携帯電話メーカーのノキアが日本で通信事業に参入することを発表した。
来年3月からだそうである。自前のネットワークは持たず、他社(ドコモ)のネットワークを借りて事業をするMVNOとして参入する。 プレミアムサービスで、160~500万円の端末を販売するそうである。
日本におけるノキアの知名度、価格などを見て全然売れそうにないと思う。しかしノキアとしてもまったく採算の立たないところで事業に参入するわけはないので、彼らなりの計算があるのだろう。
おそらく顧客は海外の富裕層であろう。投入する端末はすでに世界50各国で販売されているそうだから、この種のサービスは海外では行われていて、世界的にはある程度顧客はつかんでいるのではないだろうか。
9月29日の記事で書いたがドコモのネットワークを借りると10Mbpsでひと月1500万円である。一人ひと月1万5千円にするとすれば1000人の顧客プラスアルファが損益分岐点である。何百万円もする端末を買うような人たちだからひと月三万円くらいとれるのかもしれない。これで日本に出張の多い海外の富裕層で大体採算ラインに近いところまでは期待できると踏んでいるのではないだろうか。
MVNOとして富裕層を狙うプレミアムサービスは理にかなっている。トラヒックは少ないが全国サービスが必要で、高い料金をとれるというのはMVNOの接続料金体系の特徴を最大限に生かしているといえるだろう。
ノキアは現在、サービス事業に力を入れているがこの動きもこの一環だろう。
来年3月からだそうである。自前のネットワークは持たず、他社(ドコモ)のネットワークを借りて事業をするMVNOとして参入する。 プレミアムサービスで、160~500万円の端末を販売するそうである。
日本におけるノキアの知名度、価格などを見て全然売れそうにないと思う。しかしノキアとしてもまったく採算の立たないところで事業に参入するわけはないので、彼らなりの計算があるのだろう。
おそらく顧客は海外の富裕層であろう。投入する端末はすでに世界50各国で販売されているそうだから、この種のサービスは海外では行われていて、世界的にはある程度顧客はつかんでいるのではないだろうか。
9月29日の記事で書いたがドコモのネットワークを借りると10Mbpsでひと月1500万円である。一人ひと月1万5千円にするとすれば1000人の顧客プラスアルファが損益分岐点である。何百万円もする端末を買うような人たちだからひと月三万円くらいとれるのかもしれない。これで日本に出張の多い海外の富裕層で大体採算ラインに近いところまでは期待できると踏んでいるのではないだろうか。
MVNOとして富裕層を狙うプレミアムサービスは理にかなっている。トラヒックは少ないが全国サービスが必要で、高い料金をとれるというのはMVNOの接続料金体系の特徴を最大限に生かしているといえるだろう。
ノキアは現在、サービス事業に力を入れているがこの動きもこの一環だろう。