9月の3連休最後の23日(祭日)は、旭岳で撮影です。前日の富良野・美瑛での撮影がうまく行ったせいもあって、早朝夜明け前の午前4時半ホテルを出発に誰も文句を言いません。旭岳山麓駅での混雑が予想されるために、午前6時の始発のロープウェーに乗るためです。うかうかすると、駐車場さえ満杯になりかねないのです。富良野市内から約1時間余をかけて山麓駅に到着すると、駐車場はほぼ満杯、かろうじて数台の空きスペースを見つけて、車を滑り込ませます。
撮影準備を終えて、往復2800円のチケットを購入して、搭乗の順番待ちをします。幸い先頭から30-40番目、始発のロープウェーに乗れます。なぜそんなに急ぐのかって?朝日が出てしまうと、せっかく高山植物に付着した朝露が蒸発してしまうからです。昨夜は結構冷え込んだので、霜が降りている可能性もあります。霜がかかった高山植物が撮影できる絶好のチャンスなのです。
ロープウェーの姿見駅に着くと、案の定霜が降りていて、遊歩道は真っ白です。
ロープウェー駅の前にある小さな池でも薄氷が張っています。
遊歩道の反対側の池には電波塔とお月さんがゆらゆらと…
旭岳ロープウェーの案内図には、第1展望台、第2展望台と書かれているように左回りを勧めています。この順路ですと、夫婦池と第4展望台の間にある、急な崖を登ることになります。反対周りであれば、急な崖は下りになります。当然我々は右回りのコースを取ります。
案内図では左回りに矢印が付いていますが…
早速このように、霜をかぶった高山植物に出会います。朝日が旭岳の稜線から上がったばかりで、一面霜がかかった幻想的な光景が広がっています。
この時期よく見かける赤い実ですが…名前忘れてしまいました。
綿毛になったチングルマがあちこちに霜をかぶって…どこを見渡してもチングルマの群生。
夏には、この綿毛からは想像できないような白い可憐な花が咲くんですね。
ナナカマドの赤い実が、朝日を受けて輝いていました。
朝日が会ったって、高山植物の霜が溶け出してきました。
日陰では、まだまだ霜柱が踏ん張っています。
日陰の霜柱+高山植物を探して歩く写友たち。午前6時50分、右手から上がった朝日が噴気孔から舞い上がった蒸気を照らす。
さらに進むと、左手は、第2展望台、夫婦池へと進みます。我々は右手、姿見の池の展望台へと進みます。
この交差点付近は割と平坦なガレバとなっていて、岩の隙間から綿毛のチングルマや、半分枯れかかったエゾリンドウが顔を出しています。
姿見の池のある展望台に着きました。すっかり太陽は中天付近に来ており、霜は消えてしまったようです。
手前の人たちは、姿見の池の周りを半周ほどして、これから尾根伝いに旭岳の山頂を目指します。画面奥の路は噴気孔へと続く道です。
時間は午前8時ちょうど。我々はこの展望台で、早朝ホテル近くのコンビニで購入した朝食を取ります。
ロープウェーの姿見駅から中央に見える登山道を通ってきました。この間約2時間ほど撮影しながら、のろのろ上がってきましたので、疲れは全くありません。日も高くなってしまいましたので、撮影にはいまひとつ物足りません。今日の撮影はここまでで、ほぼ8割方終了でしょうか。あとは右手の登山道を通って姿見の駅に戻るだけです。と思っていたら、そうです、連休最後の行楽日。次々と若い山ガールが登ってきます。
彼女たち登山部に入っていて、これから山頂を目指し、帰ったら飲食店でバイトだそうです。旭川市内の焼き肉の〇〇にいますので、帰りに寄ってください、と誘われましたが…我々もまっすぐ帰るので…。彼女たちのザックがとてもカラフルでした。
こちらの山ガールたちも、カラフルな装備をしていました。フォートピアのジジイどもは若い娘を見るとすぐ声をかけたがる…まぁ、人畜無害なれば、若い娘も警戒心を持たないからね。
さて、姿見池の展望台をあとにしましたが、ほぼ撮り終えたと言う満足感もあって、誰も噴気孔に行こうとは言いません。もちろん4月の残雪の旭岳撮影旅行時に、いやとと言うほど噴気孔付近を撮影しているからかもしれません。
第4展望台近くで、姿見の展望台方向を見ると…午前9時少し前、続々と登ってきます。
今度は出発地点の姿見駅の方を見ると、中央にハイマツの群落があるが、紅葉も今一つ色がさえない感じがします。
さらに進んで第4展望台が近くなって、異様な一団が近づいて来るのを見かけました。スーツとネクタイを着用し、正装した男性とした、およそ山登りとは無関係な男性と…あれれ、後ろに白いロングドレスと言うかウエディングドレスを着て、ブーツをはいた女性がいます。さらに彼と彼女の周囲に数名のカメラマンとアシスタントがおります。てっきりコマーシャルの撮影かと思い、すれ違いざまに声をかけてみました。写真撮影ですかと問うと、ハイそうですと、にこやかにカメラマンが言います。う~ん、付いて行きたいような…駅舎に戻りたいような…
第4展望台を出てすぐ急な下りのガレバになります。その前にワンカット。右鏡池と左すり鉢池、両方合わせて夫婦池と呼びます。
最終第1地展望台から姿見駅を見ると、午前9時45分、続々ロープウェーから降りてきます。
これから第4展望台を経由して姿見の池方面に向かう人、ロープウェー駅舎に戻る人たちが行き交います。ここから駅舎までは、あと10分ほどです。
駅舎のテラスに着いて、カメラ等を片付け始めていると、あれれ、先ほどすれ違った新郎新婦らしき人たち+カメラマン一行がやってきました。なんと、ここで撮影開始らしいのです。カメラマンに横から撮影していいかと尋ねると、ぎこちない日本語で大いに結構ですというではないか。詳しく聞くと、彼らは台湾からやってきて、新郎新婦の結婚披露宴で、旭岳をバックにした写真をプロジェクターで披露するらしいのです。周囲の人達が新郎新婦を撮影したり、拍手をしてくれれば、披露宴が大いに盛り上がるのだという。早速われらフォートピアのメンバーもパシャパシャシャッターを切ります。
ここは、朝方薄氷の張っていた池です。真っ白いドレスの内側はブーツ姿ですと言うのは内緒です。
姿見駅の看板の下で、新郎新婦がキッス。それをわれわれや近くにいたカメラマンが激写。さらにその光景を台湾カメラマンが激写。
最後は、台湾カメラマンのチンさんと名刺交換し、新郎新婦の横に全員並んで記念撮影。後日メールで写真を添付送信してくれるとのこと。台湾や韓国では、結婚披露宴の席で、有名景勝地で撮影した画像を披露するんですね。我々フォートピアのメンバーも、北海道観光に一役買ったのかな?とても気分爽快な一日でした。
撮影準備を終えて、往復2800円のチケットを購入して、搭乗の順番待ちをします。幸い先頭から30-40番目、始発のロープウェーに乗れます。なぜそんなに急ぐのかって?朝日が出てしまうと、せっかく高山植物に付着した朝露が蒸発してしまうからです。昨夜は結構冷え込んだので、霜が降りている可能性もあります。霜がかかった高山植物が撮影できる絶好のチャンスなのです。
ロープウェーの姿見駅に着くと、案の定霜が降りていて、遊歩道は真っ白です。
ロープウェー駅の前にある小さな池でも薄氷が張っています。
遊歩道の反対側の池には電波塔とお月さんがゆらゆらと…
旭岳ロープウェーの案内図には、第1展望台、第2展望台と書かれているように左回りを勧めています。この順路ですと、夫婦池と第4展望台の間にある、急な崖を登ることになります。反対周りであれば、急な崖は下りになります。当然我々は右回りのコースを取ります。
案内図では左回りに矢印が付いていますが…
早速このように、霜をかぶった高山植物に出会います。朝日が旭岳の稜線から上がったばかりで、一面霜がかかった幻想的な光景が広がっています。
この時期よく見かける赤い実ですが…名前忘れてしまいました。
綿毛になったチングルマがあちこちに霜をかぶって…どこを見渡してもチングルマの群生。
夏には、この綿毛からは想像できないような白い可憐な花が咲くんですね。
ナナカマドの赤い実が、朝日を受けて輝いていました。
朝日が会ったって、高山植物の霜が溶け出してきました。
日陰では、まだまだ霜柱が踏ん張っています。
日陰の霜柱+高山植物を探して歩く写友たち。午前6時50分、右手から上がった朝日が噴気孔から舞い上がった蒸気を照らす。
さらに進むと、左手は、第2展望台、夫婦池へと進みます。我々は右手、姿見の池の展望台へと進みます。
この交差点付近は割と平坦なガレバとなっていて、岩の隙間から綿毛のチングルマや、半分枯れかかったエゾリンドウが顔を出しています。
姿見の池のある展望台に着きました。すっかり太陽は中天付近に来ており、霜は消えてしまったようです。
手前の人たちは、姿見の池の周りを半周ほどして、これから尾根伝いに旭岳の山頂を目指します。画面奥の路は噴気孔へと続く道です。
時間は午前8時ちょうど。我々はこの展望台で、早朝ホテル近くのコンビニで購入した朝食を取ります。
ロープウェーの姿見駅から中央に見える登山道を通ってきました。この間約2時間ほど撮影しながら、のろのろ上がってきましたので、疲れは全くありません。日も高くなってしまいましたので、撮影にはいまひとつ物足りません。今日の撮影はここまでで、ほぼ8割方終了でしょうか。あとは右手の登山道を通って姿見の駅に戻るだけです。と思っていたら、そうです、連休最後の行楽日。次々と若い山ガールが登ってきます。
彼女たち登山部に入っていて、これから山頂を目指し、帰ったら飲食店でバイトだそうです。旭川市内の焼き肉の〇〇にいますので、帰りに寄ってください、と誘われましたが…我々もまっすぐ帰るので…。彼女たちのザックがとてもカラフルでした。
こちらの山ガールたちも、カラフルな装備をしていました。フォートピアのジジイどもは若い娘を見るとすぐ声をかけたがる…まぁ、人畜無害なれば、若い娘も警戒心を持たないからね。
さて、姿見池の展望台をあとにしましたが、ほぼ撮り終えたと言う満足感もあって、誰も噴気孔に行こうとは言いません。もちろん4月の残雪の旭岳撮影旅行時に、いやとと言うほど噴気孔付近を撮影しているからかもしれません。
第4展望台近くで、姿見の展望台方向を見ると…午前9時少し前、続々と登ってきます。
今度は出発地点の姿見駅の方を見ると、中央にハイマツの群落があるが、紅葉も今一つ色がさえない感じがします。
さらに進んで第4展望台が近くなって、異様な一団が近づいて来るのを見かけました。スーツとネクタイを着用し、正装した男性とした、およそ山登りとは無関係な男性と…あれれ、後ろに白いロングドレスと言うかウエディングドレスを着て、ブーツをはいた女性がいます。さらに彼と彼女の周囲に数名のカメラマンとアシスタントがおります。てっきりコマーシャルの撮影かと思い、すれ違いざまに声をかけてみました。写真撮影ですかと問うと、ハイそうですと、にこやかにカメラマンが言います。う~ん、付いて行きたいような…駅舎に戻りたいような…
第4展望台を出てすぐ急な下りのガレバになります。その前にワンカット。右鏡池と左すり鉢池、両方合わせて夫婦池と呼びます。
最終第1地展望台から姿見駅を見ると、午前9時45分、続々ロープウェーから降りてきます。
これから第4展望台を経由して姿見の池方面に向かう人、ロープウェー駅舎に戻る人たちが行き交います。ここから駅舎までは、あと10分ほどです。
駅舎のテラスに着いて、カメラ等を片付け始めていると、あれれ、先ほどすれ違った新郎新婦らしき人たち+カメラマン一行がやってきました。なんと、ここで撮影開始らしいのです。カメラマンに横から撮影していいかと尋ねると、ぎこちない日本語で大いに結構ですというではないか。詳しく聞くと、彼らは台湾からやってきて、新郎新婦の結婚披露宴で、旭岳をバックにした写真をプロジェクターで披露するらしいのです。周囲の人達が新郎新婦を撮影したり、拍手をしてくれれば、披露宴が大いに盛り上がるのだという。早速われらフォートピアのメンバーもパシャパシャシャッターを切ります。
ここは、朝方薄氷の張っていた池です。真っ白いドレスの内側はブーツ姿ですと言うのは内緒です。
姿見駅の看板の下で、新郎新婦がキッス。それをわれわれや近くにいたカメラマンが激写。さらにその光景を台湾カメラマンが激写。
最後は、台湾カメラマンのチンさんと名刺交換し、新郎新婦の横に全員並んで記念撮影。後日メールで写真を添付送信してくれるとのこと。台湾や韓国では、結婚披露宴の席で、有名景勝地で撮影した画像を披露するんですね。我々フォートピアのメンバーも、北海道観光に一役買ったのかな?とても気分爽快な一日でした。
だから写真はやめられないですね。皆さん、コメントありがとうございます。コメのダブリは消しました。
中身の濃い最高のブログで旭岳の全てが凝縮されている感じがします。