ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成23年版 情報通信白書

2011-08-31 14:31:36 | Weblog

■■■構 成
■■第5章:情報通信政策の動向
■第2部 特集「共生型ネット社会の実現に向けて」
第3章 「共生型ネット社会」の実現がもたらす可能性
図表 現在利用しているソーシャルメディアの種類(世代別、性別) 


ニュース (8/31)

2011-08-31 14:23:44 | Weblog

■Android 3.2搭載の7型タブレット「GALAPAGOS」が発売--記念イベントも開催
イー・アクセスは8月30日、国内で初めてAndroid 3.2を搭載したシャープ製タブレット「GALAPAGOS(A01SH)」を発売した。Wi-Fiモデルのみの販売となり、イー・モバイル オンラインストアでの価格は4万4800円。

■サムスン、HP「webOS」の買収を検討か--DigiTimes報道
サムスン電子は、同社がHewlett-Packard(HP)のPC事業を買収するという報道を否定しているが、AppleやGoogleに対抗するため「webOS」の買収を検討しているという。DigiTimesが情報筋の話として報じた。

■サムスン、独自OS搭載スマホ「Wave3」公開へ
サムスン電子が独自に開発した基本ソフト(OS)「Bada(パダ、海の意)」を搭載したプレミアムスマートフォンを発売し、本格的なモバイルプラットフォーム構築に乗り出す。

■三星電子、IFAに参加「4Gの主導権確保する」
女性モデルがLG電子のシネマ3Dスマートテレビに含まれた非公開韓流コンテンツ(K-POP)を見せている。   人口30億人の新興市場を狙った低価格型スマートフォン、韓流コンテンツを内蔵したスマートテレビ…。 

■NECとシスコシステムズが提携 - LTEネットワーク関連で
通信機器国内大手のNECと、ネット通信機器大手の米シスコシステムズ(Cisco Systems)がLTE関連分野での提携を発表。世界の携帯通信事業者に向け、両社が強みをもつ製品やサービスを共同で提供することになった。

■AndroidとAppleの7月のアメリカ市場シェアは合計70%弱に
7月のアメリカのスマートフォン市場におけるAndroidとAppleの合計シェアが70%近くにまで上っていることがcomScoreの新しい調査で判明した。 このうちAndroid携帯が約42%を占め、AppleのiPhoneは微増して27%を獲得している。Androidの成長は急で、4月から5.4%ポイント、6月からも1.7%ポイント増加している。これに対しiPhoneのシェアは3ヶ月で1%ポイントの増加、 6月からは0.4%ポイントの増加にとどまった。

■スマートフォン契約数、2016年度には現在3倍の8,200万に……シードP予測
シード・プランニングは30日、スマートフォンの2016年までの市場予測の結果を発表した。スマートフォン加入数は、2016年度には8,200万加入となり、携帯電話加入数の55%がスマートフォンになると予測された。

■ノキア、理系大学2校と協力し携帯基地局建設へ
携帯電話大手ノキアの現地法人ノキアベトナムは23日、ホーチミン市工科大学と同市自然科学大学の両大学と携帯基地局の建設に関する協力契約を締結した。23日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

■中国のZTE:1-6月は12%減益-スマホの販売促進コスト響く
中国2位の携帯電話機器メーカー、ZTEの1-6月(上期)決算は12%減益となった。スマートフォンの販売促進コストがかさんだ。

■FM東京、空き周波数帯のマルチメディア放送参入に向けた事業戦略
エフエム東京は、テレビのアナログ放送終了で空いた周波数帯を使う「V―Lowマルチメディア放送=用語参照」参入に向けた事業戦略を固めた。市町村単位を放送エリアとする生活情報や防災・災害情報、自動車向けの音楽配信や地域の交通情報の提供などを主要事業に据える。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末(多機能携帯端末)への配信も検討する。

■イー・モバイルと日本通信、Huawei のスマートフォン輸入に関して政府を巻き込んだ大騒ぎ
イー・モバイルと日本通信が中国 Huawei のスマートフォン輸入販売に関して総務省を巻き込んで戦っているらしい。

■スプリント、10月7日に「戦略発表イベント」の予告 - 発表内容をめぐって飛び交う憶測
米携帯通信市場で第3位のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)が、10月7日にニューヨークで「ストラテジー・アップデート」と銘打ったイベントを開催することを明らかにしたが、これを受けてさまざまな可能性をめぐる噂が飛び交っている。

■各社の高速モバイルデータ通信を徹底比較(後編) - WiMAX/Xi/ULTRA SPEED/EMOBILE G4
UQコミュニケーションズの「UQ WiMAX」をはじめとして、NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」、ソフトバンクの「ULTRA SPEED」、イー・アクセスの「EMOBILE G4」と各社の高速モバイルデータ通信のラインナップが揃ってきた。高速モバイルデータ通信は、下り最大40Mbps級というモバイル通信ながら固定回線に対抗し得る高速な通信速度が特長だ。


ニュース (8/30)

2011-08-30 14:24:26 | Weblog

■Samsung、LTE対応の「GALAXY S II LTE」と「GALAXY Tab 8.9 LTE」を発表
韓国Samsung電子が、欧州でLTE対応のAndroidスマートフォンとAndroidタブレットを発表した。型番こそ既存の機種とさほど変わらないが、高速かつ大容量の通信が可能なLTE対応を果たし、スペックは大きく向上している。

■パナソニック、1.9GHz帯活用の新無線方式「DECT準拠方式」採用の家電を一斉発売
パナソニック(デジタルAVCマーケティング本部)は29日、国内新無線方式「DECT準拠方式」を採用した家庭用情報通信機器を一斉発売することを発表した。テレビドアホン、パーソナルファクス、電話機、窓センサーを11月10日に一斉発売する。

ウィトラコメント: このパナソニックの動きは「さすが」という感じがします。うまく行くように思います。

■NTTドコモが発売予定のLTE対応タブレット「ARRWOS Tab F-01D」、「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」のパンフレット画像がリーク    
NTTドコモが9月にも発売すると噂のXi(LTE)対応タブレット2機種、富士通製「ARRWOS Tab F-01D」とSamsung製「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」のパンフレット画像が2chで公開されていました。富士通のXi対応タブレットは「ARRWOS Tab F-01D」、Samsungの方は「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」が正式名称になると思われます。2chではF-01Dのスペックが掲載されていました。

■チャイナモバイルの準4G業務、来年商用化へ
チャイナモバイル(中国移動)の周建明総経理は27日、両岸(大陸部と台湾)の通信産業協力・交流会議に出席した際、同社がTD-LTE(中国の準4G規格)業務を来年にも商用化し、40の試験ネットワークと10の商用ネットワークを構築することを明らかにした。京華時報が28日に伝えた。

■4G周波数帯入札、1.8ギガはSKテレコムに(下)
LGユープラスは、韓国政府による3位業者への配慮で、2.1ギガヘルツ帯の周波数の一部を最低入札価格の4455億ウォン(約319億円)で確保している。同周波数帯は、SKテレコムとKTが1兆ウォン(約715億円)近い価格で入札競争を繰り広げた1.8ギガヘルツ帯に比べさらにLTEに適している。LGユープラスは年内に82都市に、来年上半期には全国にサービスを拡大する。整備状況はSKテレコムより1年先行している。

■ソフトバンク、子会社優先出資証券発行で2000億円を調達
ソフトバンクは29日、子会社SFJ Capital Limited(英国領ケイマン諸島法人)の議決権制限優先出資証券の発行で2000億円を調達すると発表した。

ウィトラコメント: ケイマン諸島というと脱税のイメージがありますが・・

■韓国サムスン電子、豪での新型タブレット端末発売延期
韓国のサムスン電子は29日、タブレット端末「Galaxy(ギャラクシー)タブ」の新型モデル「ギャラクシータブ10.1」のオーストラリアでの発売を延期すると発表した。

■米大手携帯通信3社、モバイル決済JVに1億ドル以上の追加投資を検討
米大手携帯通信事業者のベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)、AT&T、T-モバイル(T-Mobile USA)の3社が、共同で立ち上げたモバイル決済ベンチャーのイシス(ISIS)に対して、1億ドルを超える追加投資を行う見込みであることが米国時間29日に明らかになった。

ウィトラコメント: Google Walletとの競争なのでけちけちしないほうが良いでしょう

■マイクロソフト、モトローラ・モビリティ製携帯電話の輸入販売差し止めを求めて米国ITCに提訴
米国Microsoftは、米国Motorola Mobility製携帯電話の米国での販売差し止めを求めて米国国際貿易委員会(ITC)に提訴した。

ウィトラコメント: Googleが買収したからWindows陣営では無くなったということでこういう動きに出たのでしょうか

■Samsung、モバイルチャットサービス「ChatOn」を発表――iOSにも対応
Samsungが、グループチャットや動画の共有もできるクロスプラットフォームの無料のチャットサービスをこの秋スタートする。

■ジョブズ氏の発明をめぐる論争-300件以上の特許に名前連ねる
24日に最高経営責任者(CEO)の座から退くと発表した米アップルのスティーブ・ジョブズ氏の名前は、300件以上の特許に記されている。これは、彼がアップルを代表する商品の開発において、ただエンジニアを束ねてきたのではなく、それ以上のことをしてきたことを表している。しかし、同社の独創性と知的財産の扱い方は、これまでしばしば論議の的になってきた。 

■アップルvs.グーグル、スマホアプリ市場でも正面対決  :日本経済新聞
アップルのiPhoneか、それともグーグルのアンドロイドか――。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)で展開されている激しいシェア争いが、それぞれの端末向けにソフトを配信するアプリ市場にも及んでいる。 OS(基本ソフト)別の端末販売台数(米調査会社ガートナーまとめ)は昨年通年で、「アンドロイド」がアップルの「iOS」を抜き、近くユーザー数でもアンドロイド端末が優位に立つ見通し。この流れを受けてアプリの流通市場ではアップルの「支配力」が揺らぎつつあり、アプリの内容や価格設定で自由度が高いグーグルが勢いを増している。

■NTT西日本 大竹社長インタビュー「好調フレッツの先の“光離れ”に危機感」
「フレッツ光」の好調により2009年度以降、2期連続増益のNTT西日本。ここにきて、「家デジ」「光×Wi-Fi」「クラウド」と新機軸を打ち出している。電力系事業者など競合他社と激しい競争を繰り広げているなか、今年6月には環境分野にも参入した。大竹伸一社長は「事業の柱を増やしたい」と新事業の開拓に意欲を見せる。

■【コラム】全世界がサムスンのスマホOSを使う日(下)
グーグルの意図は、最近もモトローラ買収で露骨に表れた。無料のOSをばらまき、世界のスマートフォンメーカー、通信事業者、ユーザーを取り込むことに成功し、今度は携帯電話端末の生産まで制覇しようとしている。モトローラは携帯電話関連の特許を最も多く保有する「技術王国」だ。


ニュース (8/29)

2011-08-29 14:27:14 | Weblog

■スマホ販売、KDDIがソフトバンクを逆転 7月の量販店  :日本経済新聞
家電量販店のスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)販売台数シェアで、KDDI(au)が7月にソフトバンクモバイルを初めて上回ったことがわかった。夏商戦に向けて新機種を相次ぎ発売したKDDIが26%を占め、米アップル「iPhone」の新機種投入が例年より遅れているソフトバンクの15%を抜いた。

ウィトラコメント: iPhone4の売れ行きが落ちてきたということですね

■ベライゾン、「Galaxy S II」の取り扱いを見送り - iPhone最有力対抗馬の先行きに影
サムスン(Samsung)が9月に米国市場への投入を予定している「Galaxy S II」について、米最大手の通信事業者ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が取り扱いを行わないことが明らかになったと、Wall Street Journal(WSJ)が米国時間25日に報じた。

ウィトラコメント: おかしいですね。裏がありそうに思います。

■ノキア、同社最安値のデュアルSIM携帯電話を発売へ
Nokiaは8月25日、同社史上最も安価なデュアルSIM携帯電話「101」をリリースすると発表した。開発途上国の利用者が通信モードを切り替えてコストを減らしたり、通話可能範囲を広げたりできるよう配慮した製品だという。

■BlackBerry、次期 OS で Android アプリに対応?
栄華を誇った BlackBerry が昨今になって苦戦している背景に、アプリ不足があることは否めないでしょう。RIM は App World というアプリストアを展開していますが、アップル App Store や Google Android マーケットほど開発者の関心を集められていません。ではどうするか。BlackBerry で Android アプリを動かせるようにすればいいというのが、RIM の回答のようです。Bloomberg の記事によれば、来年登場の BlackBerry では Android アプリを動かせるという証言が、三名の関係者から得られたとのこと。RIM は次期 OS として買収した QNX ベースのものを採用する計画で、この新 OS に Android アプリとの互換機能を持たせるという仕組みになります。

■特許価値5倍 コダック魅力 携帯端末関連各社の標的に
創業131年の歴史を持つ米写真用品大手イーストマン・コダックが保有する特許は、時価総額の約5倍の価値があるとみられ、携帯端末関連各社にとって格好の標的になりそうだ。

■ASUS、スマホ事業撤退:タブレットとの融合製品に注力[IT]
華碩電脳(ASUS)がスマートフォン事業から撤退するもようだ。今月中にもタブレット端末事業に統合し、2者を融合した新製品「Padfone(パッドフォン)」に軸足を移す。世界金融危機以降では2度目の組織編成。同社はタブレット端末の販売が堅調に伸びており、今年の出荷目標を150万~200万台に上方修正した。

■チャイナモバイルの業績が好調、競合2社を純利益で圧倒
中国3大通信キャリアは24日、今年上半期の業績を発表した。チャイナモバイルが2社に大差をつける首位となり、その利益はチャイナテレコムの6倍、チャイナユニコムの24倍となった。チャイナユニコムは3社のうち唯一、純利益が減少した。京華時報が報じた。

■地デジ周波数の移行リストを発表、リパックや受信改善に向け実施
総務省は2011年8月26日、53~62チャンネルの周波数(710~770MHz)を使う地上デジタル放送局の利用周波数を13~52チャンネル(470~710MHz)の周波数に移行する作業(いわゆるリパック)について、対象となる放送局のチャンネル変更予定時期や変更後のチャンネル番号などをまとめたチャンネル変更予定表を公表した。

■携帯SNSの依存自認者、2/3は「睡眠時間を犠牲にしている」(2011年版情報通信白書より)
総務省は2011年8月9日、2011年版の【情報通信白書】を公開した。その多くは以前【携帯電話とパソコンの所属世帯年収別利用率をグラフ化してみる(2010年分データ反映版)】でも紹介した「通信利用動向調査」の結果を元にしている。一方で他にも色々な資料を元にした注目すべきデータを多数収録しており、非常に資料性の高い内容となっている。今回はその中から、携帯電話によるSNS(今件では狭義のSNSとし、ブログやツイッターなどのミニブログは含まず、mixiやモバゲー、GREEなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスに限定)への依存について見て行くことにする。

■SNS利用者はネットユーザーの2/3、頻繁利用は4割超…米SNSの利用動向をグラフ化してみる
アメリカの調査機関【PewReserchCenter】は2011年8月26日、アメリカにおけるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト、SocialNetworkingSites、狭義のソーシャルメディアでMySpaceやFacebookをLinkedInを指し、ツイッターやブログ、掲示板などは含まない)の利用性向調査結果を発表した。今回はそのうち、直近データにおける属性別と、この数年間での利用動向推移について見て行くことにする。

■マルウェア攻撃対象の76%は『Android』
米McAfee社の調査によると、マルウェアの攻撃を最も受けたモバイルOSは『Android』で、攻撃全体に占める割合が76%に上る。『iOS』はランキングにさえ入っていない。

■ドイツ:「Mpass」~NFCサービス普及のカギは“遠くの親戚より近くの他人”
ドイツの主要3通信事業者Vodafoneドイツ、ドイツテレコム(T-Mobile)、 Telefonicaドイツ(O2) が、2012年に共同でNFCによるモバイルペイメントサービスを開始すると発表した。3社は既にMpassという会社でSMSのモバイルペイメントサービスを行っており、今回はNFCサービス提供に向けた同社の強化によるモバイルペイメント提供となるようだ。

■どろ沼のAndroid特許戦争
Androidを巡り、昨年から米Googleとライバル企業との間で訴訟合戦がヒートアップしていた。Googleはライバル企業からの一連の訴訟に対し、「まやかしの特許をかざした敵意ある組織的な攻撃」と同社の公式ブログで強く非難している。

■グーグル、「Google TV」の欧州市場進出を計画 - 英国テレビ局と交渉中
グーグル(Google)のエリック・シュミット(Eric Schmidt)会長が英国時間27日、「Google TV」の欧州市場進出に向けて、現在同社が英国の主要なテレビ局と交渉を進めていることを明らかにした。


ニュース (8/26)

2011-08-26 14:34:36 | Weblog

■「スマートフォン市場は黎明期、十分に挽回できる」……日本マイクロソフト 樋口社長
日本マイクロソフトは25日、Windows Phone 7.5搭載スマートフォン「Windows Phone IS12T」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)がKDDIから発売されるのにあわせ、都内で発売記念イベントを開催した。

■Samsung、Galaxyブランドの新Android端末4機種を発表
若者向けの「Galaxy Y」から高機能エンターテインメントモデル「Galaxy W」までの4機種が、Galaxyシリーズに加わる。

■メキシコのLTEは2012年商用化へ
テルセル(Telcel)が、メキシコ首都メキシコ・シティでLTEトライアルを開始した。トライアルでは50Mbpsから96Mbpsのスピードが出ているとのこと。商用サービスでも平均で10Mbpsは出るだろうとされている。

■アルジェリアで待望の3Gオークションはじまる
北アフリカのアルジェリアで今年9月中旬、3G周波数オークションの情報が公開され、2012年前半にも割当が行われる運びとなるようだ。同国電気通信相Moussa Benhamadi氏が明らかにした。

■「スマホ先進国」も楽ではない、シンガポールの通信キャリアのARPU伸び悩む
スマートフォンの普及率世界3位のシンガポール。ここ数年で利用者が急増しており、約700万件の携帯電話加入件数のうち、スマートフォン比率は米国の4割前後を大きく上回る7割超に達する。高い経済成長率に加え、無料の無線LANサービスエリアを拡大する国家プロジェクトが普及を後押し。スマートフォンを介したさまざまなサービスが国民生活に広く浸透している。しかし、「スマホ先進国」の名をほしいままにする同国も、通信事業者の現状は楽ではないようだ。

■サムスン電子にオランダで販売差し止めの仮処分-スマートフォン
オランダの裁判所は、韓国のサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS」「ギャラクシーS2」「ギャラクシーエース」のオランダでの販売を一部差し止める仮処分を決定した。ギャラクシーをめぐっては、米アップルが特許侵害を主張し、裁判所に差し止めを求めていた。

■中国電信:2011年上半期純利益98億800万元
2011年8月23日、中国電信(チャイナ・テレコム)が2011年上半期の経営報告を発表した。

■日本のモバイルトラフィック量は1年で2倍に急増、総務省が最新調査結果を公表
総務省は2011年8月25日、移動体通信事業者5社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、UQコミュニケーションズ)と協力して調査している日本の移動通信トラフィック量について、最新データを公表した。それによると、2011年6月の月間延べトラフィック量は4万23テラバイト。1年前の2010年6月の2万386テラバイトと比べて、1年間でトラフィック量は約2倍に急増していることが明らかになった。

■ブロードバンド無線、海上で利用しやすく 総務省が周波数開放  :日本経済新聞
総務省は海上でもブロードバンド(高速大容量)無線を利用しやすい環境を整える。これまで陸上でしか利用できなかった電波の周波数帯を年内にも海上向けに開放。フェリーや漁船、プレジャーボートなどの船舶同士で映像をやりとりできるようにするほか、養殖用いけすの映像などを海上から陸上に送れるようにする。フェリー内で乗客がインターネットを利用できるといった効果も見込める。

■ソニエリの「Xperia arc」と「Xperia mini」がヨーロッパの「EISAアワード」を受賞
ソニー・エリクソンの「Xperia arc」と「Xperia mini」が、ヨーロッパの「EISAアワード」で「Eueopean Camera Phone 2011-2012」と「European Green Smart Phone 2011-2012」を受賞した。

■韓国政府が「国産クラウドOS」の開発に意欲 - サムスン、LGに協力呼びかけ
韓国政府が、サムスン(Samsung)やLG(LG Electronics)をはじめとする国内の企業各社を巻き込んで、モバイル端末用の「国産クラウドOS」の開発に乗り出す意向を示していると、FTなど複数のニュース媒体が報じている。グーグル(Google)によるモトローラ(Motorola)買収の発表を受け、Android OSへの依存度が高い現状から脱却する狙いがあるという。

■ジョブズ氏辞任 訴訟中の2社には恩恵も サムスン、HTCは関係改善期待
米アップルのジョブズ最高経営責任者(CEO)の辞任は、アジアの2大スマートフォンメーカーである韓国のサムスン電子と台湾の宏達国際電子(HTC)に恩恵となる可能性があるとアナリストらはみている。両社はアップルとの長期にわたる特許侵害訴訟を争っている。

■米Mozilla、「オープンな」携帯アプリを半年以内に実現する計画を発表
米Mozillaは23日、オープンなウェブを携帯端末にも広げていくために、新プロジェクト「WebAPI」を立ち上げることを発表した。

■各社の高速モバイルデータ通信を徹底比較(前編) - WiMAX/Xi/ULTRA SPEED/EMOBILE G4
下り最大40Mbps級の高速モバイルデータ通信に注目が集まっている。高速モバイルデータ通信の先駆者であるUQコミュニケーションズの「WiMAX」、NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」、ソフトバンクの「ULTRA SPEED」、イー・アクセスの「EMOBILE G4」とラインナップも揃ってきて、消費者の選択肢は増えている。


ニュース (8/25)

2011-08-25 14:29:32 | Weblog

 

■米アップルのジョブズCEOが辞任、新CEOはクック氏
米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は24日、CEO職を辞任すると表明した。

ウィトラコメント: これは大きなニュースですね。Appleは普通の会社になるのか

■Huawei、チャイナ・モバイル向けにTDD方式のLTE試験網構築
Huawei(ファーウェイ)は、中国の深センにおいて、チャイナ・モバイル向けにTDD方式によるLTEの試験ネットワークを立ち上げた。2011年夏季ユニバーシアード深セン大会のメインスタジアムと周辺地域にサービスを提供する。

■アップル「iPhone5」は“ワールドフォン”…困惑する三星
今年10月初めに発売予定の米アップル社の次世代スマートフォンiPhone5が、いわゆる「ワールドフォン」になるといううわさが業界に出回っている。スマートフォン市場でアップルと競い合っている三星(サムスン)には困惑の知らせだ。 

■Appleが世界を席巻するために「廉価版iPhone 4」を近日投入と報じられる
GoogleのAndroidスマートフォンに世界シェアで追い抜かれたものの、今年1月にはCDMA2000に対応したiPhone 4をアメリカ最大の携帯電話会社Verizon Wirelessに投入するなどして著しい成長を続けるAppleですが、さらに世界中を席巻するために「廉価版iPhone 4」を近いうちに投入する予定であることが報じられました。

■サムスンの新スマートフォン Galaxy W / M / Y 発表。新命名規則も明らかに
サムスンが Androidスマートフォン Galaxy シリーズの新機種 Galaxy W、Galaxy M Pro、Galaxy Y、Galaxy Y Pro を発表しました。また併せて、ギャラクシーシリーズの新たな命名規則も解説しています。

■HTCの10型タブレット " Puccini " 実機画像、LTEに対応
HTCの未発表 Android タブレット " Puccini " の実機画像を入手しました。 「プッチーニ」は流出したロードマップなどから存在が明らかになり、7月には FCCでそれらしき " Tablet Computer " が見つかっていたタブレット製品。10インチの画面を備え、LTEへの対応がうわさされてきました。

■RIM、「BlackBerry 7」を搭載したBlackBerry Curve新機種を発表
カナダResearch In Motion(RIM)は現地時間2011年8月23日、同社の最新モバイルプラットフォーム「BlackBerry 7 Operating System(OS)」を搭載したスマートフォンの新機種「BlackBerry Curve 9350」「同9360」「同9370」を発表した。手頃な価格と使いやすさ、豊富な機能、ソーシャルメディアとの連携を特徴とし、多機能携帯電話からスマートフォンへの買い換えや、従来モデルのBlackBerry Curveからのアップグレードを検討しているユーザーのニーズに応えるとしている。

■Microsoft、Windows Phoneアプリ数は“約3万本”と発表
現在提供されているiOSアプリは42万5000本、Androidアプリは25万本だ。

■サムスン、携帯電話・スマホ市場で世界1位目指す
サムスン電子の洪元杓(ホン・ウォンピョ)副社長は24日の社長団会議で、携帯電話とスマートフォンで世界1位を目指す方針を明らかにした。

■アンドロイド端末狙った悪質ソフト、第2四半期に76%増=米社
米セキュリティーソフト大手マカフィーは、グーグルの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を狙った悪意あるソフトが、今年の第2・四半期(4─6月)に前期比で76%急増したと発表した。

■高校生におけるスマホ普及率は15%、SNS利用率は6割~リクルート調査
株式会社リクルートが実施したアンケート調査の結果から、高校生におけるスマートフォンの普及率が15%程度であることがわかった。また、SNSの利用率は6割に達した。

■スマートフォン比率、東京圏では携帯電話全体の6割を超える
量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、SIMフリー端末を含む携帯電話全体の6月の販売台数1位は、NTTドコモのAndroid搭載スマートフォン「GALAXY S II SC-02C」、2位はソフトバンクモバイルの「iPhone 4」の16GBモデル、3位はNTTドコモのAndroid搭載スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」だった。

■ソフトバンクが中途採用500人 7年ぶりの大量採用  :日本経済新聞
ソフトバンクグループは2011年度中をメドに、技術者や営業関連で約500人を中途採用する。通信事業の拡大で即戦力が必要になっており、今春の新卒採用(323人)を上回る。最近の中途採用は年50~80人程度で、04年度(約1300人)以来、7年ぶりの大量採用となる。

■衛星テレビの米ディッシュ、LTE網の展開を計画 - 「周波数帯投機」との見方も
衛星を使った有料テレビ放送の分野で米国市場2位のディッシュ・ネットワーク(Dish Network)が現地時間22日、LTE-Advanced規格の携帯通信網展開に関する承認申請を米連邦通信委員会(FCC)に提出した。

■発展途上のフェムトセル市場、 2011年には3億米ドルに成長か
Infonetics Researchが、フェムトセル市場は2011年に3億米ドル規模に、2015年には30億米ドルに成長するとの予測を発表した。Samsung、Ciscoをはじめとするフェムトセルメーカー各社は、製品の開発や顧客の獲得に、積極的に取り組んでいる。

ウィトラコメント:フェムトセルビジネスは意外に難しいと思います。