ぱそらぼ (ぱぁと1)

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情報過社会

2006年08月04日 | 雑談
監禁されて重傷を負った女性が保護されました。犯人は同種の事件を過去に数回引き起こしているということですから、「なぜ?」の思いは皆共通でしょう。民事不介入といっても、凍死にいたったケースなど立派な犯罪です。

被害に遭われた女性の胸中を考えると、不用意な発言は慎まなくてはいけないと思いますが、こちらも「なぜ?」が残ります。なぜそんなところに行ったの? お見合いパーティーで知り合ったといったニュースも流れていました。

世の中は情報が氾濫する時代になりました。この情報過社会の中では、情報をどのように収集するかとか、情報をどのように利用するかとかいったことが大切になってきますが、何より大切なのは情報の真偽を見極める力であるかと思います。

家電売り場でパソコンのことを尋ねたら違うことを言われたと、時折受講者の方から伺うことがあります。電気屋さんのパソコン売り場にいる店員さんだから、プロだから、とこちらは思っていますが、実際は決してパソコンのことに詳しい方ばかりではなかったりします。『年齢・性別からしてパソコンのことに詳しそう』にはとても見えない私にも経験があります。「○○はありませんか?」と尋ねていると「あぁ、それは今はもう使いません」のような返答が返ってきたりします。「ない」なら「ない」と言えば良いのに、別商品を売ろうとして「もう使わない」といった誘導をし始めるわけです。「そうですか」と売り場を離れます。

自分が向き合っている情報が「正しい」のか「間違っている」のか、瞬時に自分で見極める力が要求されていると思います。豊富な知識があれば切り抜けられることもありますが、知らないからこそ聞いている、知らないからこそ調べているときに、出くわす情報をすべて鵜呑みにすると飛んでもないことになりかねません。知識なら「正しい」か「間違っているか」ですが、相手が人間なら「この人は信じられる」か「信じられない」かの見極めなのかもしれません。何を言ったとかの言葉尻ではなく、その人の「人間」そのものを「感じる」力を磨いておきたいと思います。


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