ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成22年版 情報通信白書

2011-03-31 14:46:01 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第3節 電気通信事業
3 電気通信の利用状況
(2)距離区分別の通信状況
図表4-3-3-4 固定通信(加入電話・ISDN)の距離区分別通信回数構成比の推移 

図表4-3-3-5 携帯電話・PHSの距離区分別通信回数構成比の推移 


ニュース (3/31)

2011-03-31 14:34:42 | Weblog

■スマートフォン搭載OS、2015年には「Android」シェア40%に……シードP調査予測
シード・プランニングは30日、携帯電話の世界市場動向調査の結果を発表した。世界各地域、主要国、方式別(GSMなど2G、3G・W-CDMA、cdma2000、LTE)、および加入数、端末市場等で、2010年の市場動向調査、および2016年までの市場予測を行った。

ウィトラコメント: もっともらしい予測だと思います。

■2015年までに3億7500万を上回るモバイル決済ユーザ
米国の市場調査会社インスタット社が出版レポート「世界のモバイル決済市場調査:市場動向、接続機器、2015年までの予測 - Mobile Payments Worldwide: Is the Market Ready?」のプレスリリースにおいて、モバイル決済のユーザ数は2011年から2015年に1億1600万から3億7500万以上へと増加するだろう、との予測結果を発表しました。

ウィトラコメント: ここで大きなビジネスチャンスがあるように思います

■ドコモ、インド携帯電話大手に追加出資
NTTドコモは約26%を出資するインドの携帯電話大手タタ・テレサービシズ(TTSL)に約150億円を追加出資する。31日に発表する。

ウィトラコメント: 出資比率は変わらないようですね。26%に何か特別の意味があるのだろうか?

■NY州がAT&TによるT-Mobile USA買収計画を調査へ、反競争的影響を懸念
米ニューヨーク(NY)州は米国時間2011年3月29日、米AT&Tによる米T-Mobile USA買収計画について調査に乗り出すことを明らかにした。同計画がニューヨーク州の消費者および企業市場に及ぼす反競争的影響について分析するとしている。

■ソニエリ、海外版の新型Xperiaシリーズ各機でカスタムROM解禁へ
Sony Ericsson Developer Blogによると、Xperia arc、Xperia neo、Xperia pro、Xperia PLAY などの同社の2011年モデルにおいて、保証の対象外となる可能性はあるものの、SIMロックフリー版の端末などではブートローダのアンロック(fastboot oem unlock)とカスタムROMの導入が可能であるとしている。記事にはこれは「advanced developer」向けの機能であり、一般ユーザーが行うことは推奨できない、などの注意が記されている。

ウィトラコメント: これはXperia Play用のゲームと関係がありそうに思います。

■携帯電話の番号不足問題=5から始まる番号の導入へ
サンパウロ市とその周辺での新しい携帯電話回線用の番号不足問題を一時的に解決するため、モバイル通信事業者は、4月4日から今まで固定電話用に使われてきた数字の5から始まる電話番号を携帯電話用にも使用することが認められたと、24日付エスタード紙などが報じた。

■Googleの高速ブロードバンド実験、カンザス州カンザスシティで2012年スタート
Googleは、Web高速化の取り組みの一環として2010年に発表した「超高速ブロードバンド実験」の最初の実施地域として、カンザス州カンザスシティを選んだ。

■GoogleとLGが「Nexusタブレット」開発のうわさ
Googleが自社ブランドAndroid携帯「Nexus One」「Nexus S」と同じように、Androidを搭載した独自タブレットも開発しているとうわさされている。

■中国電信:天翼ユーザー1億人突破
2011年3月29日、中国電信北京公司の梁宝俊副社長は、中国電信(チャイナ・テレコム)のCDMA携帯電話、「天翼」の利用者数が1億人(件)を突破したことを発表した。

■携帯電話は骨密度と骨塩量を下げるという研究結果
携帯電話を腰に下げる男性は骨密度 (BMD) と骨塩量 (BMC) の低下が認められることが研究で明らかになったそうだ。

■次期Windows Phone、モバイル決済に対応か--米報道
Microsoftが「Windows Phone」OSの次のバージョンにモバイル決済技術を組み込む見込みだという。Bloombergがこの計画に詳しい2人の匿名の人物の話として報じた。Bloombergは、この機能を搭載した最初の携帯電話が2011年内に登場する可能性があるとしている。

■イー・モバイル、スマートフォン対象の通話料無料キャンペーンを延長
イー・モバイルは、HTC AriaとPocket WiFi Sの通話料が無料になる「通話定額キャンペーン」を6月30日まで延長する。

■2010年度適用各社公表接続料、大きな下げ幅に隠れたソフトバンクモバイルの実質値上げ効果
少し古い話になるが、2010年度に適用される接続料について、3月4日に発表されたソフトバンクモバイル(SBM)の発表を以って主要3社分が出揃った。今回発表の各社接続料について考察したい。

■東北地方太平洋沖地震後、モバイル回線でのインターネットトラフィックが大幅に増加
東北地方太平洋沖地震の発生後、日本でのインターネットトラフィックが大幅に増加した。特にモバイル回線によるトラフィック増加が顕著にみられ、多くのユーザーが情報を求めて携帯端末からインターネットを使用したことがわかる。

■東日本大震災:被災地通信、9割復旧 固定回線と携帯基地局
東日本大震災で寸断された通信回線の復旧が進んでいる。被災直後に不通となった固定通信約160万回線(インターネットを含む)、携帯電話基地局1万4000局のうち、30日までに約9割が復旧。NTTグループは同日、1万人を動員し4月末をメドに立ち入りの難しい地域を除いて固定、携帯電話ともにほぼ復旧させると宣言した。だが、津波で電話局のビル自体が破壊されたり、基地局が流されるなど被害が深刻な地域が残っており、道のりは険しい。


平成22年版 情報通信白書

2011-03-30 14:24:30 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第3節 電気通信事業
3 電気通信の利用状況
(1)総通信回数・総通信時間
図表4-3-3-1 通信回数の推移(発信端末別) 

図表4-3-3-2 通信時間の推移(発信端末別) 

図表4-3-3-3 1契約当たりの1日の通信時間の推移 


ニュース (3/30)

2011-03-30 14:15:42 | Weblog

■Xperia PLAYはPlayStation携帯か、ゲームが得意なAndroid携帯か
ソニー・エリクソンのゲーム向けスマートフォン「Xperia PLAY」がいよいよ米国で登場する。しかし、ソニー・エリクソンがXperia PLAYを、どういった位置づけにするのか、今ひとつ判然としない。Xperia PLAYには、「ゲームに最適化したAndroid端末」という顔と、「PlayStation Suite(PSS)のプラットフォーム」の2つの顔があるからだ。

ウィトラコメント: ソニーエリクソンがゲーム機として売るか、携帯電話として売るか興味のあるところですが、携帯電話売り場で売るのだろうと私は思っています。Play Station Suite はゲーム機向けの開発環境のようですね。

■スマートフォン世界出荷、11年は49%増の4億5250万台
米調査会社のIDCは29日、2011年にスマートフォンの世界出荷台数が前年比49%増の4億5250万台になるとの予測を発表した。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した製品などが増加。スマートフォンや「タブレット」と呼ばれる多機能携帯端末がIT(情報技術)機器の市場をけん引する構図が鮮明になっている。

ウィトラコメント:タブレット端末をスマートフォンと呼べるのかどうか、疑問に思いますがIDCは含めているようです。

■Nokia、ITCに再び提訴「事実上すべてのApple製品が特許侵害」と主張
フィンランドNokiaは現地時間2011年3月29日、米Appleに侵害されている特許の範囲がさらに広がったとして米国際貿易委員会(ITC)に再度提訴したと発表した。携帯電話、携帯型音楽プレーヤー、タブレット端末、コンピューターと、Appleが販売する事実上すべての製品がNokiaの特許を侵害していると主張している。

ウィトラコメント:やはりNokiaの無線関係の特許は含まれておらず、無線以外の特許を対象としているようです。差し止めを求めるとは大変ですね。

■ドコモのLTE対応端末「L-02C」、4月1日より全国で販売
NTTドコモは、LTE方式を採用したデータ通信サービス「Xi(クロッシィ)」について、これまでの東名阪で販売していた対応端末「L-02C」を、4月1日からは全国で販売する。

■Googleが今夏にもAndroidタブレットの標準モデル「Nexus Tablet」を発表?
ここ最近になり、米GoogleがAndroid搭載タブレットのリファレンスモデルとなる「Nexus Tablet」のリリース準備を進めているという噂が広がっている。それらによれば、Nexus TabletはAndroid 3.1を搭載する初の端末となり、製造はLGが担当するという。登場時期は今年2011年の夏半ばごろを見込んでおり、今年後半に向けて市場を賑わせることになりそうだ。

■Googleが今夏にもNFCのモバイル決済実験、CitiやMasterと共同で
Google会長兼CEOのEric Schmidt氏は、同社が携帯を利用した「モバイルペイメントの市場に参入するか?」と問われたとき「Googleは銀行にはならないし、その領分を侵すこともない」とコメントした。だが現在、同社はNFC (Near Field Communications)を使った同決済システムのテスト運用を計画しており、CitigroupやMasterCardなど、銀行/クレジットカード大手との提携を進めているという。

■テイクオフ:地元紙によると、通信2…[媒体]
地元紙によると、通信2位インドサットが試算する国内の携帯電話サービス登録者は約1億9,700万人。単純計算すると全人口の8割余りに上るが、普及率の公式データは存在しない。複数台所有も多いため、実際は2割程度下がるかと感覚的に想像する。

■印TTSL:3G移行で600億円増資、ドコモも150億円追加出資(1)
インド5位の携帯電話会社タタ・テレサービシズ(TTSL)は、通信網を第3世代(3G)に移行させる投資資金調達のため約300億ルピー(約600億円)の増資を行う。これに対応し、現在26%を出資し経営に参加している国内携帯電話最大手NTTドコモも、出資比率維持目的で150億円相当を追加拠出する。

■チャイナ・モバイル:タブレット型、今年100万台発注へ-フォーブス
中国の携帯電話会社、チャイナ・モバイル(中国移動)は今年、タブレット型コンピューター100万台、販売価格ベースで22億元(約276億円)相当を発注する計画だ。米誌フォーブス(オンライン版)が30日、同社ゼネラルマネジャー、ビル・ファン氏を引用して伝えた。

■総務省、NTTの光接続料引き下げを認可へ (1/2ページ)
NTT東西地域会社が申請した光回線の接続料改定について検討してきた総務省情報通信行政・郵政行政審議会の電気通信事業部会は29日、NTT東西が3年間で段階的に2010年度比約30%まで引き下げるとした2011~13年度の光回線の接続料金を申請通り認可すべきだと答申した。これを受け、総務省は4月上旬にも認可する見通しで、通信事業者が提供する光サービスの利用者料金も値下げが期待できる。

ウィトラコメント: ソフトバンクの主張が認められたような、認められないような、玉虫色の解決ですね。

■KDDI子会社、HTCと提携しスマートフォン向け音楽配信
KDDIは3月29日、同社の連結子会社のKKBOXと携帯電話メーカーのHTCが、KKBOXの第三者割当増資によって発行する株式をHTCが引き受けることで合意したと発表した。KKBOXは3月31日にHTCから1000万ドルの資金を調達し、HTCはKKBOXの発行済み株式の11.1%分を取得する予定。

■アップル、今年のWWDCは6月6日開幕
米アップルは28日、今年の年次開発者会議(WWDC)を6月6日~10日に開くと発表した。アップルは、ここ数年、WWDCでスマートフォン「iPhone」の新モデルを発表している。

■米Juniperのモバイルキャリア向けネットワーク戦略
米Juniper Networksはここ数年、フォーカスをモバイルにまで拡大し、モバイルキャリア向けIPソリューションの開発と提供を積極的に展開している。同社は2月、モバイル・コア・ネットワーク機器「MobileNext」など、モバイル分野の次世代ソリューションの中核となる製品を発表した。Juniperでアジア太平洋地区のキャリア事業を統括するMatt Kolon氏に、新製品を中心にJuniperのモバイル戦略について聞いた。

■スマートフォンとタブレット向けセキュリティの違い
タブレット端末特有のセキュリティニーズに対応するには、各端末の用途を見極め、それに合ったセキュリティのベストプラクティスを適用する必要がある。


平成22年版 情報通信白書

2011-03-29 15:14:11 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第3節 電気通信事業
2 電気通信サービス
(7)専用線
図表4-3-2-10 国内専用回線数の推移 

図表4-3-2-11 国際専用サービス回線数の推移 

図表4-3-2-12 IP-VPNサービス・広域イーサネットサービス契約数の推移 


ニュース (3/29)

2011-03-29 15:12:36 | Weblog

■ITC、ノキアによる特許侵害訴訟でアップルを支持
米国際貿易委員会(ITC)は米国時間3月25日、NokiaがAppleに対して起こした特許侵害訴訟に関し、5件の特許については侵害に当たらないとした。

ウィトラコメント: AppleがNokiaの特許を全く使っていないとは考えられないですが、Nokiaは販売差し止めを求めているようなので3GPPの必須特許などは含まれていないのかもしれません。

■米グーグル、アンドロイド携帯向け電子財布機能を開発中=報道
米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の話として報じたところによると、インターネット検索大手の米グーグル(GOOG.O)は、シティグループ(C.N)、マスターカード(MA.N)と提携し、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの電子財布機能となるモバイル決済システムの構築に取り組んでいる。

ウィトラコメント: Android2.3にNFCを搭載したことからやっていることは間違いないでしょう。ドコモはいち早くFeliCaからNFCへの移行シナリオを発表しましたね。

■【インド経済】ブラックベリーの加RIM、インド工場建設を検討か
スマートフォン「ブラックベリー」シリーズで知られるカナダの大手携帯電話端末メーカー、リサーチ・イン・モーション(RIM)はインドでの工場建設を検討しており、ロビン・ビアンフェCIO(最高情報責任者)が近くインドを訪問して工場建設候補地の視察を行う模様だ。工場建設が実現すれば、RIMにとってはアジア太平洋地域で最初の生産拠点となる。複数の情報筋の話として、PTI通信が3月27日付で報じた。

■ドコモ、Andorid 3.0搭載タブレット「Optimus Pad L-06C」を31日発売
NTTドコモは28日、OSにAndorid 3.0を採用したタブレット端末「ドコモ スマートフォン Optimus Pad L-06C」を発売すると発表した。3月31日より全国のドコモ取扱店で販売する。

■ソニエリの「Xperia X10」、Android 2.3.3化が可能に
英国 Sony Ericsson Mobile Communications は2011年3月25日、スマートフォン「Xperia X10」の OS を現在の Android 2.1(開発コード名「Eclair」) から Android 2.3.3(同「Gingerbread」)にアップデートすると発表した。2011年の第2四半期終わりから第3四半期初めにアップデート キットを提供する予定。

ウィトラコメント: Android2.1とAndroid2.3では想定するハードを含め相当に内容が違うと思いますが、これをネットワークでアップデートできるとはたいしたものです。もっとも、電話帳が消えるなど色々不便があるようです。

■SRS Labs社、携帯デバイス用HD品質オーディオソリューションでQualcomm社とライセンス契約を締結
2011年3月22日-米国フロリダ州オーランドおよびカリフォルニア州サンタアナ発-年鑑「2010年America's Greatest Brands」より米国トップブランドの1つに公式認定された、サラウンド、オーディオおよび音声技術で業界をリードするSRS Labs, Inc.は、Qualcomm Incorporated社の、SRSのオーディオ技術を採用したチップセット「Snapdragon(TM)」の販売に関連して同社とライセンス契約を締結したことを本日付で発表しました。

■「今後利用したい携帯電話会社」トップはドコモ、それでは次は?
マイボイスコムは2011年2月25日、携帯電話会社のイメージに関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「今後利用したいと思う携帯電話会社」としてトップについたのは「NTTドコモ」だった。次いで「au(KDDI)」「ソフトバンクモバイル」の順となっている。昨年からの変化としては、ドコモがやや増加し、他の2社が減少する動きが見られる。

■Android 3.0、ソースコード公開はスマートフォンへの対応後――グーグルが発表 
米国Googleは3月24日、タブレットに最適化された同社のモバイルOS「Android 3.0」(コード名:Honeycomb)のソースコードは、同OSをスマートフォンなどのデバイス向けに改良するまで、公開しないことを明らかにした。

■スプリント、AT&TのT-モバイル買収に反対表明 - 米政府に対して阻止の呼びかけ
米携帯通信市場第3位のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)は、米国時間20日に発表されたAT&TによるT-モバイルUSA(T-Mobile USA)の買収計画について、米政府に対して差し止めを求める訴えを起こすことを明らかにした。

■ソニー・エリクソンのアンドロイド戦略、坂口氏に聞く
ソニー・エリクソン製のスマートフォン「Xperia arc」がNTTドコモから3月24日に発売された。米国ではゲームが楽しめるスマートフォン「Xperia PLAY」も発売する予定。ソニー・エリクソンはグーグルの携帯電話向けOS「Android」搭載端末のラインアップをどう強化していくのか。同社エグゼクティブVP兼チーフクリエーションオフィサーの坂口立考氏に話を聞いた。

■タブレット端末やスマートフォンのセキュリティ対策 (1/2)
業務効率を高める手段として企業の注目を集めるタブレット端末。企業での利用にはセキュリティ対策も重要だ。タブレット端末などのモバイル機器にはどのような脅威があり、どのような対策を講じるべきなのだろうか。

■Google本社に、初の無線式電気自動車充電ステーション
米Google社が、新しい無線式電気自動車充電ステーションの試験的利用第1号となった。

■ソフトバンクモバイルが「臨時基地局提供場所」情報を公開
ソフトバンクモバイルが3月25日から、移動基地局車などを設置した場所が確認できる「臨時基地局提供場所」情報を公開している。

■総務省、携帯電話契約に関する特例処置を発表
総務省が携帯電話契約の特例措置を発表している。これは東日本大震災を受け被災者が本人確認書類を消失した場合でも契約手続きが行えるといったもの。


平成22年版 情報通信白書

2011-03-28 15:06:02 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第3節 電気通信事業
2 電気通信サービス
(5)衛星移動通信
図表4-3-2-8 衛星移動通信サービス無線局数の推移 

ウィトラコメント: イリジウムなど周回衛星のユーザ数は増えているのですね。知りませんでした。

(6)IP電話の普及
図表4-3-2-9 IP電話の利用状況 

ウィトラコメント: IP電話は4年間で2倍、着実に増えていますね


ニュース (3/28)

2011-03-28 14:56:05 | Weblog

■英国が4G向け周波数帯の入札計画を発表、2012年第一四半期に実施へ
英国の通信規制機関であるOfcom(Office of Communications)は、英国内における第4世代(4G)移動体通信向けの周波数帯をオークションにかける予定だと発表した。入札に関する詳細な規則を定め、その手続き内容を明らかにしている。入札は、2012年第1四半期に実施する予定だという。

ウィトラコメント: いよいよイギリスでもLTEが始まりますね

■「HTC EVO 3D」「HTC View 4G」、LTE対応機も――HTCが最新スマートフォン&タブレットを披露
HTCがAndroid OSを搭載したスマートフォンとタブレットの新機種を発表。3D表示対応のHTC EVO 3Dと7インチ画面のHTC EVO View 4Gの2機種で、いずれも通信方式はWiMAXに対応する。7インチタブレットFlyerのWi-Fiモデルも発表した。

■RIM、アプリ開発エミュレータのtinyHipposを買収
4月にタブレット「PlayBook」を発売するRIMが、BlackBerryアプリ開発促進を狙い、Webブラウザでアプリをエミュレートできる「Ripple」のベンダーtinyHipposを買収する。

■RIMがPlayBookの開発環境を拡張、C/C++開発やAndroidアプリの実行が可能に
カナダのResearch In Motionは3月24日(現地時間)、4月19日に米国とカナダでの販売が開始される同社タブレット製品「BlackBerry PlayBook」について、開発プラットフォームの拡張を行うと発表した。従来までのBlackBerry開発の中心だったJavaやHTMLに加え、新たにC/C++によるネイティブコード開発が可能になり、IdeaworksやUnityなどのゲーム開発フレームワークの提供も行われるという。さらに「App Player」と呼ばれる専用ランタイムが提供され、ユーザーは既存のBlackBerry Javaアプリのほか、Android 2.3アプリの数々をBlackBerry App Worldを介してダウンロード/実行できるようになる。

■【大前研一のIT時評】「おサイフケータイ」韓国経由で世界へ
米調査会社ガートナーが発表した2010年のスマートフォン世界販売台数で、米グーグルのOS「アンドロイド」を搭載した機種が、前年の約10倍にあたる6722万台となり、OS別で2位に浮上した。

ウィトラコメント: おサイフケータイに関しては大前研一氏は誤解していますね。韓国との提携はNFCであり日本のおサイフケータイではありません

■「Android」のアプリ内課金サービス、間もなく開始へ
Googleは、「Android」用アプリケーション内でアップグレードや追加機能に課金できるサービスを導入することを明らかにした。このサービスが実際に利用できるのは3月最終週からだ。

■ブラジルOiがLTEトライアル実施へ
ブラジル最大の固定電話事業者テレマール・ノル・レステ(Telemar Norte Leste S.A.)のモバイル子会社Oi Movelが2.5GHz帯を使ったLTEトライアルを実施すると報じられている。

■ライトスクェアード、ベストバイにLTE回線提供へ - タイムワーナーケーブルとも交渉か
全米をカバーする4G(LTE)ネットワークの構築・展開を目指すライトスクェアード(LightSquared)が、大手家電量販チェーンのベストバイ(Best Buy)に対し、モバイルブロードバンド用の高速通信回線を提供することが決定した。ライトスクェアードのサンジブ・アフジャ(Sanjiv Ahuja)CEOが米国時間23日、オーランド(フロリダ州)で行われた「CTIA Wireless」カンファレンスの基調講演で明らかにした。

■2011年2月の携帯電話ランキング、トップは変わらず、「IS04」が3位に初登場
2011年2月の携帯電話ランキングは、au初の防水スマートフォン「REGZA Phone IS04」が3位に登場した以外、あまり動きはなかった。1位・2位は前月と同じで、6位まですべてスマートフォンだ。携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの比率は、前月より3.2ポイント増えて44.3%。昨年12月の48.1%に次ぐ高い水準となった。すでに3月も終わりに近くなってしまったが、2月の月間ランキングを紹介しよう。

ウィトラコメント: 富士通(東芝)が増えてシャープが減った印象ですね。iPhone4は32GBと16GBを足せばトップです。

■スマートフォンの利用で患者治療の効率はどう改善されるか
医師が臨床現場でスマートフォンを利用するメリットとは何か? 3つの具体例を紹介しながら考えてみよう。

■ついに携帯電話と融合、進化する時計たち
若い世代がスマートフォンを時計代わりに使うようになるなか、時計産業は消費者を呼び戻すべく、時計のスマート化とハイテク化に日夜励んでいる。

■イー・モバイル、東北3県の一部で24日現在も基地局停止
イー・モバイルは2011年3月24日、東日本大震災の影響によるネットワーク障害で、同日10時時点で岩手、宮城、福島の3県の一部で利用しづらい状況が続いていると発表した。復旧日時は未定と説明している。


平成22年版 情報通信白書

2011-03-25 14:53:48 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第3節 電気通信事業
2 電気通信サービス
(4)移動通信
図表4-3-2-5 携帯電話の加入契約数の推移 

図表4-3-2-6 PHSの加入契約数の推移 

図表4-3-2-7 第3世代携帯電話加入契約数の推移 


ニュース (3/25)

2011-03-25 14:42:51 | Weblog

■東日本大震災がICT市場/産業に及ぼす影響の分析レポート、ガートナーが公開
ガートナージャパンは2011年3月22日、「東日本大震災がICT市場/産業に及ぼす影響」と題するレポートを公開した。ITサービス、サーバー、通信、携帯電話端末、パソコン、半導体、複写機/複合機・プリンタの7つの市場について分析している。短期的にはサプライチェーンの混乱がボトルネックとなり大きな影響が現れる可能性があるが、長期的には顧客企業が震災によって直面している課題解決を支援することが、ベンダーにとって貴重な資産となると指摘している。

ウィトラコメント: ガートナーは回復に1年以上かかるという見通しを話していますが、私はもっと早く回復すると思っています。ただし、現在の流れが加速する、例えばシステムのクライド化やスマートフォンの浸透などが進むと思います。壊れて買い替える時は新しいものにすると思うからです。

■RIM、4月発売の端末はアンドロイドアプリ対応
カナダのスマートフォン大手、リサーチ・イン・モーション(RIM)は24日、4月に発売する多機能携帯端末で米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けアプリを使えるようにすると発表した。アプリで先行するグーグルの規格に対応することで、多機能端末の使い勝手を高める。

■ドコモ、米で日本人向け携帯電話サービス
NTTドコモの米国法人ドコモUSAは4月6日から、在米日本人を主な対象とする携帯電話サービスを開始する。米携帯電話事業者から回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)方式でサービスを提供する。同様のサービスはKDDIが先行している。

■デュアルコアCPU搭載でWiMAX対応の裸眼3Dスマートフォン「HTC EVO 3D」登場、高解像度ディスプレイも
KDDIが2月末に発表した下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信サービス「モバイルWiMAX」と従来の3G回線を破格で利用できるHTC製のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」」は「HTC EVO 4G」というモデルがベースとなっていますが、「HTC EVO」シリーズの最新モデルとなる「HTC EVO 3D」が正式発表されました。

ウィトラコメント: アメリカのSprint向けのようですね。3Dはそんなに需要があるのだろうか?

■グーグル、アンドロイド最新版の利用一時制限へ
インターネット検索最大手グーグルは、タブレット型端末専用基本ソフト(OS)として開発中の「Android」の最新バージョン「Honeycomb(ハニカム)」の利用を一時的に制限することを明らかにした。

ウィトラコメント: 既に市場に出ている機種は関係なく、ソフト公開を一時中断するということのようです。Honeycombを使って自己流の改造をして品質の悪い商品を出すメーカが居ることが理由ではないかという憶測が流れています。

■光回線:「1回線貸し」結論先送り 総務省の審議会
NTTの光回線を他社向けに貸し出す際の接続料を検討する総務省の審議会は24日、NTT東日本と西日本の値下げ案を申請通り認める報告書を取りまとめた。

■ノキア、4月に人員削減交渉を開始へ
Nokiaが4月に従業員および労働組合の代表と人員削減の交渉を開始することを明らかにした。

■スマホ大衆化時代の幕開け、加入者1千万人突破
韓国でスマートフォンの加入者が1000万人を上回り、「大衆化時代」に突入した。

■グーグル、フェースブック、マイクロソフトなどが業界団体「Open Networking Foundation」を設立
ドイツのDeutsche Telekom、米国のFacebook、Google、Microsoft、Verizon、Yahoo!の6社は3月21日、新しいネットワーキング・アプローチ「Software-Defined Networking(SDN)」を推進する非営利団体、「Open Networking Foundation(ONF)」の設立を発表した。

ウィトラコメント: Software Defined Networkを推進しようという団体のようです。無線のほうではSoftware Defined Radioというのが長年研究されていますが、それよりもこちらのほうが現実味があると思います。重要な動きだと思います。

■元Apple幹部、携帯端末向けSNS「Color」を立ち上げ
一時Apple幹部を務めていた起業家がモバイルSNS「Color」を立ち上げる。Colorはスマートフォン向けのアプリとして提供され、ユーザーはリアルタイムで写真やテキストを端末に取り込める。

■RIM:中国市場でのPlayBook販売までには長くかからない
2011年3月24日、RIM社中国区総裁の謝国睿氏は、中国メディアの取材に答え、できるだけ早期にBlackBerry PlayBookを中国市場に投入したいとの意向を示した。

■マレーシアのLTE
マレーシアの3G事業者のUモバイル(U MOBILE)は3月15日に中国の大手ベンダー、ZTE(中興通迅)との戦略提携の発表を行った。2011年度下半期には同社の42Mbpsのモバイルネットワークをマレーシア中央部、ヌグリスンビラン州、北部地域に拡大。同社の基地局の数は現在の1,000から3,000、4,000へ増加し、18カ月以内に人口カバー率を85ないし90%に引き上げる。その後、マレーシア全域に100Mbpsサービスのポテンシャルを持つLTEプラットフォームを配備するという二段階の計画。

■タブレット競争、Q2に激化:台湾勢がiPad2に対抗鮮明[IT]
米アップルの「iPad」が創造したタブレット端末市場で、今春から競争がさらに激化しそうだ。iPad2が米国に続いてきょう25日、世界25カ国・地域で発売されるのを受けて、台湾のパソコン(PC)大手2社を含む世界のブランドメーカーは迎え撃つ姿勢を鮮明にしている。発売時期は第2四半期に集中しており、最も多い見立てで100種類を超える同端末が登場する。

■にわかに活発化するNFC利用のモバイル決済
なかなか本格的な普及に至らないNFCを利用したモバイル決済。ここにきて状況が大きく変わろうとしている。米国では大手携帯電話事業者3社が合弁会社を設立するなど、競合同士がモバイル決済で結束する動きが出てきた。そして米グーグルなどスマートフォンOS陣営がこぞってNFCへ参画する姿勢を見せている。

ウィトラコメント: 欧米ではクレジットカード決済が中心ですが日本のおサイフケータイのコンセプトも入れたほうが良いと思います。ただしソニーが反対するので難しいのでしょうか

■複数の無線通信に対応した機器開発を迅速に、Insight SiPのCEOに聞く
「無線接続によって、さまざまな製品は、さらに進化する。当社が目指すのは、エレクトロニクス業界に限らず、さまざまな業界の製品開発者が、無線機能を容易に組み込めるようにすることだ」。こう語るのは、無線モジュールやSiP(System in Package)の設計に特化した事業を展開しているInsight SiPのCEOを務めるMichel Beghin氏である。