紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

花火を撮る…2

2009-07-08 09:00:02 | 写真
今回は、フィルターを使ったり、ピントを外した撮り方を説明したいと思います。上の画像は、青色のフィルターを使って撮ったものです。フィルターは、ケンコーから発売されている、色の三原色・SPカラーセット(青、緑、赤)の内青を使っております。打ち上げの閃光から、開花まですべてが青色に染まりました。

一般的には、見られない画像となりました。下の画像は二枚とも、我が家の屋上から、洋菓子店ルタオの塔の横に上がる花火(小樽潮祭り会場で打ち上げられる)を撮影したものでしす。

左の画像は、青色のフィルターを使用していますが、シャッターを閉じる寸前にフィルターを外しました。外すことによって、ルタオの塔や路上の光景が元の色彩に戻るからです。ただこの場合、外した途端に、次の花火が打ち上げられて、塔の横に写りこんでしまいました。

   

右の画像は、今度は赤色のフィルターを使って撮りました。花火が赤く写り込みました。やはり同じように、シャッターを閉じる寸前にフィルターを外しましたが、次の花火が打ち上げられ、白い、小円となって写りこんでしまいました。かえって、面白い画像になったかなと思っております。

次の花火はもう少し手が込んでいます。打ち上げられた花火を最初赤色のフィルターで移しこみます、次いですばやく青色フィルターに切り替えます。具体的には、人差し指と中指の間に赤いフィルターを挟み、中指と薬指の間に青いフィルターを挟むのです。フィルターをすばやく移動させればいいわけです。

   

次はフィルターを使わずに、カメラを移動させるものです。移動のさせ方は色々ありますので、試してみるといいと思います。上右の画像は、縦にほんの少し降ったものです。(実際は横に振った横画像を縦位置に補正)

最後は、ピントの調整による撮り方です。予め、ピントをアウトオブフォーカスにしておいて、花火が開いたらピント合わせる方法です。このようにして撮影した画像が下のものです。花火がまるで、花のようになりました。夜空に咲く華とよく呼ばれます。



この場合のポイントは、合焦後すぐシャッターを閉じることです。少しでも遅れると、花びらの先に糸くずが着いたようになって、見苦しくなります。またワイド系のレンズでは花びらの根元が細くて、貧弱に見えますの。出来る限り、望遠系のレンズがいいと思います。

        
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