ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成21年版 情報通信白書

2010-02-26 11:55:26 | Weblog
図表3-2-1-1 情報通信利活用促進の「横展開」と「縦展開」

ウィトラコメント: ここでいう横展開は主に公務員に対する対応ですが、私は公務員にICTを使わせるといった小手先のやり方ではなく、公務員の仕事に対する目的意識の持ち方を変えるようにすることが重要だと思っています。

ニュース (2/26)

2010-02-26 11:47:27 | Weblog

■ <中華経済>中国移動の4G、80Mbpsを達成

‎2010年2月23日、上海証券報が関係者の話として伝えたところによると、通信キャリア最大手の中国移動がこのほど、第4世代(4G)携帯電話の国産規格「TD-LTE」の試験を行い、80Mbps(メガビット毎秒)のダウンロード速度を記録した。

 

■Androidスマートフォンが予想を大きく上回る速度で値下がり、条件無しで1万円台のモデルも

2008年9月にHTCが世界に先駆けて「G1」を発表して以来、Motorolaやソニー・エリクソンなどの大手メーカー、そしてGoogle自身の参戦で一躍脚光を浴びた感のある、Googleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォンですが、当初の予想を上回るスピードで値下がりしていることが明らかになりました。

 ウィトラコメント: 中国の会社(Huawei)が安いモデルを出しているようですね。コストが下がっているのでしょうか?

■ドコモ・au ユーザーの半数が「契約キャリアから iPhone が発売されたら購入する」――MMD 研究所が報告

アップデイト内に設置されている MMD 研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、「iPhone の購入意向に関する意識調査」を実施、2010年2月25日、調査結果レポートを発表した。

 

■「iPhone」ユーザー、半数は最低でも月に1本のアプリを購入--AdMob調査

AdMobが米国時間2月25日に発表した調査結果によると、「iPhone」と「Android」のユーザーはほぼ同数のアプリケーションをダウンロードし、それらを利用しているが、iPhoneユーザーの方がアプリケーションを購入する傾向が強いという。

 ウィトラコメント: 購入しているのは音楽ではないのでしょうか?アプリの数もiPhoneのほうが圧倒的に多いですが・・

■イー・モバイル、国際ローミングパケット通信エリアを南アフリカ、ベトナムに拡大

イー・モバイルは3月1日より、EMOBILE通信サービスの国際ローミングパケット通信提供エリアを南アフリカ、ベトナムに拡大する。提携事業者は、南アフリカがVodacom、ベトナムがViettelとなる。

 

■エリア限定型ワンセグ、羽田空港と福岡空港で実証実験へ

日本空港ビルデングは25日、総務省が創設した「ユビキタス特区」事業の取り組みを踏まえ、「ICT経済・地域活性化基盤確立事業プロジェクト」における「エリア限定型ワンセグおよびマルチメディア放送技術」の実証実験を福岡空港ビルディングと連携して実施すると発表した。空港案内、フライトインフォメーション、観光情報などを提供する。

 

■ドコモが接続料改定、前年度より約15%安く

NTTドコモは、2009年度に適用する接続料を改定し、総務大臣へ届け出た。2009年4月1日に遡って適用される。

 

■グーグル、中国でのAndroid開発者向けイベントを中止か

米国Googleは、来週開催される予定だった中国でのAndroid開発者向けイベントを中止するもようだ。同社は、中国国内での事業をめぐり同国政府と厳しく対立している。

 

■Symbian携帯を狙うマルウェアに新たな亜種、MMSメールで拡散

今回の亜種は「LanPackage」という名称で、システム強化/言語アドオンと称して流通しているという。

 

■NTTアドバンステクノロジ、負荷分散装置を携帯電話にも対応

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2月24日、ウェブアクセスの最適化を図る負荷分散装置「Webアクセスシェイパ」を携帯電話に対応させたと発表した。「Webアクセスシェイパ3.0」として、3月より販売する。

 

■NECが遠藤氏への社長交代を発表、新興国シフトを鮮明に

NECは2010年2月25日、取締役執行役員常務である遠藤信博氏(56)の4月1日付の新社長就任と、2012年度までの中期経営計画「V2012」を発表した。取締役陣の中では最若手に近い、ネットワーク機器の新興国への売り込みで実績を残した遠藤氏を抜擢する。グローバル市場、特に新興国でのビジネスを強化する布石とみられる。

 ウィトラコメント: バランスの取れた人です。自分が分からない事業領域をどう制御していくかが課題でしょう。

■マルチデバイス戦略を強化する米国の携帯電話事業者

M2M(machine to machine)とは,一般には機械と機械がネットワークを介して相互通信する形態を指すが,米国では,携帯電話やコンピュータ端末以外のデバイスに対して第3世代携帯電話(3G)などの携帯電話ネットワークを提供する取り組みを指す。M2M戦略を強化している米国事業者の動向を解説する。


ニュース (2/25)

2010-02-25 10:50:15 | Weblog

■インド携帯、高成長続く 1月の新規加入、最高の1990万件

インドで携帯電話の新規加入件数が急速に伸び、直近1月は1990万件と過去最高を更新した。通話料金の低下や個人消費の拡大が背景。とくにNTTドコモの出資先タタ・テレサービシズは割安感のある料金体系をいち早く導入したことが奏功。累計加入件数で印アイデアを抜き、5位に浮上した。

 ウィトラコメント: ひと月で2000万加入はすごいですね。あっという間に1億です。

■【インド経済】3G携帯電話用の電波競売、ついに正式スタートへ

インド政府は2月22日、法務省と財務省の反対で延期されていた第3世代(3G)携帯電話サービス用周波数帯の競売手続を開始すると発表した。両省との懸案が解決されたため、今週末に入札書類が発行されるという。PTI通信が同日付で報じている。

 ウィトラコメント: インドもついに始まりました。昨年から何度も延期されていたので待望のオークションと言えるでしょう。上の記事にあるようにタタ・ドコモが好調で更に3Gのライセンスを取れれば勢いがつきそうです。

■KDDI、MVNOとしてPC向けWiMAXサービスを3月1日より開始

KDDIは、KDDIは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)事業の「au one net」において、MVNOとして「WiMAXコース」を新設し、3月1日より提供を開始する。
今回追加される「WiMAXコース」は、ISPの「au one net」に追加される新コース。各社から発売されている、WiMAX通信モジュールを内蔵したパソコンや、WiMAX対応のデータ通信カードを購入したユーザーは、インターネット接続を利用する際のISPとして「au one net」を選べるようになる。

ウィトラコメント: 今はまだ無いようですがそのうちcdmaとWiMAXの端末が出てくるそうです。アメリカのSprintと同じ動きですね。 

■ソニー、PSPと携帯電話を合体させた「PSPケータイ」を開発していることを認める

AppleのAppleのiPhoneやiPod touchに対抗するために、ソニーがPSPと携帯電話を合体させた「PSPケータイ」とでも呼ぶべきハイブリッド端末を開発する意向であることを昨年6月に日本経済新聞社が報じましたが、ついにソニーが開発していることを認めたそうです。
すでにPSPシリーズ向けにゲームソフトのダウンロード販売に乗り出しているほか、リモートプレイを利用してPS3のゲームをプレイすることができる携帯電話「Aino」を発売しているソニーですが、携帯電話とPSPを一体化させることで、いったいどのようなモデルが生まれるのでしょうか。

 ウィトラコメント: iPhoneに対抗してやるのかと思っていましたがやはり出てきましたね。このゲームソフトをどこで売るか、ネット上の売り場の取り合いが激しくなりそうです。

■「災害用伝言板」キャリアをまたがる全社一括検索を実現

電気通信事業者協会とNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの5社は2月24日、各事業者が個別に提供している災害用伝言板サービスで、事業者間をまたいだ安否確認が可能な「全社一括検索」を3月1日から提供すると発表した。2009年7月に開発を発表していた機能がついに実装される。

 

■3月6日から銀座・ソニービルで「Xperia」のタッチ&トライイベント実施

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、NTTドコモから発売予定のAndroid搭載スマートフォン「Xperia」のタッチ&トライイベントを実施する。同イベントに関する情報は、Twitter(@Xperia_OPUS)でも公開されている。

 

■欧州委員会、Googleを独禁法違反の疑いで予備調査

「競合企業だからという理由で、Googleに低い検索順位を付けられた」といった欧州企業の苦情申し立てを受けて、欧州委員会が予備調査を開始した。

 

■[携帯網]IMSの運用を間もなく開始,LTEは2012年から

KDDIの携帯電話サービス「au」は,同社の利益の大半を生み出す中核事業である。その携帯電話サービスを支えるインフラは,IP化および次世代ネットワークへの統合という転機を迎えようとしている。その要となるIMSの本格運用に向け,準備を整えている。

ウィトラコメント: KDDIがドコモより先にIMSの本格運用を始めるのですね。


ニュース (2/24)

2010-02-24 11:44:56 | Weblog

■2009年の世界スマートフォン販売、iPhoneがWindows Mobileを抜いて3位に――Gartner調査

米調査会社のGartnerは2月23日、2009年の世界の携帯電話市場についての調査結果を発表した。世界で販売された携帯電話は前年比0.9%減の12億1100万台だった。スマートフォンの販売台数は前年比23.8%増の1億7240万台と大きく増加しており、米AppleとカナダのResearch In Motion(RIM)がスマートフォン市場でのシェアを伸ばしているという。

 ウィトラコメント: RIMは落ち目かと思いましたがまだ伸ばしているのですね。このあたりが私の感覚があっていないところです

■Microsoft、自社ブランドのスマートフォンを2011年に投入か?

GoogleのNexus Oneのように、Microsoftも自社ブランドのスマートフォンを投入するとアナリストが伝えている。だがMicrosoftには先にやるべきことがあるはずだ。

 

■マイクロソフト、クラウドOS「Windows Azure Platform」の本格展開を発表

マイクロソフト(株)は、クラウドコンピューティングサービス「Microsoft Windows Azure Platform」の日本での本格展開を発表。日本市場向けの製品サイトの開設や技術情報提供などを行う。現在までに、50社がパートナー企業として同サービスの採用や対応アプリケーションの開発を表明している。

 

■ARMが新プロセッサ・コア「Cortex-M4」を発表、DSP機能の統合で新市場を狙う

英ARM社は2010年2月22日、同社のプロセッサ・コアの中では下位にあたる「Cortex-M」シリーズの新プロセッサ・コア「Cortex-M4」を発表した。特徴は、DSP(Digital Signal Processor)の機能を統合することで、デジタル信号処理の性能を高めた点にある。同社は、モーターの回転数制御や、電力制御といった用途を想定するほか、自動車への搭載も期待しているという。

 ウィトラコメント: ARMも徐々に手を広げてきていますね。他との競合が始まると思います。

■中国電信、KDDI、米ベライゾンもLTE商業運用へ=GSMA

移動体通信業界団体のGSMA(GSM協会)は、チャイナテレコム(中国電信)、KDDI、米ベライゾン・ワイヤレスがGSMAに加盟したと発表した。3社は世界最大手のCDMA事業者で、早ければ年内にモバイルブロードバンド用の次世代ワイヤレス技術であるLTEの商業サービスを開始する計画。

 

■[NTT R&Dフォーラム]Androidをシンクライアント化する技術を展示

NTTは2010年2月23,24日に武蔵野開発研究センタで開催中の「NTT R&D フォーラム 2010」においてスマートフォンをシンクライアント化する技術「Virtual Smartphone over IPシステム」を展示している。

 

■[NTT R&Dフォーラム]本とネットをつなぐ新技術を展示

NTTは2010年2月23,24日に武蔵野開発研究センタで開催中の「NTT R&D フォーラム 2010」において,紙面に印刷された文字とインターネット上のコンテンツを結ぶ新しい技術「Kappan」を展示している。教科書や参考書,広告,カタログなどに書かれた文字をスマートフォンで撮影して,その画像をサーバーに送信。サーバー側で画像を解析し,その紙のコンテンツと関連付けられたコンテンツを表示する。

 

■グーグル、中国政府との協議を再開か--WSJ報道

報道によると、Googleと中国政府は、同国内においてGoogleが提供する検索サービスの今後をめぐって、再び協議を開始したという。

 ウィトラコメント: グーグルへのサイバー攻撃の犯人が分かったとかいわれていますが何かカードを手にしたのかもしれません

■Xerox、特許侵害でGoogleとYahoo!を提訴

米Xeroxは2月19日(現地時間)、同社が保有する検索関連技術の特許を侵害しているとしてデラウエア州の連邦地方裁判所に米Googleと米YouTube、米Yahoo!を訴えた。侵害行為の差し止めと損害賠償を求めている。

 ウィトラコメント: これが事実なら結構な額になると思います。

■[携帯網]IMSの運用を間もなく開始,LTEは2012年から

KDDIの携帯電話サービス「au」は,同社の利益の大半を生み出す中核事業である。その携帯電話サービスを支えるインフラは,IP化および次世代ネットワークへの統合という転機を迎えようとしている。その要となるIMSの本格運用に向け,準備を整えている。

 

■iPhone、Android、Windows Mobileのキーパーソンが登場――第1回 スマートフォンサミット開催

アークブレインが第1回 スマートフォンサミットを開催。ドコモ、ソフトバンクモバイル、マイクロソフト、ソニエリからスマートフォンを担当するキーパーソンが登場し、2010年の戦略を説明。パネルディスカッションでは異なるプラットフォームのキーパーソンが一堂に会して意見を戦わせる。

 

■badaだけでなくAndroidも――「2010年はスマートフォン強化」とSamsungの趙氏 (1/2)

フルタッチ端末が好調な一方、「スマートフォンはラインアップがやや弱かった」というSamsung電子。2010年は独自プラットフォーム「bada」採用端末をはじめ、多様なユーザーニーズに応じて採用OSを見極め、スマートフォンをラインアップするという。

 

■MWC 2010 - 存在感のない日本企業

Mobile World Congressは、携帯電話では世界最大のイベントである。ここには、世界中からのメーカーや事業者がやってくる。その中で、日本の企業の存在感があまり感じられなかった。これに対して、地元でもあるEU系の企業を除くと、目立ったのは中国系企業だ。

 

■スマートフォンのトレンドは"小型化&ミッドレンジ" - MWC 2010を振り返る

2月15日から18日まで、モバイル業界恒例のイベント「Mobile World Congress 2010」がスペイン・バルセロナで開催された。今年は大型の発表が多かったせいか、昨年よりも活気を感じだ。今回は4日間のイベントの感想を書きたい。


平成21年版 情報通信白書

2010-02-23 11:57:07 | Weblog
図表3-1-4-1 日米における景気変動と実質情報化投資

ウィトラコメント: 25年間で日本は4回情報化投資が下がっているがアメリカでは1回しか下がっていないとしていますが、これは景気下降局面がアメリカには一回しか来なかったことが来なかったことが主な理由だと思います。多分リーマンショック以降はアメリカでも下がっているでしょう。しかし、アメリカでは情報化を強化して人員削減をするという傾向があるので、下げが少ないという事実はあると思います。

ニュース (2/23)

2010-02-23 11:42:36 | Weblog

■Qualcomm、モバイル・プラットフォームBrewにJava実行環境を統合

米Qualcommと米Oracleは米国時間2010年2月15日、Oracleが買収した米Sun Microsystemsの携帯電話向けJava実行環境「Sun Java Wireless Client」を、Qualcommのモバイル・プラットフォーム「Brew Mobile Platform(Brew MP)」に最適化したと発表した。QualcommはSun Java Wireless ClientをBrew MPに組み込んで提供する。Oracleによるカスタム・ツールや構成ツールも利用可能にする。

 ウィトラコメント: Qualcommは従来はJavaと対立する概念としてBrewを出していましたが、今回両方をサポートすることでこれを組み込んだ端末の世界は一気に広がることになりそうです。

■「Google Earth for Android」登場 音声検索に対応

「Google Earth for Android」は、Android 2.1の音声検索機能やスムーズな3D表示能力を生かしており、My Location機能も備える。

 

■イー・モバイルがエリア拡大、東京メトロのすべての駅で利用可能に

イー・モバイルが本日、同社の通信サービスを東京メトロ全線のすべての駅で利用できるようになったことを発表しました。

 

■相互運用可能なアプリ推進構想RCSの進展状況を発表

移動体通信業界団体のGSMA(GSM協会)は、相互運用可能なマルチメディア・アプリケーションを多様に提供する「リッチ・コミュニケーション・スイート(RCS)」構想の進展状況を明らかにした。

 

■インテルとノキアが携帯機器向けOSを統合、サポート体制の整備が今後の課題

米Intel社とフィンランドNokia社は、携帯機器向けオペレーティング・システム(OS)「Moblin」と「Maemo」を統合すると発表した。MoblinもMaemoも、Linuxを基にした携帯機器向けOSだ。

 ウィトラコメント: IntelとNokiaがLinuxで提携するとは面白いですね。時代の流れを感じます。Qtという開発環境が鍵のようです。NokiaはSymbianとLinuxの使い分けが難しくなる感じがします。

■【中国OSS】Android版Firefoxはリリース間近?

先月末にMozillaはFirefox for Nokiaを正式リリースし、すでにノキアN900、N810上で作動している。Windows Mobile向けのバージョンも非常に成熟しているが、現在はAndroid版の開発も本格化している。Fennec(モバイル版Firefox)プロジェクトの一員が明らかにしたところによると、Firefox for Androidの開発は順調で、ユーザー向けにリリースできるまでにそう長くはかからないであろうとのことであった。

 

■【JIC ミニアンケート】主に利用している携帯キャリア、3割が「au(KDDI)」

日常生活に欠かすことのできない携帯電話。電気通信事業者協会(TCA) の発表では、今年1月度の累計契約数は、「ドコモ」5,554万4,200件、「au(KDDI)」3,144万5,800件、「ソフトバンク」2,185万2,200件と、ドコモが2位の au(KDDI)に差をつけトップとなっているが、今回の調査で違いは見られるだろうか。

 

■国際電話の「0051」残します…公共性を重視

KDDIは20日、3月末で廃止を予定していた、「0051」でつながるオペレーターによる国際電話サービスを存続させる方針を固めた。

 ウィトラコメント: 総務大臣の圧力のような記事が出ていますが本当だと問題だと思います。

■NTTドコモ、T-01Aでも「110」に接続できない不具合--L-02Bに続き2件目

NTTドコモは2月18日、東芝製「docomo PRO series T-01A」の販売を一時見合わせると発表した。ソフトウェアの不具合によって、緊急通報用電話番号「110」「118」「119」に接続できないケースがあったためとしている。

 

■電子ごみ、新興国で深刻化 20年には2~18倍と、国連

中国やインド、南アフリカなどの新興国での、コンピューターや携帯電話などの「電子ごみ」の発生量が2020年までに現在の2~18倍に急増、ごみに含まれる有害物質による環境汚染が深刻化するとの調査報告を国連環境計画(UNEP)や国連大などのグループが23日までにまとめた。

 

■携帯電話のマネー機能が途上国で大活躍、庶民の味方に

給与の振り込みに家族への送金――銀行やATMの数が少ない途上国で、携帯電話が「個人銀行」として活躍している。

 ウィトラコメント: ノキア・マネーが有名ですがこの記事はGSMAのもののようです。これは世界に広がる仕組みになりそうです。

■移動・固定統合でNTTの「NGN」と差異化

KDDIの次世代ネットワーク構想の原点は,2005年に発表した「ウルトラ3G」である。2007年には,ウルトラ3G構想を基に,固定・移動・放送を融合した新サービス構想「FMBC」(fixed mobile and broadcasting convergence)を打ち出した。最近では,ウルトラ3GよりもFMBCが表に出てくる機会の方が多い。

 

■日本での発売は? 6.5はどうなる?――「Windows Phone 7」の疑問

Windows phone向けの新しいOSとして注目を集めている「Windows Phone 7 Series」。Microsoftのサービスの統合や、「ハブ」と呼ばれる新たなUIなど、これまでのWindows Mobileとはコンセプトが大きく異なる。Windows Phone 7の補足情報や疑問点などをマイクロソフトの越川氏に聞いた。

 

■「通信事業者と争うつもりはない」――グーグルのシュミットCEOが明言

米国GoogleのCEO、エリック・シュミット(Eric Schmidt)氏は2月16日、スペインのバルセロナで開催中された「Mobile World Congress」の基調講演において、通信事業者と競争する意志はないことを強調した。

 ウィトラコメント: Googleは携帯電話を出したり、光加入者を始めたりしていますが、これは本業の広告の将来方向を見極めるための手段だと思います。

 

■見えぬ「選択と集中」、迫る「タイムリミット」 ウィルコムは再生できるのか (1/2)

2月18日に会社更生法の適用を東京地裁に申請したウィルコム。国内第4位のモバイル通信事業者の今後どうなるのか、そして再建への取り組みは成功するかを考えてみる。


平成21年版 情報通信白書

2010-02-22 11:58:10 | Weblog
図表3-1-3-4 産業構造の微少な変化による名目GDPの変動

ウィトラコメント: 情報通信の規模を増やすほうが自動車産業の規模を増やすよりもGDPへの寄与率が高い、というシミュレーションです。自動車産業はそれ自体の付加価値は高いものの広がりがないのに対して情報通信産業は生産財の改良につながる部分が大きく、結果として国全体の付加価値を大きく押し上げるというロジックです。当たっていると思います。

ニュース (2/22)

2010-02-22 11:49:47 | Weblog

■米Sprint、米国初の4G携帯サービスを今年夏にWiMAXで開始か

米国第3位の携帯キャリアであるSprint Nextelが、今年夏に米国初となる4G携帯電話を市場へと投入する。米Wall Street Journal(オンライン版)が2月19日(現地時間)に報じている。通信方式はWiMAXとなる見込みで、パートナーのClearwireが運営しているネットワークを利用することになる。

 ウィトラコメント: SprintブランドでClearwireのネットワークを借りてサービスを提供するのですね。KDDIも同様のサービスを提供可能ですが、Sprintの端末を少ない変更で日本向けに出来るかどうかでしょうね。

■総務省の700/900MHz作業班,「このままでは日本は孤立」とクアルコム

総務省は2010年2月19日,700/900MHz帯を使用する移動通信システムの技術的条件を専門的に調査する「700/900MHz帯移動通信システム作業班」(以下作業班)の第2回会合を開いた。この会合では,クアルコムジャパンが国際標準に沿った割り当てを提案したのに対し,NTTドコモとKDDIは自社への周波数割り当てを主張した。

 ウィトラコメント: Qualcomm案は日本ではちょっと非現実的だと思います。

■BREW MP、MediaFLO、蝶の羽から発想したディスプレイ技術を披露――Qualcommブース

QualcommはMWCの同社ブースで、DC-HSPA/LTEなどの無線技術やBrew Mobile Platform、MediaFLOなどの技術に加え、蝶の羽から発想したというディスプレイ技術の「Mirasol」を披露した。

 

■MWC 2010 - LG電子、プライベートブースで新製品を展示

LG電子はMobile World Congress 2010への出展は行っていなかった。但し会場に隣接した同社のプライベートブースでプレス向けに新製品やLTE関連の展示が行われた。

 

■【MWC 2010 Vol.17】NEC、都市部など最適ネットワークを評価する「LTE SON用3次元シミュレータ」

「Mobile World Congress」にてNECは、通信事業者向けに製品、技術、サービスなどの展示を行った。LTE関連では基地局装置のほかネットワーク最適化技術など、その他の技術・サービスではフェムトセルを利用したメディアコントロールや、クラウド基盤の統合パッケージ製品などを出展した。

 

■【中国OSS】Aava、初のオープンプラットフォームを発表

北京時間2010年2月15日16時、中国旧暦寅年の2日目に、世界モバイル通信システム協会(GSMA)主催の、モバイル通信分野の中でも最も著名なイベント、MWC 2010(またの名を世界3GSM大会)がスペインのバルセロナで幕を開けた。

 

■世界最大級のモバイル展示会MWC 2010

スペインのバルセロナで2010年2月15日から18日まで4日間にわたり、世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress(MWC)2010」が開催された。

 

■Google子会社の電力市場参入を米国当局が認可

米連邦エネルギー規制委員会(FERC)は米国時間2010年2月18日、米Googleの子会社Google Energyの電力市場参入を認可したと発表した。Google Energyは2月23日から、市場価格に基づいたエネルギーを売買できるようになる。

 

■携帯、特許料安く 次世代端末、管理会社に窓口

国際展開する大手特許管理会社が、次世代携帯電話の主要特許を低価格で相互利用する仕組みづくりに乗り出す。関連特許を多数持つ日本メーカーの参加に向け営業を始めた。特許管理会社に利用許可の窓口を一本化することで、端末メーカーなどは複数社と交渉する手間が省け、製造コストの削減につながる。

 

■総務省、ITUの無線通信規則委員会にKDDI伊藤氏を擁立

総務省は、国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則委員会の委員選挙に、KDDIの伊藤泰彦氏を擁立すると発表した。総務省内に選挙対策本部が設置され、10月にメキシコで開催される選挙で当選を目指す。

 ウィトラコメント: 委員を出すのは良いですが、電波行政に国際協調の姿勢が無くてはうまくいかないでしょう。現在は日本の端末市場は世界的には無視できるほど小さくなっているので、電波行政の国際協調も重要です。1番目の記事のような2012年割り当ての周波数は無理ですが、2015年以降くらいに周波数を世界と合わせていくことが重要でしょう。

■トンネル内でも携帯通話OK 山陽新幹線の一部区間

総務省近畿総合通信局は19日、山陽新幹線の姫路駅(兵庫県姫路市)から兵庫・岡山県境までの14トンネルで、来年3月からNTTドコモなど主要3社の携帯電話が通話できるようになると発表した。

 

■中東で携帯電話支払い用SIMカードを展開=蘭ジェムアルト

オランダのデジタル・セキュリティー技術大手ジェムアルトは、南アフリカ共和国の通信事業者大手MTNグループ傘下のMTN中東・北アフリカ(MTN MENA)が、携帯電話支払いサービスにジェムアルトのSIMカードベースのセキュリティー・ソリューションを採用したと発表した。

 

■「近接/輝度センサー」――高度化する携帯電話に欠かせない“目”

傾けた方向に画面が回転する、顔を近づけると画面が消える、これはいずれも機器に内蔵された「センサー」の働きによるもの。今回は、携帯電話(スマートフォン)の分野で採用が進むセンサーについて、その種類や機能を解説してみよう。

ウィトラコメント: この記事自体が特別意味があるわけではありませんが、センサーが今後の端末の大きな差別化要因になるというのは賛成です。輝度センサーとQualcommのMirasol(3番目の記事)の組み合わせなども重要になるかもしれません。 

■第二の黒船となるか!iPadが変える携帯電話の売り方【世界のモバイル】

Appleが先月発表したiPadは携帯電話とネットブックの間を埋める製品だ。常用できるWEB端末や電子ブック端末など様々な用途として利用できることから大きな期待が寄せられている。Appleの新製品はここのところ毎年夏前に発売されるiPhoneに大きな注目が集まっているが、iPadもまたiPhoneと同様に広いターゲット層に話題を提供する製品となりそうである。

 

■Microsoftは「Windows Mobile」と「Windows Phone」の溝を埋められるか

Windows Mobile 6.5ベースとWindows Phone 7ベースのデバイスおよびソフトウェアの間の溝は、一部の開発者にとっては乗り越えられないものかもしれない。

ウィトラコメント: Windows PhoneはWindows Mobileの改良とは考えず、Microsoftが出した新たなプラットフォームととらえたほうが良さそうです。