紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

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ベトナム・ハノイの旅~垣間見た生活・風習

2011-06-25 06:00:00 | 旅行
6月13日から17日までベトナム・ハノイに行ってきました。ベトナム人の生活や風習の一端でも写し撮れればと思いつつ、カメラ二台(EOS40D+PEN E-P1)持参です。

ベトナムは南北に約1500kmにわたる、南シナ海に面した細長い国です。人口は8500万人、かつては北緯18度線で南北に分断されて、10数年に及ぶベトナム戦争の後、1975年に、南ベトナムのサイゴン(現在のホーチミン市)陥落により、今の国家が出来上がりました。国家統一に大きく働いた人物が、ホーチミン氏です。彼の肖像は紙幣ににも使われています。現在は共産党支配の社会主義国家です。

前置きはこの程度として、行程は次のとおりです。新千歳発14:05、ソウルIncheon(仁川)着17:05、2時間25分の乗り継ぎ後、Incheon発17:30でHanoiに現地時間22:05着。先ず新千歳空港で戸惑ってしまいました。新しく国際線ビルが出来たと聞いておりましたが、工事中のためか案内標識と、実際の経路が相違していて、出発ゲートにつくまでうろうろ、ゲートまでの距離が長いこと、足の悪い人には気の毒なほどです。


(新しいターミナルビルは、国内線とは打って変わって、がらがら)


(Incheonでは2時間余のトランジットタイム 金髪の女性がPCを操作中)


(午後8時頃、日が落ちるとオレンジ色の帯が…)

ベトナムは日本とは2時間の時差があります。ハノイ着は日本時間では24時頃、ホテル着は午前1時頃でした。空港からホテルまでの間、屋外の景色を見ていると、家の玄関前や、道路脇の高台で、数人が集まって飲み食いしているようです。気温は夜とはいえ30度を越えており、かなり湿度が高いようです。日本のように冷房設備が整っていないベトナムでは、室内はまさに蒸し風呂状態なのかなと想像されます。

翌朝ホテルの涼しいベッドの中で、車の警笛音で目が覚めました。5Fの窓から眺めると午前7時頃にはもうラッシュアワーが始まっているようです。物凄いバイクの数と警笛音にビックリ。慌てて顔を洗い、カメラを持ってホテルの前の交差点に飛び出しました。


(ホテルの前はT字路になっている バイクの二人乗り、三人乗りは普通、四人乗りも)

交通ルールは、あって無きがごとく、車は日本とは反対に右側通行だが、左折車は対向車の到来に関係せず左折してしまう。赤信号で停止している車両も、黄色信号がないので、緑に変わる2-3秒前に飛び出してしまうのだ。横断歩道があっても、歩行者がいようといまいと車は停止せずに、歩行者を避けて進んでいく。とても危険で横断歩道など渡れたものではない。


(緑色のお姉ちゃんが交差点のど真ん中を渡りだした バイク、車が避けていく、なるほど急いで渡ると返って危ないのだ)

観光ガイド氏によると、ベトナムは、交通事故の発生が極めて多いとの事。事実、15日ハノイからハロン湾に行く途中、私達の乗ったバスが街中で大きな荷物を積んだバイクと接触事故を起こしましたし、高速道路では、正面が大破したトラックも見かけました。

ともあれ、14日は仲間5人で市内観光することにしました。ベトナムには観光タクシーという制度がないので、小型のマイクロバスとガイドをチャーターしす。4時間で、一人当たり税・サービス・入場料込み込みで33$弱、日本円で2600円ほどです。

ホーチミン廟、一柱寺、孔子廟を回り、最後に旧市街の市場に寄りました。前三箇所については、写真撮影もしておりますが、特にこれといった画像がないので略します。市場周辺を歩いた時の画像を紹介いたします。


(することがない時は、木陰でハンモック、これが一番)


(これが有名なシクロ=チャリタク 街中では殆ど見かけなかったが…)


(木の実売りのおばあさん 路上での商売は原則禁止とか…)


(自転車に満載した物売り 履物を売っている)


(パイン売りの娘に、天秤棒を担げといわれ、担いだらパインを買わされた男二人、今回のツアー客) 

最後に市場内の画像を紹介します。この旧市街の市場は地元民の市場であり観光客滅多に来ないようです。外気温が37-8度あって、湿度が高いせいか、腐敗も早く、市場内は一種異様な腐敗臭がします。


(果物の種類も数も豊富です 訪れた時間が午後1時頃のためかお客は少ない)


(八百屋の前でアオザイの女性を発見 手前のほうでは八百屋の女主人が陰でごろ寝中)


(途中トイレタイムで寄った絹織物店 冷たいお茶をご馳走に 撮影者も画面のどこかに…そうです左の鏡の端に)

三回に分けてお届けする予定ですが、フォトチャンネル「ベトナム紀行」に画像をまとめてあります。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生活風習が・・・ (嵯峨)
2011-06-25 07:15:22
日本では見かけないような所をうまく捕らえていますね、特に、編み笠とか、バイクが多い所、昼寝など。
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生活風習が… (紅露)
2011-06-25 07:34:11
亜熱帯地方であり、日中37-8度、湿度70%と言う状況では、日本と全く異なりますね。汗が流れ出て、すぐ冷たいものが欲しくなります。でも冷蔵施設が整ってないので、店先でコーラー缶を買っても生ぬるくて…飲めたもんではありません。
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垣間見た生活・風習… (yotuti)
2011-06-25 10:18:34
はテレビなどで見た様な情景が…
交通事情、天秤棒を担いでの売り子さん等…
友人仲間5人での旅はさぞ楽しかった事と思います。
次回も楽しみにしています。
撮影会へ明朝3時15分頃お迎えに上がります。
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娘の勤務先の… (紅露)
2011-06-25 11:17:19
方々とご一緒しました。現地は英語が全く通じず、マーケットでの買いものも、手振り身振りで何とか通じると言う具合で、かえって面白いものでした。
物価は日本の半分~3分の1程度でしょうか、現地調達の麦藁ハットが120円ほどでした。
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ベトナム楽しそうですね (Mahaloha)
2011-06-27 13:02:29
ベトナム行かれてましたかー
ごちゃごちゃした中に珍しい光景がたくさんあって、被写体には困らなそうですね!
街中でハンモックとか、天秤娘とか最高です。
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関東も梅雨のシーズン… (紅露)
2011-06-27 15:17:27
汗だくの毎日かと存じます。わたしも浦和、横浜、立川に通算16年ほど住みました。夏の満員電車のあの地獄は、思い出しても汗だくになります。
そんな経験がありますので、ハノイの暑さも変わらないような感じが…人がのんびりしているので、かえって時間が止まったようで、済みよいかな、なんて思いました。
写材には事欠かないですね。対日感情も大変いいし…(中国、韓国とは正反対)
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お疲れ様♪ (kozuka)
2011-06-28 12:18:56
『撮影旅行&画像の整理お疲れ様~』と先生の画像一枚に敬礼致しました  お国柄が伝わってくる沢山の画像を拝見し ニッコリ びっくりでした。 見たこともない果物や花など 興味深かったでーす   
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南国には… (紅露)
2011-06-28 13:12:06
見たことのない果物や花々があって、とても興味がそそられました。
火炎樹と言う樹木の赤い花、はじめてみましたが、まさに火を噴いているような感じがしました。ガイド氏によれば、沖縄にもありますとの事でしたが、始めて見たような気がします。
蒸し暑さには閉口しましたが、機会があればもう一度行ってみたいものです。
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