ノートパソコンの世界で10万円を切る機種のシェアが4割を超えたそうである。いわゆるUMPC(Ultla Mobile Personal Computer)というやつである。
IntelはAtomというチップを出してこの方向をサポートしている。このような機種は当然外出先で使うというコンセプトだから、無線業界の将来にも大きな影響がある。最も成功してほしいと思っているのはWiMAXのサービスを始めるUQコミュニケーションだろう。
私は現在、パナソニックのLet's Noteを使っている。これは20万円くらいしたのでUMPCだと半額以下になる。私の場合はデスクトップを買わずにLet's Noteを生活マシンとしている。自宅にいるときには大画面のディスプレイと、キーボードを外付けにして使っている。 私の場合は1週間単位の海外出張が多いのでこのような機能限定のUMPC出張に持っていく気にはなれず、いくら軽くて安くてもUMPCに乗り換えるということはしないだろう。
このようなPCはどういう人が使うだろうか?
可処分所得の多い独身貴族はTV付きのこのようなPCを2台目パソコンとして買って遊びに行った時などに使うかもしれない。しかし現状ではネットへのアクセスが結構高く、安いと宣伝しているE-mobileでさえも月額5千円くらいするので、これを気にせず払える人は少ないのではないだろうか。
なお、どこのオペレータでも月額1000円といったサービスも提供しているが、これは情報量に上限があり、メールくらいのイメージなのでそれならケータイで十分ということになりそうだと思っている。 UQがWiMAXでこれを月額3000円にしたからと言ってどれくらいユーザーが増えるかは疑問に思っている。E-mobileからUQに移る人は出るかもしれない。
私はこの種のPCの普及のカギは企業にあると思っている。日帰りか一泊の国内出張が多く、打ち合わせ先で2時間の打ち合わせを何件かこなすような人は必ずしも生活マシンを持ち歩く必要はないが、メールはきちんと取れて、会社の伝票なども発行できることに対する需要は強いはずである。自分の会社の支社では無線LANにアクセスできるようなところも増えている。
こういう会社が出張者が使うPCとして機能限定ではあるがネットにアクセスできて仕事ができるいわゆるシン・クライアントのパソコンを導入することが、この種のユーザーを増やすカギだろうと思う。おりしも、ウィニーなどでの情報流出がうるさく言われているのでこの使い方は有力だと思う。
しかし、不思議なことに日本の会社はこの種のパソコン(設備)を導入して社員に使わせることに慎重な会社が多い。こういうPCを導入して業務効率が5%でも上がれば年間100時間相当である。1時間あたりの社員のコスト(給与ではなくローディング)を考えれば導入したほうが得なことはすぐわかると思うのだが・・
やはりこのあたりの計算に優れて動きの速いアメリカからこの種のPCも普及してくるというのが実態になりそうな気がする。
IntelはAtomというチップを出してこの方向をサポートしている。このような機種は当然外出先で使うというコンセプトだから、無線業界の将来にも大きな影響がある。最も成功してほしいと思っているのはWiMAXのサービスを始めるUQコミュニケーションだろう。
私は現在、パナソニックのLet's Noteを使っている。これは20万円くらいしたのでUMPCだと半額以下になる。私の場合はデスクトップを買わずにLet's Noteを生活マシンとしている。自宅にいるときには大画面のディスプレイと、キーボードを外付けにして使っている。 私の場合は1週間単位の海外出張が多いのでこのような機能限定のUMPC出張に持っていく気にはなれず、いくら軽くて安くてもUMPCに乗り換えるということはしないだろう。
このようなPCはどういう人が使うだろうか?
可処分所得の多い独身貴族はTV付きのこのようなPCを2台目パソコンとして買って遊びに行った時などに使うかもしれない。しかし現状ではネットへのアクセスが結構高く、安いと宣伝しているE-mobileでさえも月額5千円くらいするので、これを気にせず払える人は少ないのではないだろうか。
なお、どこのオペレータでも月額1000円といったサービスも提供しているが、これは情報量に上限があり、メールくらいのイメージなのでそれならケータイで十分ということになりそうだと思っている。 UQがWiMAXでこれを月額3000円にしたからと言ってどれくらいユーザーが増えるかは疑問に思っている。E-mobileからUQに移る人は出るかもしれない。
私はこの種のPCの普及のカギは企業にあると思っている。日帰りか一泊の国内出張が多く、打ち合わせ先で2時間の打ち合わせを何件かこなすような人は必ずしも生活マシンを持ち歩く必要はないが、メールはきちんと取れて、会社の伝票なども発行できることに対する需要は強いはずである。自分の会社の支社では無線LANにアクセスできるようなところも増えている。
こういう会社が出張者が使うPCとして機能限定ではあるがネットにアクセスできて仕事ができるいわゆるシン・クライアントのパソコンを導入することが、この種のユーザーを増やすカギだろうと思う。おりしも、ウィニーなどでの情報流出がうるさく言われているのでこの使い方は有力だと思う。
しかし、不思議なことに日本の会社はこの種のパソコン(設備)を導入して社員に使わせることに慎重な会社が多い。こういうPCを導入して業務効率が5%でも上がれば年間100時間相当である。1時間あたりの社員のコスト(給与ではなくローディング)を考えれば導入したほうが得なことはすぐわかると思うのだが・・
やはりこのあたりの計算に優れて動きの速いアメリカからこの種のPCも普及してくるというのが実態になりそうな気がする。