんですね。難しいことは解りませんが、
私も写真は好きですが記念写真です、多くの写真がアルバムに貼られてます。自分で楽しんでるだけですが・・ 感動する美しい写真、どう感動しているか言葉に表すのは、とてもへたですが、表現の何倍も感銘しています。
気のネーミングですが、かつて、ここの木を背景にたばこのコマーシャルが流れました。それで、セブンスターの木とか、マイルドセブンの丘とか呼ばれるようになりました。
ケンとメリーの木もそうです。この木をバックにケンとメリーが、日産スカイラインの宣伝をしてました。
私が最初に乗った車も、スカイラインでした。