ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-06-30 11:01:37 | Weblog
図表1-2-2-48 世界情報システム関連端末・機器市場における地域別企業シェア

ウィトラコメント: コンピュータ関連機器の世界シェアです。北米が強いですね。パソコンでアジアとあるのはレノボのことでこれはIBMのパソコン事業を買収したからでしょう。コピー、プリンターでは日本勢も頑張っています。これはアメリカの巨人、ゼロックスがダメになったからでしょうが、なぜゼロックスがダメになったのかには私は興味を持っています。ゼロックスのパロアルト研究所というのは素晴らしいところでイーサネットをはじめとして大変な成果を出していたのに・・

ニュース (6/30)

2009-06-30 10:48:19 | Weblog

■英BP会長にエリクソンのスバンベリCEO

石油メジャーの英BPは25日、ピーター・サザーランド会長の後任に通信機器大手エリクソン(スウェーデン)のカール・ヘンリック・スバンベリ最高経営責任者を任命したと発表した。スバンベリ氏は今年9月にBPの取締役に就任した後、来年1月に正式に会長に就く。エリクソンの後任CEOにはハンス・ベストベリ最高財務責任者(CFO)が就任する。

 ウィトラコメント: 何年か前にノキアの社長がドイツの銀行の社長に転身したというような記事を読んだような気がしますが今度はエリクソンですね。それも畑違いのイギリスの石油会社です。ヨーロッパは古い体質のイメージがありますが、経営者は事業内容を良く知っているよりも経営センスが重要という認識はあるようです。

*(7月2日追加)ノキアはロイヤルダッチシェルだったようです。通信と石油はなにか関係があるのでしょうか?ノキアの例がうまく行ったので今度はエリクソン、というのなら疑問です。ノキアのオリラは実務派、エリクソンのスバンベリはビジョン派という気がします。いずれも市場の成長性を良く見ているという点では共通していますが。

■IMJモバイルとドコモ子会社、携帯サイト構築/公式サイト化サービスで提携

IMJモバイルとNTTドコモ子会社のドコモ・ドットコムは6月29日、携帯電話向けサイトの企画や新規構築、携帯電話キャリア公式サイト化、運用支援などのサービスを共同提供すると発表した。モバイルサイトおよび公式サイトの構築/運営/コンサルティング分野における両社のノウハウを連携させ、付加価値の高い提案とサポートの実現を目指すとしている。

 

■Apple、Nokiaなど主要携帯メーカーが共通充電器に賛同 - EU

European Unionは6月29日(現地時間)、欧州委員会が推進する携帯電話の充電器共通化について主要携帯電話メーカーの賛同を得たことを発表した。

 ウィトラコメント: 日本ではオペレータ単位でドコモ、AUなどで充電器の共通化が進んでいますがヨーロッパではメーカー単位です。こんなところにも日本メーカーがコスト高になる理由が隠れている気がします。

■英ボーダフォン、TモバイルUKの買収を検討

29日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、英携帯電話大手ボーダフォン・グループがドイツテレコムの子会社TモバイルUKの買収を検討していると報じた。ただ、買収で合意しても規制当局によって阻止される可能性がある。

 

■「子供に携帯を持たせない」、石川県議会が条例可決

石川県議会は29日、保護者に対して小学生~中学生に携帯電話を持たせないよう要請する条例「いしかわ子ども総合条例」一部改正案を可決した。2010年1月1日より施行される。

 

■ファーウェイ:東京にLTE技術実験室を開設

6月27日、ファーウェイ(華為技術有限会社)が東京にLTE技術実験室を開設した。 LTE(Long Term Evolution)とは携帯電話の新たな通信規格で、現在使用されている3Gと、将来利用予定の4G規格間を相互接続する役割を持っており、2010年頃からのサービス開始に向け、研究開発が進められている。

 

■『iPhone 3GS』に過熱問題、変色も

すでに百万台以上が売れているという、好調な新しい『iPhone 3GS』に、ハードウェア過熱の問題があるという複数の報告が出て来ている。

 

■ソニー損保、自動車保険のロードサービスで携帯電話のGPS位置情報通知に対応

ソニー損害保険株式会社は、自動車保険のご契約者に提供しているロードサービスにおいて、2009年7月1日午前9時以降に受付けたサービスのご要請から、携帯電話のGPS位置情報サービス機能をご利用いただけるようにします。

 

■NEC、携帯電話網でFAXの送受信が可能な業務用ネットワーク端末を発売

NECとNECアクセステクニカは6月29日、固定の電話回線が無い場所でも携帯電話網を利用してFAXの送受信が可能な業務用ネットワーク端末「ネットスパート NS-A5400(M)」を発売した。価格はオープンプライス。

 

■KDDI株式会社がスタレントネットワークスのセキュリティゲートウェイを導入し Wi-Fi WINサービスを開始

移動体通信事業者のコアネットワークインフラ向けソリューションで市場をリードするスタレントネットワークスは、6月22日、KDDI株式会社が当社のセキュリティゲートウエイを導入したと発表しました。この度の導入により、KDDIは6月19日よりau携帯データ向け新サービス「Wi-Fi WIN」サービスを開始しています。「Wi-Fi WIN」とは、au携帯電話端末から、無線LAN及び固定ブロードバンド回線を経由してセキュアで快適にインターネットアクセスやダウンロードを提供するサービスです。

 ウィトラコメント: 無線LANから携帯電話ネットワークにアクセスするときにはセキュリティが大きな課題です。セキュリティを強めると使いにくくなるというのが常に起こる問題ですが使いやすくて安全という解があるのなら面白いですね

■[iPhone]プログラマーだけでなく,コンテンツクリエイターにとっても大きなチャンスが広がる。「GAPブリーフィング」レポート

日本と海外で異なるという,iPhone/iPod touchに対する認識の違い。その解消を目指すGAP研究会は6月26日,「GAPブリーフィング」と題するイベントを,東京都中央区にあるApple Store, Ginzaの3階シアタールームで開催した。

 

■シグナルチェーン全体の提供で差別化と付加価値の向上を実現するADIの戦略

Analog Devices(ADI)の日本法人であるアナログ・デバイセズは6月29日、都内で記者説明会を開催し、同社のRF IC事業について、ADIのRFおよびネットワーキング・コンポーネンツ事業部担当Vice PresidentのPeter Real氏が解説を行った。


平成20年版 情報通信白書

2009-06-29 10:38:14 | Weblog
図表1-2-2-47 世界地域別インフラソフトウェア市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: インフラソフトウェアとはデータベースやセキュリティソフトが大きな比重を占めているようです。Oracle、IBMなどとSemantecなどのセキュリティソフトの会社、いずれにせよ北米系が強いですね。

ニュース (6/29)

2009-06-29 10:31:26 | Weblog

■「ソニーがプレステ携帯開発を検討」の報道

ソニーがAppleのiPodとiPhoneに対抗するため、携帯電話とゲーム機を統合したハイブリッド機器の開発を検討している。日本経済新聞が6月27日に報じた。

 

■CommunicAsia2009 - スウェーデンのPicasso、ポータブル携帯電話FAXを展示

CommunicAsia 2009には世界各国から特徴的な製品もいくつか展示されていた。スウェーデンのPiccasoの展示するポータブル携帯電話FAX機は複合機能に優れているだけではなく、FAXを使った総合ソリューションシステムのモバイル端末としての利用も視野に入れた製品だ。

 

■KDDIの設備を利用した地域WiMAXサービス、2010年春に開始

愛知県にあるひまわりネットワークとキャッチネットワークは2010年春、KDDIのコアセンター設備を利用した、地域WiMAXサービスの提供を開始する。ひまわりネットワークとキャッチネットワークのサービスエリア間でローミングするほか、KDDIのコアセンター設備を利用する全国の地域WiMAX事業者とのローミングも可能だ。

 

■企業ケータイ ドコモが過半数、小規模はソフトバンクも

各社から夏モデルが発表されるも、2年縛りの影響もあって個人ユーザーの買い換えはなかなか進んでいない携帯電話。しかし、携帯電話は企業でも有効な連絡ツールとして活躍している。調査会社のMM総研はgooリサーチの会員モニターを対象に、従業員100人以上の大手・中堅企業および学校・医療福祉法人の総務部門626社を対象とした、法人ユーザーの携帯電話導入状況の調査結果を発表した。

ウィトラコメント: 企業用の用途はこれから伸びの期待できる分野です。この点でもドコモが強そうですね。

 

■携帯端末のイメージ、アップルは「斬新」、国内メーカーは「実用」と「デザイン」

ネットエイジアは6月26日、携帯電話メーカーと端末のイメージについて調査した結果を発表した。10―30歳代の男女500人を対象に、各メーカーの端末のイメージを尋ねたところ、国内メーカーの端末は「実用的」「デザイン性が高い」という印象が強いことが分かった。外資系メーカーの端末は「個性的」という意見が多かった。

 

■ノタヴァ、「NoTA」核に開発・コンサル事業開始

ノタヴァは、オープンアーキテクチャー(無償公開された設計概念)「NoTA(ノタ)」を核とした製品の受託開発や技術のコンサルティング事業を始めた。組み込みメーカーなどと連携し、同概念や技術を普及させるのが狙いだ。携帯電話やテレビなど家電製品への展開を目指す。

 

■デジタルトレンド2009:高速無線通信スタート ウィルコム・上村治さん

ウィルコムの高速無線通信技術「XGP」の商用サービスが10月1日にスタートする。ADSL常時接続と同様の通信速度を、移動中にも実現できるという。同社次世代事業推進室の上村治室長に聞いた。

 

■NTTドコモ、一時販売中止のスマートフォン『T-01A』を28日に販売再開

NTTドコモは26日、ソフトウェアの一部不具合により一時的に販売中止していたFOMA携帯電話の新製品『docomo PRO series T-01A』(東芝製)の販売を、28日から再開すると発表した。

 

■「日本で成功すれば世界でAndroidの時代が到来」日本Andoridの会が講演会を開催

Android関連の開発者コミュニティ「日本Androidの会」は2009年6月26日,講演会「Android Bazaar and Conference 2009 Spring」を開催した。7月上旬と見られるNTTドコモの端末発売を控え,開発者のAndroidに対する関心はますます高まっている。会場には多くの来場者が集まり,熱心に耳を傾けた。


ニュース (6/26)

2009-06-26 10:20:58 | Weblog

■日中の団体がTDD方式で協力、技術協力に基本合意

中華人民共和国(中国)のTD産業協会(TDIA)と、YRP研究開発推進協会、XGPフォーラムの3団体は、TDD技術の交流に関する覚書を締結し、25日、都内で記者会見を開催した。

 ウィトラコメント: 個人的にTDDは重要だと思っているのですが、この調印がどれほど意味を持つかは疑問に思います。

■新型iPhoneの販売開始 人気携帯が日本再上陸

ソフトバンクモバイルは26日、米アップルの携帯電話iPhoneの新モデル「iPhone 3G S」の販売を始めた。従来機種は昨年7月の発売直後に品切れ状態となったが、人気機種の日本再上陸は、夏の携帯商戦を活気づけそうだ。

 

■新型iPhone動画や音声認識 多機能型、各社も参入

米アップル社の携帯電話「iPhone」の新機種「3GS」が26日、日本で発売される。携帯電話は国内では「1人1台」に近づき、市場は飽和気味。その中でも、iPhoneなど多機能型は成長が期待される分野で、各メーカーが力を入れ始めている。

 

■携帯端末向けSSL証明書発行サービス『SSLモバイル』提供開始 - アシアル

アシアルは25日、国内の主要携帯端末向けにSSL証明書を発行するサービス『SSLモバイル』の提供を開始したと発表した。 「SSLモバイル」は、ジオトラストが発行する、国内の携帯電話に対応したSSL証明書。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯端末のほか、ウィルコムなどにも対応している。

 

■【インド経済】タタ・テレサービシズ、チェンナイで「タタ・ドコモ」携帯事業を開始

インド携帯電話サービス大手タタ・テレサービシズは6月24日、NTTドコモとの提携によるGSM方式の携帯電話サービスをチェンナイで開始した。同社のGSM参入は6社目で、CDMAとGSMの両方式によってサービスを提供するのはリライアンス・コミュニケーションズに次いで2社目。PTI通信が同日付で報じた。

 

■NTTドコモ、不具合で一時販売中止の『T-01A』更新ソフトウェアを提供

NTTドコモは25日、ソフトウェアの一部不具合により一時的に販売を中止しているFOMA携帯電話の新製品『docomo PRO series T-01A』(東芝製)の更新ソフトウェアの提供を開始した。

 

■電話番号でユーザーを追加認証、NTTソフトが新製品

NTTソフトウェアは6月25日、電話番号の発信者通知を利用して本人確認を行う認証ソフト製品「CallPassport」を発売した。低コストで導入できるのが特徴。

 

■警告か? 中国で「グーグル」接続が一時遮断

25日付の中国英字紙、チャイナデイリーによると、中国で24日午後9時(日本時間同10時)ごろから数時間にわたって、米インターネット検索エンジン最大手のグーグルの英語版への接続が遮断された。

 

■ベスト・バイ、米携帯電話機市場シェア15%目指す

米家電販売チェーン最大手のベスト・バイは、2010年2月期に携帯電話機に特化した販売店40店の新設を計画している。米携帯電話機市場のシェアを現在の5倍の15%に拡大できると、同社は確信している。ブライアン・ダン新最高経営責任者が24日明らかにした。

 

■CommunicAsia 2009 - Androidから新型OMNIAまでフルタッチ端末が並ぶSamsungブース

CommunicAsia 2009で多数の新製品を展示していたSamsung Electronics。大手メーカーとして初のAndroid端末やバリエーションの増えたOMNIAなど、意欲的な製品がずらりと並べられていた。

 

■携帯検索市場―依然Googleがトップだが、Operaが大健闘

携帯向けブラウザーのOpera Miniを提供しているノルウェーのソフトハウス、Opera社が携帯向けウェブの現状と題するレポートを発表した。これは携帯からのウェブ利用について、詳しい数字を上げた興味深い報告となっている。


ニュース (6/25)

2009-06-25 10:28:07 | Weblog

■「会社清算」ノーテルのエンタープライズ事業、アバイアが5億ドルで買収へ

カナダ紙の報道によると、経営破綻した同国のNortel Networksは、エンタープライズ事業を米国Avayaに5億ドルで売却する見通しだという。Nortelは今年1月に破産保護を申請し、経営再建を目指したものの、現在はその取り組みを断念し、事業ごとの売却を進めている。

 

■Adobe の『Flash Player』、秋からスマートフォンで利用可能に

Adobe Systems の『Flash Player 10』が、今秋から『Android』『Windows Mobile』『Palm webOS』を含むほとんどのモバイル OS で利用できるようになる。これは正式な決定だ。
Adobe によると、Flash Player 10 を利用すれば、スマートフォンで Web サイトに埋め込まれた動画を視聴できるようになり、オーディオおよびグラフィックス機能の向上によって、よりスムーズな Web ブラウジングが体験できるようになるという。開発者の立場で見れば、これは携帯電話で使える Web ベースのアプリケーションの開発が可能になることを意味する。

 

■AdobeとHTC,Android端末初のFlash対応機「HTC Hero」を発表

米Adobe Systemsと台湾のHigh Tech Computer(HTC)は米国と英国で現地時間2009年6月24日,携帯電話向けソフトウエア「Android」を搭載し,コンテンツ配信プラットフォーム「Adobe Flash Platform」に対応する携帯電話機「HTC Hero」を発表した。Android端末として初のFlash対応製品という。欧州で7月,アジアで今夏の終わりに提供を開始する。北米向けバージョンは2009年の終わりごろ利用可能とする予定。

 ウィトラコメント: 台湾のHTCという会社は着々と力をつけていますね。日本ではあまり知名度はありませんが世界的には日本のどの端末メーカーよりも有名でしょう。端末メーカーとしてはサムスン、LSの韓国勢と台湾のHTC、中国のHuaweiに注目しています。

■イー・モバイル、国際ローミング提供エリアにオランダ・エジプトを追加

イー・モバイル株式会社は『電話サービス』および『EMモバイルブロードバンド』の国際ローミング提供エリアに2009年7月1日より、オランダ、エジプトを追加いたします。また既にサービス提供(通話のみ対応)エリアであるインドにおいて新たにパケット通信サービスの提供を開始するとともに、インドネシア、ベルギーでパケット通信サービスを利用できる事業者を追加いたします。

 

■神奈川県藤沢市のオープンワイヤレスプラットフォームが地域WiMAXの免許取得

オープンワイヤレスプラットフォーム合同会社は2009年6月24日,総務省関東総合通信局より神奈川県藤沢市における「2.5GHz帯を用いる広帯域移動無線アクセスシステム(地域WiMAX)」の無線局免許を受領したと発表した。今後,2009年秋に計画する神奈川県藤沢市湘南台地区での事業開始に向けて設備の準備を進める。併せて,技術情報や運用ノウハウの取得やビジネス・モデルの開発を推進し,新たな地域ワイヤレス・アクセス市場の創出を目指す。

 

■出光、有機ELで韓国LGDと提携 材料販売を拡大

出光興産は24日、液晶パネル大手の韓国LGディスプレー(LGD)と、次世代薄型テレビなどで普及が見込まれる有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業で提携したと発表した。出光は有機EL材料で世界シェアトップ。パネル生産の技術力が高いLGDと組み、材料販売の拡大につなげる。

 ウィトラコメント: 出光興産が有機ELの材料で世界のトップシェアと走りませんでした。コンピュータや通信機器では日本企業は国内では強いものの世界ではあまり存在感がありませんが、こういう材料分野では強いのですね。

■デジタル新型コミュニティ放送で実証実験,マルチメディア放送ビジネスフォーラム総会から

マルチメディア放送ビジネスフォーラムは2009年6月24日,第5期の第1回総会を開催した。総会では第5期で新規に立ち上げるWG(ワーキンググループ)の紹介が行われた。「V-LOW全国ハード会社WG」「ブロック3セグ放送会社運営研究WG」「デジタル新型コミュニティ放送WG」の紹介が行われた。

 

■Atom携帯かNokia製Netbookか――IntelとNokia、「新しいモバイルプラットフォーム」で協力

携帯電話進出を狙うIntelと、Netbookの可能性を模索するNokiaが、「今日のスマートフォン、ノートPC、Netbookを超えた新しいモバイルプラットフォーム」を目指して提携した。

 

■「iPhone 3G Sのテザリング機能は定額料金では成り立たない」,ソフトバンク株主総会より

ソフトバンクは2009年6月24日,第29回定時株主総会を開催した。総会には代表取締役社長の孫正義氏が出席,同社株主の質問に直接答えた。2日後の6月26日に発売するiPhone 3G Sについての質問が多く出た。主なやり取りは以下の通り。

 

■KDDI小野寺氏、「通信自由化の成果・問題を改めて見直す時」

KDDIは、2009年6月の定例社長会見を開催した。KDDI 代表取締役社長兼会長の小野寺正氏が登壇し、安全・安心への取り組みについて解説した後、記者からの質問に応じた。


平成20年版 情報通信白書

2009-06-24 17:49:33 | Weblog
図表1-2-2-44 世界地域別ハードウェア製品サポート市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: いわゆる保守ビジネスの地域別シェアですが、保守が大きなビジネスとなるほど必要となるのは多数のコンピュータが絡み合う複雑なシステムで更新の多いビジネスです。言語の問題があるので地域性が強く出ています。

ニュース (6/24)

2009-06-24 10:47:27 | Weblog

■IntelとNokia,モバイル・コンピューティング開発に関する長期的提携を発表

米IntelとフィンランドのNokiaは米国時間2009年6月23日,モバイル・コンピューティング製品の開発促進に向けて長期の戦略的提携を結んだと発表した。スマートフォン,ノート・パソコン,ネットブックにとどまらず,さまざまなモバイル・ハードウエアおよびソフトウエア,インターネット・サービスを可能にする新たなプラットフォーム開発に取り組むとしている。

ウィトラコメント: これはIntelがNokiaから無線技術のライセンスを受けて自社のチップに組み込むという話のようです。Qualcommがこの分野で積極的に動いて3Gチップ入りのパソコンなどが出回り始めたことにIntelが脅威を感じたことの表れでしょう 

■ノーテル、CDMA/LTE事業をノキア・シーメンスに売却――上場も廃止し清算へ

カナダのNortel Networksは、CDMAおよびLTE無線事業を6億5,000万ドルでNokia Siemens Networksに売却すると発表した。さらに、エンタープライズ事業や光通信、メトロEthernetなどの残りのビジネスについても買い手を探している。

 

■AT&TとMotorola,SNS対応の3Gスマートフォン「Karma QA1」を発表

米AT&Tと米Motorolaは米国時間2009年6月23日,第3世代(3G)携帯電話ネットワーク対応のスマートフォン「Karma QA1」を発表した。解像度がQVGAの2.5インチディスプレイとスライド式のQWERTYキーボードを装備し,各種ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に容易にアクセスするための機能を持つ。6月28日より,AT&Tの一部店舗とオンライン・ストアで発売する。

 

■ベライゾンとTモバイルUSA、モトローラの新機種を年内発売へ

米携帯電話サービス大手であるベライゾン・ワイヤレスとTモバイルUSAの2社はそれぞれ、米グーグルの携帯電話機用基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した、米モトローラのスマートフォンの新機種を年内に発売する計画だ。事情筋が明らかにした。モトローラは、アンドロイドが携帯電話機市場に弾みをつけると予想している。

 

■ケータイでも“電脳コイル”が実現!? ~KDDI「実空間透視ケータイ」β版を提供開始

KDDIと沖縄セルラーは23日、携帯電話をかざした方向の実空間情報を直感的に把握できるあらたなアプリケーション「実空間透視ケータイ」を発表した。最新技術や新しいアイデアを用いたサービスをβ版として提供する「au oneラボ」において提供を開始する。

 

■09年1Qの携帯電話出荷台数、前年比40.1%減と大幅下落

調査会社のIDC Japanは6月23日、国内における携帯電話市場の2009年第1四半期の実績と今後の見通しを発表した。
2009年1Qの国内出荷台数は、前年同期比40.1%減の830万台となった。1Qの成長率は直近の5年間で最低を更新。出荷台数は6四半期連続でマイナス成長だった。

 

■iPhone、認知率は8割超えるが、購入意欲は1割強

IMJモバイルがまとめたモバイル機器に関する調査結果によると、スマートフォンで最も認知率が高いのは「iPhone」(84%)で、2位以下の「Android」(22%)、「BlackBerry」(21%)、「Windows Mobile」(20%)を大きく引き離した。しかし購入意向では「Windows Mobile」が22%でトップとなり、「Android」(18%)、「BlackBerry」(13%)、「iPhone」(12%)が続いた。

 

■携帯電話の再資源化難航 回収1割、採算も厳しく

プラチナなどのレアメタル(希少金属)や多様な貴金属類が含まれ「都市鉱山」とも呼ばれる使用済み携帯電話の回収量が減っている。金属価格の高騰や埋蔵国の偏りなどから、政府は、環境対策とリサイクルによる資源確保を目的に回収促進キャンペーンを展開するが、課題も多い。

 

■モバイル広告収益は、スマートフォン、データプラン、新しいアプリケーションによって2013年に15億ドルに成長

米国の調査会社パークスアソシエイツ社は出版レポート「携帯電話向け広告市場調査:市場概況、分析、予測 - Mobile Advertising: Analysis and Forecasts」のプレスリリースにおいて、米国のスマートフォンユーザーは、2008年の6200万から2013年には2億3900万に達し、米国の3Gネットワークデータプランは2013年には普及率95%、カナダは70%となるという予測結果を発表しました。

 

■石川県の子供の携帯電話禁止条例に,ネット安全モラル学会が反対陳情

ネット安全モラル学会は2009年6月22日,子供の携帯電話の購入と所持を禁止する「いしかわ子ども総合条例改正案」を審議中の石川県議会に対して,同案の否決を求める陳情書を提出した。

 

■インテル、「My WiFi」機能を披露

インテルは6月23日、プレス向けの説明会にて、モバイル向け市場への取り組みについて語るとともに、6月上旬に台湾で開催されたComputexで同社が発表した「My WiFi テクノロジ」のデモを公開した。

 

■次世代PHS「XGP」、どこが魅力か? ウィルコム担当者に聞く