依然コロナ騒動は続いていますが、こうも騒動が続くと緊張感が薄れるのか、はたまた自粛生活に嫌気がさすのか、小樽観光街の堺町通りも運河周辺も、結構人通りが戻ってきました。とはいえアジア系外国人の入国が少ない分、ピーク時に比べれば、2~3割は少くないでしょうか…。
今回は8月15日(土)に、色内町の二段公園と、旧手宮線散策路を、そして8月24(月)に、勝内川に隣接する臨海公園をふらふら歩いてみました。
☆色内町の二段公園は、子供用の遊具が数組あるだけの小さな公園です(別名よいこの広場)。公園自体とるに足らないかもしれませんが、周辺に著名な店が多いんです。また5月初旬には、園内外の桜が夜間ライトアップされます。
ブランコが二つと手前にシーソーが、奥に鉄棒がある。画面右の雲梯は壊れかけているのか、黄色いテープがはりめぐらされ、使用できないようにしてある。
斜面に作られた、小公園で、真ん中で段差になっている。二段公園という呼び名も、ここからきていると思われる。
洋食店「マンジャーレ」と桜の木、市内でも有名店ですが、グルメでない私は、入ったことがありませんので…。
JAZZ喫茶「フリーランス」、石造り倉庫を改造した建物で、ライブ演奏を行ったり、ギャラ―として写真展もよく開催される。
最近店名がISOに変更になりましたが、それまでは数代にわたって「海猫屋」として営業しておりました。昭和30年代終わりころ、私が大学生のころは、海猫屋はアングラ劇場ともよばれていました。その後、村松友視の小説「海猫屋の客たち」でも有名になり、人力車観光の撮影スポットにもなりました。
公園と道路1本挟んだ向かい側に立つ、旅館か料亭風の木造建築物が目を惹きます。左側道路に面した部分は明治37建築の石造りの倉庫で、川又商店と言う文房具店です。昭和に入って、後ろ部分に木造の自宅を建て増ししたと聞きました。
上の川又商店からさらに数店海側の小樽縦貫線沿いに立つ老舗店舗「飴屋六兵衛」の工場・店舗。ここの雪たん飴が大好きなんだな~。
☆旧手宮線遊歩道は公園ではありませんが、観光客が必ず写真を撮る撮影スポットでもあります。すでに旧手宮線についてはこのブログで何度も触れていますので、省略します。なお、以前この散策路を通った時の記事で、粋な喫茶店「北ぢぞう」の話をしましたが、今回立ち寄ったところ、残念ながらお盆休みの張り紙。次回、持ち越しです。
旧手宮線散策路は、上記図の通り、やや斜めに、中央通りを横切り、左の日銀通りから、寿司屋通り(図にはありません)までつながっています。
さて、二段公園に隣接する、旧手宮線散策路に出ると、何組ものカップルに出会いましたが、皆さんこのようにして線路を歩きます。バランスとるのが結構難しいみたいです。
小樽駅前通りに出て、日銀通り方向を見ると、次々と何組ものグループが、スマホやカメラで写真を撮っています。
線路をバランスとりながら歩いてパチリ。
☆勝内臨界公園は、勝内川河口にあって、右手は、フェリーターミナルの広い駐車場になってて、時折大型トレーラーが何台も駐車していることがあります。観光街のメルヘン広場から徒歩5-6分ですが、付近に何の施設も店舗の無いしので、観光客は滅多に来ません。
目の前にあるのは海とフェリーだけ。
施設が一つありました。かつて、岸壁が整備されていないころ、大型船舶を係留するための、ブイです。
沖合に大型船(12000トンまで)を係留するアンカーと呼ばれる装置です。かなり画面が薄れていますが、係留する様子が描かれています。
勝内川の河口は、釣り場らしく、この日も、対面の中央ふ頭と合わせ数人が釣り糸を垂れていました。ふと上を見ると、何の樹木かわかりませんが、葉がかなり虫食い状態。
これはこれで、絵になってます。
一方、アカシアの木は、まだ緑一色です。
公園の端を通る小樽縦貫線を超えて(10mほどのトンネル)、勝内川のふちに出ると、ハマナスの実が真赤です。
(注)北海道の菓子メーカーで有名な六花亭の包装紙に、ハマナスの花が描かれています。ただふり仮名が「ハマナシ」となっていて…以下詳しくは当ブログ2015.8.1付け「初夏の道東を訪ねて(1)…」を参照のこと。
おや、青の洞窟クルージングの、出発点が、ここにもありました。最近できたようです。なお青の洞窟クルージングについては、当ブログ2016.9.12付「小樽の秘境・青の洞窟…」を参照してください。