ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-08-31 10:40:13 | Weblog
図表2-1-1-4 携帯電話の1契約当たりの売上高における役務別比率の推移

ウィトラコメント: いわゆるARPUという一人当たりの月額支払料金です。世界中先進国での電話のARPUは低下しています。インドなどはこの1/10くらいですが低下傾向にはないと思います。

平成20年版 情報通信白書

2009-08-31 10:27:10 | Weblog
図表2-1-1-1 電気通信事業の売上高の推移

ウィトラコメント: 通信事業者の売り上げの総額ですが15兆円あたりでじり貧です。これは電話による収入が減ってきているからでしょう。NTTなどもインターネットプロバイダに変身してきているようですが、これが進んでくるとどこまでが通信事業でどこまではサービス事業か分からなくなるます。多分Googleや楽天の売り上げなどはこの中に入っていないと思いますがソフトバンクとYahooははっきり分かれているのでしょうか?

ニュース (8/31)

2009-08-31 10:22:35 | Weblog

■総務省、携帯向け新放送で認定基準 5年以内にカバー率9割

総務省は、2011年以降に始める携帯端末向けの新放送について、事業者の認定基準を定めた。基地局を整備するハード面の放送事業者と、番組を編成するソフト事業者を分離。全国放送をする放送事業者には、認定日から5年以内に世帯カバー率を9割以上にすることを求める。9月から参入希望者の調査を始め、10年以降に申請を受け付ける。

 ウィトラコメント: 放送事業者と番組編成事業者を分離する初めてのケースですね。モバイル放送は数年前は世界的に盛り上がっていましたが、今はかなりトーンダウンしています。日本ではテレビ付き携帯電話が大量に出回っていますがこんな国は日本だけです。日本で成功している理由は消費者からみると殆ど無料で携帯電話のテレビ機能が手に入る(放送料無料、端末価格もあまり変わらない)のですが海外では有料放送なので難しいのでしょう。
今回の電波免許は無料でサービス提供できるかどうか不明ですが、この分野でも日本が新しくサービスを発展させるかもしれませんね。

■『iPhone』の中国販売が正式決定

中国の大手通信事業者 China Unicom (中国聯合通信) は28日、Apple と正式に契約を結んだことと、第4四半期に中国で『iPhone』の販売を開始することを明らかにした。この日 China Unicom は Web サイトに収支報告を掲載し、続けて2年間にわたる交渉を経た Apple との提携を正式に発表した。

 

■日本通信が050電話番号を取得 - IP電話サービスを提供へ

日本通信は28日、総務省から電気通信番号規則に基づく電気通信番号指定証を受領し、IP電話用の電気通信番号として「050-6100-XXXX」の指定を受けたと発表した。同社は今後、050電話番号を使ったサービスを提供するとしている。

 

■[ウィルコム]XGPの試験サービス,屋内浸透をあえて制限

2009年10月に本サービスを開始する予定のウィルコムの次世代PHS「XGP」。現在,JR山手線内の一部エリア限定で試験サービスを提供しているが,別の“限定”も存在することが判明した。「屋内への浸透性能」も制限されているという。

 

■ピッチのウィルコムが大ピンチ 社長更迭も前途多難

ピッチのウィルコムがピンチだ。国内で唯一、PHS事業を手掛けるが、契約数の減少に歯止めがかからない。26日には、筆頭株主である投資ファンドの米カーライルにより、喜久川政樹前社長が事実上解任され、経営も迷走している。来月にも開始される次世代通信サービスに賭けるが、その前途は多難だ。

 

■スマートフォン話題の3機種比較、メールやWeb、使いやすいのはどれ?

最近よく耳にするようになった「スマートフォン」。実際のところ、一般的な携帯電話と比べてどういった点が便利なのだろうか。そこで、各キャリアが発売する今話題の3モデルで、誰もが頻繁に使う「メール」「Webサイトの閲覧」を中心に使い勝手を確かめた。


ニュース (8/28)

2009-08-28 11:15:07 | Weblog

■「NetWalker」はPCでなく、もちろんケータイでもない“第3の新モバイルツール”

「いよいよクラウドコンピューティングの時代が到来。ケータイユーザーの2台目端末として、大きな市場性を感じている」──。シャープは8月27日、モバイルインターネットデバイス(MID)「NetWalker(PC-Z1)」を発表。登壇したシャープ代表取締役の松本雅史副社長は声高に述べた。
この“NetWalker”を、シャープは携帯電話やスマートフォンの機動力、NetbookやノートPCの機能性、電子辞書の操作性を兼ねた、小型軽量で短時間起動、長時間駆動の特徴を持つ新シリーズ兼“新カテゴリ”に位置付けた。

 

■Nokia、間もなくMaemo携帯発表 LinuxでiPhoneに対抗

フィンランドのNokiaはLinuxを頼りに、ハイエンドの携帯電話機市場において再び米AppleのiPhoneに戦いを挑もうとしている――。Reutersの取材に応じ、複数の業界情報筋がそう語った。

 

■NEC・日立・カシオ、携帯端末事業統合で調整

NEC、日立製作所、カシオ計算機の3社が、携帯電話機事業を2010年4月をメドに統合する方向で調整に入ったことが27日、明らかになった。
実現すれば、国内販売台数の市場占有率は20%を超え、首位のシャープに肉薄する。携帯電話は販売が伸びない一方で、多機能化で開発費用は増える傾向にある。今回の3社の動きが、大規模な業界再編の呼び水となる可能性がある。

 ウィトラコメント: ルネサスとNECエレの統合のときと同じ印象を持ちます。つまり、過去の銀行の合併と同様で、規模の拡大、コストダウンは期待できるが成長へのストーリー性は感じません。延命効果はあるでしょうが

 

■認証のクラウド化を進めるVeriSign、証明書の新サービスも導入

米VeriSignは2010年までに展開する製品計画を紹介。認証を同社が代行するサービスを推進するとともに、SSL証明書に続く新たな証明書サービスを導入する。

 

■ビデオ機能付きの携帯電話は急増、有料サービスと収益は停滞

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は出版レポート「 モバイルビデオ機器、携帯電話、サービス、加入者 - Mobile Video Equipment, Phones, Services, and Subscribers」のプレスリリースにおいて、2013年のビデオ機能付き携帯電話の世界の販売数は3億9700万で、金額では数百億ドルに達するという予測結果を発表しました。

 

■Androidユーザー、iPhone並みにアプリケーションをダウンロード利用--米調査

AdMobが実施した新調査によれば、Android、iPhone、iPod touchユーザーは、すべて共通してアプリケーション利用に積極的であり、デバイス上に頻繁にダウンロードを行っていることが明らかになった。

 

■イー・モバイル、訪日チャイナユニコムユーザー向け携帯電話レンタルサービスに端末を提供

イー・モバイル株式会社は2009年8月26日、世界の携帯電話レンタルサービスを展開する株式会社 JCNT と提携し、中国大手通信企業である中国聯通の在上海訪日ユーザーを対象とした携帯電話レンタルサービス向けに、イー・モバイル携帯電話の提供を開始することを発表した。

 

■スマートフォン、携帯シェア1割突破 7月台数、民間調べ

国内携帯電話販売で、パソコンに近い性能を持つ高機能端末「スマートフォン」が伸びてきた。調査会社BCNによれば、7月は台数シェアで初めて1割を突破。一般の携帯機種の販売不振が続く中、手軽に使えるインターネット端末として、デジタル家電製品の今後のけん引役となる可能性もある。

 ウィトラコメント: 日本でスマートフォンと言うとiPhone, Android, Windows Mobileのことでしょう。次第に増えてきているのですね。

■インド携帯電話市場、ノキア社の減少がサムスン社の増加に

市場調査会社ORG社の報告書によれると携帯電話市場では国際的にもリーダー的存在であるノキア社は、インド市場で基盤を崩している。インドのGSM市場でノキア社の市場シェアが今年5月の71.5%から7月に70.2%に下落した。同社の市場シェアは、6月に71.1%と前の月に比べて減少していた。インドの市場では今ほとんどの携帯電話メーカーは市場シェアが減少傾向にあることに対してサムスン社は大幅な増加を記録した。同社は5月の11.4%から7月には14.4%に上昇した。

ウィトラコメント: シェアが落ちたといっても70%はすごいですね。Nokiaがコスト競争力があるということでしょう。


平成20年版 情報通信白書

2009-08-27 14:46:30 | Weblog
図表1-3-4-11 企業における個人情報保護対策の実施状況(複数回答)

ウィトラコメント: 企業の対応も私が想像したより悪いですね。もっとも小さな企業で顧客の個人情報などはほとんど持っていないところもたくさん含まれているのでしょうが・・