紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

札幌初夏の風物詩YOSAKOIソーラン祭り~その1

2014-06-16 06:00:00 | 祭り・イベント

6月4日(水曜)から8日(日曜)の5日間、第23回YOSAKOIソーラン祭りが行われました。札幌市中央区大通西8丁目をメインステージに、大通南北パレード会場など、市内の21会場、国内外の約270チーム、27千余人の踊り手が参加しました。そしてYOSAKOIソーラン大賞には「夢想漣えさし」(宗谷管内枝幸町)が、準大賞には「北海道大学“縁”」(札幌市北区)と「粋~IKI~北海学園大学」(札幌市豊平区)が選ばれました。大賞となった「夢想漣えさし」は、数年前にも大賞を取っています。また準大賞の「北海道大学“縁”」は2年連続で準大賞となりました。同じく「粋~IKI~北海学園大学」は前回大賞を取っています。

7日(土曜)と8日(日曜)の両日撮影に行きたかったのですが、あいにく7日は小樽港に初めて入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内見学会があり、8日のみ撮影に行ってきました。前日までの晴から一転して朝から雨模様。会場に11時頃到着し、大通西9丁目、10丁目のフリー観覧エリアから、南北両パレードを撮影しました。小雨が降り続く中の撮影、踊り子も濡れ、カメラも濡れましたが、雨の雰囲気も写し込めました。なお、パレードの先頭を走る地方車についても数年前から「地方車賞」が設定されましたので、極力地方車も取り込んで、撮影してみました。


(1) 夢想漣えさし

過去に、2010年、2011年と2年連続YOSAKOIソーラン大賞を、2012年には準大賞を受賞している人気も実力もあるチームです。北海道の北部オホーツク海側にある、人口9100余人ほどの漁業の町の町民を中心に、道内外の地縁血縁者との混成チームです。にもかかわらず、ぴったり息のあった演舞は見応えがありました。


会場に到着後すぐに「夢想漣えさし」チームに出会いました。


法被の丈が短いので太ももあらわに…魅せてくれます。


躍動感のある踊りです。


衣裳もカラフル、躍動感もあって、大賞も納得ですね。


(2) テスク&祭人(まつりんちゅ)

北海道大学の学生を中心としたチームです。今回優秀賞と地方車賞を得ました。


地方車もユニーク。


全員大学生なので、はつらつとしています。


チームの衣装もパートごとに分かれています。


踊り終えて、髪もずぶ濡れ。


ああ終わったという充実感と安堵感がうかがえます。


(3) 平岸天神

YOSAKOIソーラン創成期には、大賞を何連覇も果たし、その後も再三大賞を取っているまさにレジェンド・平岸天神チームです。今年は優秀賞どまりでしたが…なお地方車賞にも輝いています。


YOSAKOIソーランを代表するチームの登場に、観客の拍手が一段と大きくなります。


踊り子の衣装(腹掛けとズボン)も去年と変わったようです。


半纏の下のウエアが黄色となっていますね。


大漁旗がふられて華やかに…


(4) 記念写真タイム

踊り終わったチームから広場で公式記念撮影が行われています。撮影エリアには青いネットが張られ、立ち入り禁止と撮影禁止の立札があちこちに置かれていました。マイクで盛んに「写真一枚が〇千円、希望者は…」とくどいほど踊り子に説明しています。マイクの声を聴き、何事かと近づき、ついでに写真を撮りたくなります。近くによって、携帯カメラで撮影しようとしていた老人が、若いスタッフにダメダメと追い立てられていました。ならばと遠く離れて望遠で、カラフルな頭を切り取ってみました。


女の子よりも男の子のほうがカラフル、鳥の世界に似ている。


青いネットが見えます。


同じ衣装だと、後ろ姿も壮観です。


(5) 粋~IKI~北海学園大学

チーム結成18年目になり「粋と和」の調和をコンセプトにしています。今回準大賞を取っていますが、2013年には見事大賞を、2011年にも準大賞を取っていて上位常連のチームです。


地方車もユニークかなと思いましたが…賞には入っていませんでした。


地方車の上にはこんな美人踊り子が…


演舞スターの一瞬緊張する瞬間。


衣裳もカラフル、若々しさと躍動感が…見事でした。


あくまでも女子学生の健康美を前面に押し出しているように見えました。


最後の締めもぴったり息があっています。


(6) 小雨降る中を踊り終えて…

朝から降り続く雨にぬれながら、どのチームも飛んで跳ねて元気いっぱいの演舞を見せてくれています。そんな中演武の合間に見かけた表情や動作などを取り上げました。


10時半頃、札幌駅南口から、北海道庁会場に向かうチーム。全員レインコートを着ていますが、この時間は傘が必要なほどの降り方でした。


踊り終えたチームが次の集合地点に向かうのか。カメラに向けてVサイン。よく見ると雨脚が映り込んでいます。


かぶった手ぬぐいも、濡れて…


あらら一人で衣裳運び、ご苦労さんです。


どうせ濡れるなら上半身裸で…足早にかけていきました。


チーム名は忘れましたが、タンクトップが気になります、寒くないのかって。


圧倒されました、いえ、踊りにですよ!


次回、その2では上位入賞には至りませんでしたが、注目のチーム及び大通公園内のスナップを取り上げます。



コメント (6)
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