紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

SLクラブツーリズム号

2012-11-25 06:00:00 | 写真
11月も第2週に入って、北海道新聞の地方版に今年最後のSLが走りますとありました。SLニセコ号は、11月3日(土曜)、4日(日曜)が今季最後の運転でした。ところが新聞によると、10日(土曜)と11日(日曜)の両日再度SLが運転されるとのことです。臨時団体列車で、近畿ツーリスト主催の、クラブツーリズム号が札幌~小樽間を走行するとのこと。札幌を午前9時に出発し、45分後に小樽駅に到着します。しかも先頭が蒸気機関車だというのです。

SLニセコ号は、札幌~小樽間は、先頭がオレンジ色のジーゼル車で、蒸気機関車は2両目です。石狩湾をバックに先頭を走るSLが撮れるまたとない機会だと新聞も報じています。さてどこで撮影しようか、あれこれ思案しましたが、天候が悪く、加えて日にちも迫っているために下見に出ることが出来ません。結局は小樽駅のホームで撮影することにしました。

11月10日(土曜)9時過ぎの電車で、自宅近くの南小樽駅から小樽駅に向かいます。駅員に確認すると、ニセコ号と同様に4番ホーム(別名裕次郎ホーム)に到着するとのこと。早速4番ホームの先頭で待ちます。列車到着の9時45分の10分ほど前から待ちますが、いつもであれば結構な数のSLマニアが来るのですが、今日は誰も見えません。定刻の45分を過ぎても列車の来る様子がありません。そのうち札幌から、9時発の電車で来たというマニアの方が、発車時にはSLは待機中でしたとのこと。どうやら新聞情報は正確ではなかったようでした。その間数カットを試し撮りしてみました。


(このホームが裕次郎ホーム 4の文字がヨットになっています また全部の駅ホームに小樽の象徴ともいえるランプが飾られています)


(SLが入る予定の線路を保線担当の方が点検中)

やがて10時を過ぎたころに遠くでSLの汽笛音が響きました。蒸気機関車が、近づくに従い蒸気を吐く音も聞こえてきます。黒い煙を吐きながら、富岡陸橋の下をくぐって顔を見せました。


(手前のランプに焦点を当てて、ゆる鉄風にしてみました)


(C11の蒸気機関車が4番線に入ってきます)


(最後尾がジーゼル機関車です)

ホームから、通過する列車を見ていると、どうもSLニセコ号をそっくりそのままクラブツーリズム号に衣替えしたようです。機関車もC11と、ニセコ号と同系であり、ボディの行先案内板は「クラブツーリズム号」と取り換えられていますが、客車の上部の窓枠には「SLニセコ号」の表示のままでした。ともあれ到着後、前方の機関車のほうに行ってみます。客車から下車するお客は、クラブツーリズムの係員のもとに集合し、記念写真を撮影するようです。


(「は~い、1号車のお客さん、集合してください 前方で記念写真を撮ります」と係員が叫んでいます)


(SLを入れて撮影 その間団体客以外はSLから遠ざけられました)


(ふと見ると、向かいの3番ホームにもカメラを構える人だかりができている)


(3番ホームに札幌行きの快速電車が入線)


(10分ほど停車後、SLはからの客車を引いて進みます 待避線に入るためです)


(先ほどの小学生が盛んに写真を撮っています 話を聞くとSLマニアということです)


(ポイント切り替え地点まで進みます)


(ポイント切り替え後、4番線と3番線の間にバックで入ってきます)


(客車からSLが切り離されて先ほどのポイント切り替え地点に向かいます)


(どうやら、午後2時45分発で、札幌に戻るための機関車入れ替え作業のようです)

駅員に確認すると、クラブツーリズム号は、団体臨時列車として、午後2時45分に札幌に帰るとのこと。そのための切り替え作業らしく、帰りはSLが先頭になってバックで走行するということでした。天気が良ければ、東小樽あたりで海岸線を背景にバック走行するSLの撮影もいいかもしれません。ただ天気が下り坂でしたので午後の撮影はしませんでした。11日(日曜)も同じ工程を走行します。天気予報は晴れマークが出ているのですが、残念ながらこの日は、写友と積丹方面に早朝から撮影予定があります。
コメント (4)
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