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令和

2019年04月01日 | 雑談
新元号が「令和」と発表されました。「ラ」行というのは、何となく斬新な感じがします。違和感はあるものの、概ね「美しい」と好評のようです。命名というのは、なかなか難しい作業であるのは、多くの方がわが子で経験するとおり。何とか良い名前を…と四苦八苦するものの、なかなか決め手に欠けて思いばかりが空回りしてしまいます。仕方が無いので(←失礼な言い方ですね)、最後は画数などに頼って英断する…という感じでしょうか。度の過ぎたキラキラネームを付ける親御さんも、世界一の名前をわが子に贈りたいという意味では、共通の思いなのかも知れません。ただ、決めてしまえば、いつか馴染んでしまうもので、長じてはそれ以外あり得ないと思うくらい名前はしっくりと身体に添っていきます。名前と同列に並べるのは、失礼かも知れません。「令和」も使っているうちに、当たり前の感触に馴染んでいくことと思います。

新元号の考案は、学識の深い学者の方々に委嘱し、案を練っておられたようですし、最終的には今日の午前中の「元号に関する懇談会」の席で決められたと聞き及びます。IPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥教授なども名を連ねておられたようです。多方面から論議が尽くされて、決まった…と思うものの、私には一つだけ違和感があります。

小学校で「令」の漢字を習うのは、4年生のようです。学年別配当表のようなものには「令」と書いてあります。ただ、小学校で習う漢字は「令」の下の部分を「マ」と書いているのではないでしょうか。(現役世代ではありませんので、いささか怪しい…)。それに伴う小さな混乱はあちこちで起こっているようなので、元号に定めるのには、どうなんだろうという違和感です。「鈴木」さんが役所で「正しい文字を書くように」と言われ、下が「マ」と書いた書類を突き返されたとか、学校のテストで「令」と書いたら×にされたとか。

パソコンで言うならば、「MS明朝」や「游明朝」を使うと「令」と印字されますが、「教科書体(HG教科書体)」や「行書体(HG行書体)」を使うと、文字の下部は「マ」となります。菅長官が掲げた毛筆の文字は「令」でした。慣習上、どちらの文字も許容される…といった風なのですが、元号の文字として使われるといったこの状況、統一しても良いのではないでしょうか。



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セル範囲に名前がつけられない

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