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タイタニック

2023年06月23日 | 雑談
タイタニック号の見学ツアーの潜水艇が消息を絶ち、必死の捜索が続いていました。残念ですが、消息を絶った直後に水圧で爆発した可能性が高く、乗り組んだ全員が絶望視されています。

イギリスの豪華客船タイタニック号は、1912年の処女航海で北大西洋上で氷山に接触して沈没し、乗員乗客合わせておよそ1500人が犠牲になった、20世紀最大の海難事故と言われています。生還者が700人とも言われていますが、映画化されるなど、有名な事件です。海底に沈んだそのタイタニック号の残骸を見学に向かって、同様に海底の藻屑と消えた…というのも皮肉な話です。

潜水艦には、ツアーを催行する会社のCEO、タイタニック号探査の専門家、三つのギネス世界記録を持つ冒険家、パキスタンの実業家親子が同乗していたと報じられています。タイタニック専門家の方には、乗船する必然性があったかもしれませんが、必然性がさほど見当たらない方々の家族には、受け入れ難い事故かも知れません。そんなツアーに行かせなければ良かった…と思う後悔に押しつぶされる思いでしょうか。

沈んだタイタニック号を実際に見学できるツアーが存在することも、かかる費用が3500万円だということも、多くの人には初めて知ることだったかもしれません。多額のお金を使って、事故現場を見に行き、不慮の事故に遭って命を落とす…という事実の横で、除隊後の刑免除を定めて犯罪者を正規軍に動員し、侵略を続けようとするロシアのウクライナ侵略のニュースが報じられています。人間に絶望する人が出てもおかしくはありません。

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