ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (9/30)

2010-09-30 13:23:08 | Weblog
ウェザーニューズとKDDIが9月29日、2社で連携してauケータイおよびauスマートフォン向けの気象情報サービスを提供すると発表した。またauの基地局に観測機器を設置するほか、新サービス「ソラテナ」を共同で開発する。
ソフトバンクは、「光の道」構想に関する同社提案に対するNTTグループの反論を受けて10月中にも再反論する。同社の孫正義代表取締役社長が、2010年9月29日に片山善博総務大臣と面会した後のぶら下がり取材で答えた。
日本総務省は29日、インドとの情報通信技術(ICT)分野の協力関係の一層の強化、ICTを通じた日印両国の成長戦略の具体化を実現するため、「日印ICT成長戦略委員会」第2回会合を開催した。日本側からの提案に加え、インド側からも日印の協力施策に関する積極的な提案があり、全体として活発な意見交換が行われた。
ウィトラコメント: この時期、日中関係を考慮して補正予算をつけるなど積極的に推進して、その情報をメディアに流すべきだと思います。 
ウィルコムがHybrid W-ZERO3(灰鰤)の予約販売を再開した。しかもFOMA網に加えて割安なSoftbank 3G網を利用する料金プランも用意するとのこと。
無線LAN機器や携帯端末向けのテスター装置を開発する米LitePointは2010年9月29日、4月に新設した日本法人「ライトポイント・ジャパン」が同日から事業を開始したと発表した。日本市場における同社製品のテクニカルサポートと販売補助を担う。同社の海外法人としては、デンマーク、台湾、中国に次いで四つ目となる。
ECナビケータイやGIANTSケータイなどをKDDIのMVNOとして手がけるインフォニックスが、資金繰りが困難な状態に陥った。これを受けKDDIは、ユーザー保護の観点からKDDIのMVNOとして展開している事業を譲り受ける契約を締結した。
IDC Japanは9月29日、国内モバイルデバイス市場の2010年第2四半期(4~6月)の実績を発表した。これによると、同期の国内モバイルデバイス市場は、対前年同期比23.1%増の2911億円となっている。
近年急速に人気を集めているスマートフォン。注目度が非常に高くWebサイトやアプリケーションの開発に積極的に取り組む動きが見られる一方、普及やユーザーの利用などにはまだまだ課題があることから、マーケティングやプロモーションといった活用はまだこれからという段階である。そこで今回は、モバイルデバイスとしてのスマートフォンの立ち位置と、現時点における活用の方向性について探ってみたいと思う。
モバイルアプリ開発者の6割弱が「iOSよりAndroidの未来の方が明るいと思う」と考えており、iOSの方が有望と考えている開発者の数を上回った。
UQコミュニケーションズは、報道関係者向けの説明会「UQコミュニケーションサロン」を開催した。通信速度330Mbps(理論値)というWiMAX2(IEEE 802.16m)や、帯域制限についての考え方などが説明された。
9月14日と15日の2日間にわたってNokiaの戦略イベント「Nokia World 2010」がロンドンで開催された。Nokia Worldでは毎年、同社の今後の方針や戦略が発表される。今年のイベントではSymbianの最新OSへの移行と、待たれていたスマートフォンの新製品が発表された。最新トレンドを取り入れたこれらの新製品はこの冬話題の製品として、市場で大きな話題となるだろう。
「日本の携帯電話がガラパゴス化した」といわれて久しいが、いつまでこの状態が続くのだろう。といっても、日本のケータイがガラパゴスを脱して世界に飛躍する日を想像しているのではない。逆に最後の楽園だったはずの日本国内市場も外資メーカーに席巻され、日本企業が携帯電話の端末事業から総撤退という事態もあり得るのではないか。そんな危機感を覚えざるを得ないのだ。
ウィトラコメント: 残念なことですが、私も同様の危機感を覚えています。

ニュース (9/29)

2010-09-29 12:21:49 | Weblog
オンキヨーは28日、国内パソコンメーカーでは初となるWindows 7搭載のスレートPC「TW」シリーズ3製品を発表した。発売は10月中旬の予定。
NTTドコモとKDDIが、10月5日から10月9日に開催される「CEATEC JAPAN 2010」の出展内容を発表した。ドコモはLTEサービス「Xi(クロッシィ)」や3D技術を中心に紹介。KDDIは10月4日にシャープと発表する新製品を展示する。
スウェーデンの通信機器メーカーEricssonが、カナダNortelの保有する全世界のマルチサービス・スイッチ関連資産を6,500万ドルで取得する見込みだ。
マウスコンピューターは、モバイルデバイス端末「LuvPad(ラヴパッド)」シリーズの第1弾として9月下旬に発売予定だった「LuvPad AD100」の発売時期を、10月下旬に延期すると発表した。
アールティとブリリアントサービスは9月28日、Android OSで動作するロボット「RIC android(リックアンドロイド)」を発表した。両社によると、Androidで動くロボットは世界初という。
KDDIは28日、同社の携帯電話「au」の電波を、家庭内の光サービス「au光」回線に接続するための超小型基地局(フェムトセル)を10月1日申し込み分から全国で提供すると発表した。今年3月から関東の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)で試験的に提供しており、つながりにくいとの不満も出ているauの電波環境を改善するため、全国で展開することにした。
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、スマートフォンやタブレット型PCの利用実態に関する調査結果を発表した。
ウィトラコメント: こういう情報は重要だと思います
サムスン電子の戦略スマートフォン「GALAXY S」が日本市場に進出することを受け、3カ月前に発売されたアップル「iPhone 4」との競争構図に関心が集まっている。
ウィトラコメント: これには注目しています。特にドコモがどの程度の扱いをするか、Xperia並みに抗告するかどうかに注目しています。 
福岡ソフトバンクホークスの親会社、ソフトバンクの携帯部門「ソフトバンクモバイル」が、球団への宣伝広告費を来年度から10億円程度増額して約30億円とする方針を固めたことが28日、分かった。
今季リーグ優勝を決めたホークスがグループの知名度アップに貢献したことが主な要因だが、SBMがiPhoneを中心に国内で携帯の契約シェアを確実に伸ばしている背景もある。
9月28日、グーグル主催のデベロッパー向けイベント「Google Developer Day 2010 Japan」が東京国際フォーラムで開催された。2007年の初開催から4回目にあたる。
基調講演では、大きく3つのテーマ「HTML5」「Android」「Google App Engine」について最新動向が紹介された。
LGエレクトロニクス・ジャパンがCONRANとコラボレートして生み出したストレート端末「L-04B」には、LGが日本市場にかける思いが強く込められている。グローバル企業の同社が、日本市場に特化したモデルを開発する理由はどこにあるのか。担当者に聞いた。
ワイヤレスジャパン2010のカンファレンスプログラムで「携帯電話流通を支える販売店ビジネスフォーラム」が実施された。NTTドコモとKDDIの販売チャネル担当者を招いたパネルディスカッションでは、販売店の現状や今後の携帯電話の販売について話し合われた。

ニュース (9/28)

2010-09-28 13:21:04 | Weblog
シャープ(株)は、年内の参入計画を公表していた電子書籍サービスと、同サービスに対応したタブレット型端末「GALAPAGOS」(ガラパゴス)を発表した。
ウィトラコメント: 私はうまくいかないと思います
 
カナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション(RIM)は、初のタブレット型端末「プレーブック」とそれに搭載する新基本ソフト(OS)を発表し、競争の激化しているタブレット型パソコン市場に参入することを明らかにした。
 
Paul Thurrott氏は米国時間9月26日、信頼性の高い情報筋からの話として「Windows Phone 7」が米国市場では11月8日に発売される予定だと自らのブログWindows Phone Secretsに記した。
 
稼ぎ頭の携帯電話事業「au」がスマートフォンの出遅れで低迷するKDDIの次期社長に、田中孝司専務が12月1日付で就任する。デザイン性の高い端末や「着うた」など相次ぐヒットで、首位のNTTドコモを追撃したかつての勢いが完全に消えたKDDI。3位ソフトバンクの猛追に青息吐息の状況のなか、田中氏は「巻き返し」への道を探る。
ウィトラコメント: 現在の延長線上でスマートフォンを投入しても巻き返すのは難しいでしょうね。新しい視点なり、狙いが出てくるかどうかです。
 
今年1月に発売されたものの、現在販売中止となっているウィルコムの縦スライド式スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」が復活する予定であることを9月14日にお伝えしましたが、ついに販売再開されることが正式決定しました。
 
Mozillaは携帯電話の開発に乗り出そうとしているわけではない。しかし、米国時間9月23日に発表したMozilla Labsの新たなプロジェクト「Seabird」は、かつてないほど重要な機器となった携帯電話をどう進化させるかという点で、業界各社に刺激を与えることを意図している。
 
ウィルコムとウィルコム沖縄は、MVNO型のデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」で、ソフトバンクモバイルのネットワークを借り受け、法人向けデータ通信プラン「3Gデータ定額ビジネス(S)」を10月1日より、スマートフォン用料金プラン「新ウィルコム定額プランGS」を10月8日より提供する。
 
Googleとソニー、Intel、Logitechが共同で「Google TV」と呼ばれるプラットフォームを採用したインターネットテレビの開発に乗り出し、今年秋に発売される予定であることを今年5月にお伝えしましたが、いよいよ世界初の「Google TV」採用モデルが正式発表されることが明らかになりました。
 
テレビ世界2位の韓国・LG電子は27日、日本で液晶テレビ10機種を11月に発売すると発表した。最新鋭の3D(3次元)対応など幅広い機種を取りそろえ、参入する。中国・ハイアール(海爾集団)も、日本で白物家電の品ぞろえを増やす構え。世界各地でシェアを伸ばすアジアの家電メーカーが、日本勢の「お膝元」を攻略し始めた。
 
モバイルWiMAXは2006年に韓国で始まったサブセット版のWibro導入を皮切りとして、現在までに既に多数の国・地域で商用サービスが開始されており、次世代のワイヤレス・ブロードバンド方式として当初LTEより優勢な立場にあった。しかし、昨今、AT&Tやボーダフォンを始めとする世界有数の大手事業者の多くがLTE採用を打ち出したことから、モバイルWiMAXの勢いが一気に失速しつつある。こうした状況にさらに追い討ちをかけるように、今年に入り大手モバイルWiMAX事業者を含むモバイルWiMAX陣営のLTE採用に向けた動きが明るみになってきている。本稿では、各種メディアの論調を交えこれらの動きを解説するとともに、今後のモバイルWiMAXの行方について展望する。
ウィトラコメント: ClearwireとIntelの契約の話は大きいですね。日本の事業者も意識するべきだと思います。

700/900MHz帯移動通信システム作業班

2010-09-27 13:17:07 | Weblog
700/900MHz帯移動通信システム
モトローラ





ウィトラコメント: 公共無線は警察、消防などが独自の電波をもらって独自で管理していますが、アメリカは、公共無線のマルチメディア化に際してLTEを採用して、オペレータにアウトソースする方向です。アメリカと合わせるかどうかは別として、オペレータのサービスとして公共無線を組み込むというのが方向のように思います。

ニュース (9/27)

2010-09-27 13:08:31 | Weblog
2010年8月の携帯電話ランキングは、6月24日発売のソフトバンクモバイルの「iPhone 4」の32GBモデル、16GBモデルが1-2フィニッシュを飾った。
ウィトラコメント:やはりiPhoneが強いですね。3位がシャープで4位がXperiaなのでやはりスマートフォンが強いと言えそうです。
権威ある米国コンサルティング会社J.D.Power and Associatesが、顧客満足度の点で米国Appleが数あるスマートフォン企業の頂点に立つ王者であると再び明言した。同社がスマートフォンおよび通常の携帯電話所有者を対象に実施した定期調査において、Appleが4期連続でスマートフォン製造業者のトップに立ったとのことだ。
中国で米アップルの新型スマートフォン「iPhone 4」を販売する唯一の携帯通信事業者、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は、端末の供給が需要に追いついていないが、出来るだけ早く供給を増やすと発表した。
韓国サムスン電子はこのほど、米中堅携帯電話事業のメトロPCSコミュニケーションズに次世代高速通信サービス「LTE」の携帯端末とシステムを供給すると発表した。
米ゴールドマン・サックスを含む大手金融機関3社は、合わせて約20億米ドルの中国移動(チャイナ・モバイル)の株式を売却した。インターナショナル・ファイナンシング・レビュー(IFR)が24日、伝えた。
米国最大の携帯通信事業者であるVerizon Wirelessが、年内に商用サービスの開始を予定するLTEの展開に合わせて、ユーザーのデータ通信量に応じた段階的な料金プランを今後4~6ヶ月のうちに導入する予定だという。親会社Verizon Communications CEOのイヴァン・セイデンバーグ氏が、現地時間24日にニューヨークで開かれた投資家向け会議のなかで明らかにした。
CDMAベースのiPhoneがVerizonから提供されるのではという報道があるが、Verizonの最高経営責任者(CEO)Ivan Seidenberg氏は、そのようなことが近いうちに起こるのを期待していないようだ。
KDDIが秋冬モデルとして「1台目として利用できるスマートフォン」をリリースする予定であることを今年3月に発表していましたが、お披露目の日が着々と迫っていることが明らかになりました。
携帯電話メーカー、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、シンビアンの基本ソフトウエア(OS)をベースにした新製品を今後は開発しない方針を固めた。同社の広報担当、アルド・リグオリ氏が電話で明らかにした。
ウィトラコメント: ソニー・エリクソンはAndroidに賭けるようですね。Symbianからは次々とメーカが離れてNokiaだけになる気がします。
Facebookは携帯電話開発を否定しているが、Bloombergは同社が2011年に欧米でスマートフォンを発表すると伝えている。
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は24日、スマートフォンやタブレット型PCといった新しいスマートデバイスの利用実態を調査した結果を公表した。
NTTドコモは、「CEATEC JAPAN 2010」にさまざまな新技術を出展するが、ここ数年盛り上がりを見せている3D映像に関しても「触る3D」「撮る3D」と題していくつかのデモンストレーションを行う。いずれの技術にも共通しているのは、携帯電話に搭載されるディスプレイのような小型の表示デバイスで3D表現を行う際に、よりリアルな立体感を得られるようにするものであるという点だ。

ニュース (9/24)

2010-09-24 13:14:20 | Weblog
タイの裁判所は23日、国家電気通信委員会(NTC)に対し、20日から実施予定だった第3世代(3G)携帯電話ネットワークのライセンス入札の中止を命令した。
世界最大のユーザー数を誇るソーシャルネットワークサービス(SNS)の米Facebookが、独自ブランドのスマートフォンの開発に取り組んでいると、Bloombergが23日付の記事で報じた。
米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズのイワン・シーデンバーグ最高経営責任者(CEO)は23日、投資家向け説明会で、同社のワイヤレス部門が今後4-6カ月の間に独自の段階的データ料金プランを導入する見込みだと明らかにした。
ウィトラコメント: まだ具体案は出ていないようですが、どうなるか興味があります
米パソコン大手デルのデル最高経営責任者(CEO)は22日、サンフランシスコで開催されたIT(情報技術)関係の会議で、同社としては2機種目のタブレット端末パソコンを発表した。アップルの多機能携帯端末「iPad」に対抗する。
米連邦通信委員会(FCC)は米国時間2010年9月23日、米国の地上デジタルテレビ放送で使用しない周波数帯(いわゆる「ホワイトスペース」)の開放に関する新たな規則を承認したと発表した。これにより、ホワイトスペース使用の法的・技術的問題を解決し、新たな無線技術の実現に向けて前進するとしている。
ウィトラコメント: テレビの空き周波数を無免許で使えるようです。いわゆるコグニティブ無線のようにテレビ電波が来ているかどうかで判断するのではなく、位置情報からこの場所ではこういう周波数が使える、というデータベースを構築するようです。合理的なアプローチだと思います。
有機ELが普及に向けて新たな段階に入りつつある。Samsungなど韓国勢が先行する中、三菱・ソニーといった日本勢も新製品を投入するなど、開発競争が激化している。
ウィトラコメント: これはどうもテレビ用のディスプレイのようですね
2つの陣営が激しい参入争いを繰り広げていた携帯マルチメディア放送。だが総務省は去る2010年9月9日、NTTドコモなどが参加するマルチメディア放送(mmbi)の計画を認定すると発表。その争いに決着がつくこととなった。mmbiが選ばれた理由と、携帯マルチメディア放送の今後について確認していこう。