< 対岸の品川埠頭に立ち並ぶクレーンが、サバンナのキリンたちのようにも見える…>
平成12年4月に八王子に転勤、単身赴任の気安さから毎週土日祭日には、カメラを担いで撮り歩きました。当時は未だフィルム撮影が主流で、ネガフィルム、ポジフィルム、モノクロフィルムに加え、赤外フィルムを使うようにもなりました。今回は、八王子在勤時代の画像を紹介します。
なお、官舎は立川駅前から徒歩15分ほどの錦町にありました。自転車で10分ほどのところに「国営昭和記念公園(旧立川基地)」があります。また立川も八王子も交通の要所に当り、撮り歩くにも、きわめて交通の便がよいところです。しかも勤務先の隣のビルがヨドバシカメラ、通勤で乗り降りする立川駅の向かいがビックカメラと言う好条件。
新橋駅からゆりかもめに乗って、お台場に向かいます。ゆりかもめは運転手・車掌の乗車しない自動運転です。
<ゆりかもめ>
株式会社ゆりかもめが運営する新車両輸送システム、高架の上をゴムタイヤで専用道路を走る。モノレールとはシステムが異なる。新橋と豊洲とを15分ほどで結ぶ路線。
この辺りは埋め立てで出来た地域で、品川区、港区、江東区などが入り交じっている。
日没ごろのレインボウブリッジ
この辺りの海浜は市民の憩いの場となっている。
レインボウブリッジにかかる夕陽を撮っていると、渚をあるく親子連れに出会う。
日が落ちて30分ほど、夕涼みの屋形船が集まってきた。
日が落ちても賑わいは続く。
手摺りにもたれ何を話し合っているのか…
雨の日のお台場。右のビルはフジテレビのビルで、中央の球状の報道センターはよく目にしますね。
遊歩道に展示されていた模造ダイヤを見上げ、こんなダイヤが欲しいとでも思っているのだろうか。
夏の日、金髪の外人女性が渚を歩いてくる。右手に厚底靴のハイヒールを持っている。カシャカシャと4-5枚撮影すると、こちらに気づき、「私を撮った?」と聞かれました。ハイと答えると、やおらコンパクトカメラを取り出し「あなたを撮るわね」とパシャリ。う~ん、こんなジジイを撮っても絵にならんとは思いましたが…
建物名ははっきり覚えていませんが(ヴィーナスフォートだったか?)、吹き抜けの天井から、ライトと水が降りかかってこのような光景になりました。子供達が面白がって、水たまりに手を入れています。
お台場からゆりかもめでさらに一駅進むと、船の科学館駅に着きます。この辺りは品川区になります。潮風公園で、ここの真上を羽田空港から離発着する飛行機が行き交います。画像はネガフィルムで夕方撮影したものです。ネガカラー特有の色調になっています。(H13.2.3撮影)
こちらはポジフィルムで長時間露光しています。(H13.2.10撮影)
船の科学館駅を出て地上に降りる階段から、正面に富士山が見えます。ポジフィルムをスキャナーで取り込んだ画像のため、デジタルカメラのようなデーターがありません。確か東京都内から見える富士山というPCから打ち出した一覧表に、ダイヤモンド富士が撮れる日時が記載されていて、それを参考に撮影した記憶があります。
お台場の商業ビル群の反対側である青海にはプロムナード公園と呼ばれる遊歩道が、国際展示場まで続いています。この画像の橋は、「夢の大橋」と呼ばれ、幅が60mほどあって中央部が40mほど、両袖が10mほどあります。この日は小雨模様で、そのまま撮影すると、ねずみ色になってしまいます。なのでC8という青色のフィルターで色補正しています。デジタルならWBで一発補正できるんですが…
標題に載せた画像ですが、お台場の先端潮風公園からは対面に品川埠頭のコンテナ用のクレーン群が見えます。一瞬サバンナのキリンたちのように見えました。日没時、オレンジフィルターで赤みを強調してみました。中央に僅かに見える光は建物の反射で、太陽ではありません。
「芋虫走る」と題して何かに入選したような…、お台場(正確には青海かな)の観覧車をスローシャッターで、カメラをズーミングしながら横に振った撮り方です。
お台場の海浜公園で撮影しました。どんより曇った日で、そのまま撮影すると、ねずみ色になります。C8フィルターをかけて撮影しました。医療機器メーカーのフクダ電子のカレンダーに採用されました。
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