紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

雨竜沼湿原に登る…2

2009-07-27 12:40:10 | 旅行
湿原の中の木道を回りながら、朝露の付いた花々をマクロレンズで切り取りました。水滴それぞれに表情があって、とても楽しくなります。僅かな間でしたが、登ってきた時の苦労を忘れることが出来ました。標題の画像の花(苔?)の名前は分かりませんが、一杯に朝露を含んだ姿は、喜びにも見えました。

おや、アヤメに大きな蜂がしがみ付いております。背中に大きな滴を背負っております。気温が低いせいでしょうかカメラを近づけても動きません。これ幸いとばかりに、角度を変えて十数カット撮ってしまいました。



殆どが枯れかかっていたアヤメですがとても綺麗なアヤメを見つけました。そのすぐ近くには大きなトンボが草にしがみ付いております。どうやら、ヤゴから脱皮したばかりのようです。

オニヤンマのようですが、からだが全体に灰色で、羽も羽化したばかりのためか透明で柔らかそうな感じです。飛びたてるまでに、まだ数時間は必要なのでしょう。そっと見守りました。頑張れ、オニヤンマ!

   

更に木道を進むと、今度はアゲハチョウが交尾をしている処に出会いました。綺麗な羽を広げ重なり合っております。ちょいと失礼して、数カット撮らせていただきますよ。と言っている間に、邪魔者に嫌気がさしたのか離れて飛んで行ってしまいました。



最後の沼を後にして、更に500mほど先の湿原展望台へと再度登る事にしました。急な坂道もありますが、今までに比べれば、何のことはありません。15分ほどで着きました。残念ながら、展望台施設は壊れかけて補修がされないままでした。

この展望台横から撮影したのが、下の画像です。中央右に見える細いラインは木道です。そして、中央上部の切れ込んだところが湿原入り口になります。



湿原入り口近くのテラスに戻り、南暑寒岳に登ってきたY氏と合流し昼食としました。さすがベテラン登山家のY氏、ザックの中から携帯コンロを取り出すや、味噌汁を作ってくれました。最後には、コーヒーまでご馳走になりました。湿原で飲む味噌汁もコーヒーもその美味しかった事は、良い思い出になることでしょう。

登山未熟な私を先導してくれたYさん、写友のSさん、この場を借りて御礼申し上げます。でも、二度と登る気にはなりませんね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨竜沼湿原に登る…1 | トップ | アジサイが満開に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事