紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

賀老の滝を撮りに

2011-06-17 06:00:00 | 日記
天候が悪くて延期になっていた、賀老の滝の撮影に行ってきました。賀老の滝は後志管内の一番南端の島牧村にあります。幅35m、落差70mのこの滝は「日本滝名選100」に入っております。賀老の滝は別名竜神の滝、飛龍の滝と呼ばれています。かつて松前藩がここで取れた砂金や財宝を隠し、それを龍が守ったという言い伝えがあるからです。

当日朝5時半にスタートし9時頃の到着を予定しています。その前後に滝に虹がかかると聞いていたからです。小樽からは、国道5号線を西に、そして南下し、共和町の国富で岩内方面に出ます。後はひたすら海岸線を南下します。寿都を過ぎた途中の漁港でカモメが群集しているのが目に止まりました。


(車から降りるとカモメは一斉に飛立ち、再び降りてきます)


(ホタテ漁の漁船が水揚げ作業中だったのです カモメはその様子を伺っていたのです)


(漁船から下ろされた浮きには、オレンジ色の虫がうじゃうじゃ よく見るとオキアミというプランクトンでした)

撮影もそこそこに、賀老の滝に急ぎます。幸いなことに島牧に着くと青空が広がって、太陽がさんさんと降り注ぎます。千走川に沿って14kmほど走ると賀老高原に到着です。ここから先は車両止めで、滝の入り口まで徒歩10分ほど歩きます。


(ぶななどの広葉樹の新緑が芽に痛いほど鮮やか)


(ここからは高低差100mほど下にある展望台まで700mの歩きです)

この700mが実は曲者なんです。かなりの急勾配で、ウッドチップを敷いた遊歩道とはいえ、急ターンが多く、道幅が狭く、無理やり山肌に取りり付けたような舗道なんです。つい前のめりになって脇に転落しそうな錯覚におちいります。おまけに片手に重い三脚を抱えて…


(展望台まで残り30m付近で虹が見えました でも肝心の滝が…)


(展望台から滝を見ると、虹が殆ど見えない 太陽との角度の関係でしょうか)


(ND400フィルターでSS6秒)


(河原に咲いていた赤い花を入れて…)


(ふと周囲を見ると光と影が美しい模様を)

再び虹がくっきり見えたところに戻ると、なんと虹はすでに消えておりました。やむなく遊歩道入り口まで退き返しです。標識には帰り30分とありましたが、とてもとても30分では戻れません。心臓破りの急坂を休み休み、小1時間かけて戻りました。

一旦寿都に戻り、今日の次の目的である「黒松内の北限のぶな林」に向かうことにします。弁慶岬の5kmほど手前から黒松内方面に向かいます。途中風力発電等撮影しながらのんびりと進みます。



(この辺は風力発電が多い)


(風雪よけシェルターの上には、初夏の雲が…)


(シェルターを覗くと美しいパターンが、車のテールランプでもあれば… なかなか来ない、来てもライトはオフのまま…)

次回は黒松内の北限のぶな林や羊蹄山麓の田園風景等をアップします。
なお、13~17日はハノイ撮影旅行中ですので、コメントのご返事が出来ませんので、ご了解ください。




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4 コメント

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ND400が・・ (嵯 峨)
2011-06-17 20:20:07
賀老の滝にND400の流れがいいですね、俺は持って行かなくて残念です、紅露さん、ベトナム旅行お帰りなさい、先程小樽写真販売のツイ-トでみました、お疲れ様です。
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疲れました… (紅露)
2011-06-17 20:29:12
ベトナムは亜熱帯地方であり、日中36-38度、湿度70%もあります。動いただけで汗が噴出します。今は雨季に入っていて夕方が物凄いスコール、初めての経験ばかりで…近日中にブログで紹介します。
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ND400 SS6秒… (yotuti)
2011-06-18 07:54:34
参考になります 
風力発電の羽も良い具合に
ブレ回っています…
このたびはお疲れ様でした。
返信する
動いているものを… (紅露)
2011-06-18 09:35:45
動いているように撮ることが表現の一つの方法かと思います。絞りとSSの関係次第で動きが表せます。
ぴたっと止めるのも方法ですが、私はこういうものを見ると、どうしても動きを表現したくなります。
返信する

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