ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (5/29)

2009-05-29 10:18:13 | Weblog

■京セラ、インドで先駆け 高速無線採用 市場開拓に弾み

京セラは28日、「iBurst(アイバースト)」と呼ばれる高速無線技術がインドに採用されたことを明らかにした。これをうけて、同通信に必要な基地局や通信端末などの付帯設備の供給を開始する。人口12億人のインドでは携帯電話が普及している半面で、データ通信インフラの整備に遅れが目立ち、今後、整備の進展に合わせ膨大な設備需要が発生するとみられている。アイバーストの売り込みに成功したことで、日本製機器が相当数使われることになり、優れた通信規格を保有している日本企業の新たなビジネスモデルとして注目されそうだ。

 ウィトラコメント: ほとんど京セラの独自技術ですが、標準も作ってここまでこぎつけました。大したエネルギーだと思います。

■Palmが新OS「webOS」の詳細を公表,iTunesとの同期が可能に

米Palmは米国時間2009年5月28日,モバイル機器向けの新OS「Palm webOS」を搭載する携帯電話機「Palm Pre」の発売を翌月に控え,メディアの同期機能や検索機能など,webOSの新しい機能について発表した。

 

■マイクロソフト、新検索エンジン「Bing」を発表

Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、同社が開発を進めた、検索エンジンの改良版となり、オンライン戦略の中核を成すことになる、「Bing」の発表を行った。

 

■AT&T、2010年までにブロードバンド回線速度を2倍に

米AT&Tは5月27日、携帯向け3Gネットワークをアップグレードする計画を発表した。2010年までに、現在使用しているUMTS回線を、下り通信速度がUMTSの2倍である「HSDPA 7.2Mbps」に切り替える。さらに2010年にLTEのトライアルを開始し、2011年には導入を始めるという。

 ウィトラコメント: やはりAT&TはUMTSの高速化に力点があるようです。LTEは競合相手のVerizonの出方を見ながら、ということになると思います。

■Microsoft が『Zune HD』を発表、Zune HD 携帯電話の可能性は?

Microsoft の次期ポータブル メディア プレーヤーについて、愛好者やガジェット好きの間で数週間前から噂が飛び交っていたが、同社は26日遅く、ようやく公式に『Zune HD』を発表した。Zune HD は Apple の『iPod touch』に直接対抗するべく投入する製品で、今秋から販売を開始する。

 

■AT&T、『Android』携帯電話や BlackBerry 新機種などを準備中か

AT&T には、売上好調な Apple の『iPhone』という成長の重要な牽引役があるが、米国第2位のワイヤレス ネットワークである同社はそれで安閑としているわけではない。
競合他社が iPhone のシェアを奪うために目新しい最新携帯電話を用意する中、AT&T も一連の新しいスマートフォンを繰り出そうとしている。こうした製品には、オープンソースのモバイル OS『Android』をベースとした Motorola の携帯電話や、『BlackBerry』の新機種、HTC 製の携帯電話2機種などが含まれるとみられる。

 

■来年からは携帯電話の新機種が減る?


平成20年版 情報通信白書

2009-05-28 10:59:31 | Weblog
図表1-2-2-25 世界地域別光伝送システム市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: 光伝送に関する地域別企業シェアです。北米企業が強いですが、日本企業もそこそこ頑張っています。データは2006年ですが2008年にはやはり北米企業が大幅に減ってヨーロッパ(Alcatel-Lucent)とアジア(Huawei)が増えていると思います。

ニュース (5/28)

2009-05-28 10:52:12 | Weblog

■三星モバイルディスプレー、フレキシブル有機ELパネルを開発

三星(サムスン)モバイルディスプレーは27日、6.5インチのフレキシブルアクティブマトリックス式有機ELパネルを開発したと明らかにした。これまでに開発された折り曲げられる有機ELパネルとしては最もサイズが大きい。最小曲げ半径は従来製品の5センチメートルから1センチメートルとなり、丸めることができるため携帯にも便利だ。手首に巻くこともできる。同社技術センターのチン・ドンオン首席研究員は、「曲がるディスプレーは多く開発されているが、今回の製品は品質がより改善された」と話す。

 

■NTTドコモ、みずほ銀行と提携したケータイ送金サービスについて「検討しているのは事実」

NTTドコモとみずほ銀行が提携し、携帯電話を使った送金サービスを開始することが分かった。専用口座を設けず、月額料金に加算する形で徴収するため、手軽に利用できるという。

 

■ソーラー携帯でシェア向上へ シャープ、海外向けも発売

シャープは27日、太陽光パネルを補助電源として搭載したソーラー携帯電話を、中国など海外向けに年内に商品化する方針を明らかにした。国内では、今夏の新機種としてKDDI、ソフトバンクモバイル向けの発売を既に決めている。今後はソーラー携帯を中心に、国内外で携帯電話のシェアを高めていく考えだ。

 

■携帯の全保存データ、初の無料バックアップ マイクロソフト

マイクロソフト(MS)日本法人はMS製基本ソフト(OS)を搭載した携帯電話端末向けに、連絡先や写真などの保存データを無料でバックアップするサービスを28日から始める。各種情報をMSのデータセンターに自動転送して保存する。携帯電話会社などが有料でデータを保存するサービスはあるが、無料は国内で初めてという。

 ウィトラコメント: グーグルがこういうことをやれば受けると思うのですがマイクロソフトではどうでしょうか?Windows Mobileのユーザーは企業ユーザーが多いので企業はセキュリティの観点からこのサービスを好まないように思います。

■【台湾】コンパル通信、日系メーカーからスマートフォン新規受注獲得

2009年、正式にスマートフォン市場への参入を表明したコンパル通信(Compal Communications=華宝)だが、最近になって2件の大口受注を獲得したとの情報が伝わっている。調査によると、同社が獲得した2件の受注の中、一件は日系企業向けの Android OS 搭載スマートフォンで来年初頭の出荷を予定、もう一件は中国「山寨スマートフォン(小規模メーカーによる低価格機)」の大口案件で2009年第4四半期の出荷を予定している。

 

■ロゴはユーザーが決定!CRI、モバイル用開発ブランドを設立

CRI・ミドルウェアは2009年5月27日(水)、スマートフォンやモバイル端末向けのミドルウェア(開発用ソフトウェア)を総称する新ブランド「CRIWARE mobile」を設立し、ユーザー投票でロゴデザインを決定することを発表した。

 

■GNT、ベルーナとモバイルコマース事業で戦略的協業

総合通信販売事業を展開する株式会社ベルーナ及びその子会社と総合モバイルサービスをグローバルに展開する株式会社GNTは、携帯電話を活用した通信販売事業を共同展開いたします。

 

■中国移動、STエリクソンと提携 3G端末開発で

中国携帯電話最大手の中国移動通信集団(チャイナモバイル)は、欧州の携帯電話向け半導体大手、STエリクソンと第3世代携帯電話(3G)サービスの端末開発で提携した。このほど主要技術パートナーにSTエリクソンを選んだ。

 ウィトラコメント: STエリクソンになってから初めての戦略的動きのように思います。中国方式で中国以外では使われないTDS-CDMA方式のチップセット開発にST-Ericssonが本格的の乗り出すというのは大きな戦略的判断だと思います。リスクも高く、数もあまり出ないと思われるが、シェアが取れそう、次の4Gビジネスにつながるといった判断がありそうに思います。

■2008-2015年 タッチパネル市場 長期予測を発表-2015年に90億米ドルを突破

ディスプレイサーチでは,世界各国のタッチパネルモジュール各社の2008年1-12月の出荷実績データを集計・分析した結果,2008年の出荷金額は36億4千2百万ドルを記録,2015年には90億ドルを超えるとの予測を発表した。これは2008-2015年に渡る年平均成長率が14%という高水準を維持する見込みであることを示しており,ディスプレイ産業,その他分野における成長率を大きく上回っている。

 

■シャープ:今期の携帯電話、中国200万台計画-低価格機種を投入

国内携帯電話端末最大手のシャープ は今期(2010年3月期)に中国市場で200万台の販売を目指す。これま で中心だった富裕層向けの高価格帯機種に加えて、低価格の普及モデル を順次投入する方針だ。

 

■iPhoneにも採用されたDSPコア技術を 3.5/3.9/4G携帯へ

半導体IPコアライセンス事業を手掛けるCEVAの日本法人、日本シーバは2009年5月26日、都内で事業方針説明会を実施。日本におけるIPコアビジネスについて語った。


平成20年版 情報通信白書

2009-05-27 10:39:40 | Weblog
図表1-2-2-24 世界地域別モバイルインフラ市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: モバイルインフラの地域別市場シェアですが2006年と現在では大きく変化しています。特に北米はLucentがフランスのAlcatelに買収されたのと、Nortelが業績悪化で破産したことで大幅にシェアが下がっているはずです。その分、ヨーロッパのメーカーが増えているのですが、本日のニュースにもあるように中国の華為が最近では躍進しています。

ニュース (5/27)

2009-05-27 10:26:57 | Weblog

■ NTTドコモ、サラウンド音声伝送技術を携帯電話向けに開発

NTTドコモは、複数の音声をユーザーが設定した空間配置で再生するサラウンド音声伝送技術を、携帯電話向けに開発したとのこと。

 ウィトラコメント: 先日のワイヤレス・テクノロジーパークに出展していたので聞いてきました。普通のステレオ音声のようなものではなく、3か所の電話会議などで相手の音声を回線Aからの声は右側から、回線Bの声は左側から聞こえるようにして臨場感を出すもののようです。特殊なコーデックを使うとのことなので普及には時間がかかりそうです。

■日本デジコムが衛星携帯事業を巡って,スカパーJSATとJSATモバイルを提訴

日本デジコムは2009年5月26日,JSAT MOBILE Communications(JSATモバイル)とスカパーJSATに対し5月21日付けで民事訴訟を起こしたと発表した。JSATモバイルに対しては,不正競争防止法に基づき,インマルサット移動体衛星通信サービスの営業行為を差し止める仮処分を請求する。スカパーJSATに対しては,5億円の損害賠償を請求する。

 

■【中国】華為、移動通信設備市場で世界3位に浮上、09/Q1 実績

中国の通信設備最大手「華為科技(Huawei Technologies)」は09年第1四半期、移動通信設備シェアが昨年同期比で2倍に拡大、Alcatel-Lucent を抜いてシェア世界第3位に浮上した。

 ウィトラコメント: 大分前に華為は3位に上がって2位をうかがう勢いだと聞いていましたが、アルカテルとルーセントの合併でまた4位に落ちていたのでしょうか。いずれにせよ今はトップのエリクソンよりも勢いのある会社です。

■CEVA、2009年末に携帯電話用ベースバンド向けDSPでシェア25%獲得を目指す

DSPコアのライセンサである米CEVAは5月26日、都内で記者会見を開催し、同社の事業方針ならびに現在の同社のDSPコアの動向の説明などを行った。

 

■ソフトバンクモバイル、大量のパケット通信を行うユーザーに帯域制御を実施

ソフトバンクモバイルは、短期間に大量の通信を行うパケット定額ユーザーを対象にした、通信速度の制御を発表した。6月から10月末まで試験を行い、速度制限をする条件を決め、11月から正式に運用する。

 

■携帯電話:接続料に基準 業界に「透明性向上」要請--総務省審議会

総務省の情報通信審議会接続政策委員会は26日、携帯電話事業者が互いの電話網を利用する時に支払う「接続料」の算定基準を定める方向で一致した。「高止まりしている」と批判があった接続料の引き下げに向け、一歩踏み出した。

 

■タイでもグーグル携帯、AISが6月に発売

タイの携帯電話サービス最大手アドバンスド・インフォ・サービス(AIS)は26日、インターネット検索最大手の米グーグルが開発した携帯電話用基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した台湾のHTC社製スマートフォン「HTCマジック」を6月にタイで発売すると発表した。タイで「アンドロイド」を搭載した携帯電話が販売されるのは初めて。

 

■台湾HTC:米グーグル社ソフト搭載携帯端末の中国販売を来月開始

台湾の携帯電話メーカー、宏達 国際(HTC)は26日、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンド ロイド」を搭載した携帯電話端末の中国での販売を、来月から開始す ると発表した。

 

■2014年のモバイル通信はどうなる? 野村総研が予測

野村総合研究所(NRI)は26日、2014年度までのワイヤレスブロードバンドの進展とそのインパクトを予測する「ITロードマップ」をまとめ、公開した。

 

■au携帯 京セラ製の3機種4万台に不具合

KDDI(au)は26日、京セラ製の携帯電話「W62K」「W63Kカメラなしモデル」「W65K」の3機種の一部で、電源が入らなくなる不具合が見つかったと発表した。利用者には書面で知らせ、無料で修理・点検する。


平成20年版 情報通信白書

2009-05-26 11:12:07 | Weblog
図表1-2-2-23 世界地域別PDA市場における地域別企業シェア(2007年上期)

ウィトラコメント: PDA市場における昨日と同様の図です。日本企業の海外の行ける市場シェアは良く似ていますが日本国内市場の構造が少し違います。おそらく台湾企業が入っているのでしょう。携帯電話も遠からずこのような図になっていくような気がします。

ニュース (5/26)

2009-05-26 10:54:08 | Weblog

■KDDI小野寺社長が夏モデルを説明、"他社の先を行く"製品で新しいニーズを

既報の通りKDDIは、au携帯電話の2009年夏モデルとして13機種を5月29日から順次提供していく。これまで通り、「ユーザーのライフスタイルを創造し、アンビエント社会を実現する」(小野寺正社長)という目標を掲げ、今夏のテーマを「去年と違う夏。」と設定している。

 

■390円定額に無線LAN、そして「去年と違う夏。」 - auの新サービス

KDDIは、au携帯電話の夏モデルに加え、新たな料金プランや新サービスを導入していくことを発表した。新たに「2つの390円定額」を導入するほか、無線LAN連携サービスも導入するほか、「去年と違う夏。」をテーマにした端末とサービスの組み合わせも訴求を図っていく考えだ。

 

■説明しなくてもよさが伝わる端末を目指す--富士通、2009年夏モデル携帯電話

富士通は5月25日、NTTドコモより発売する携帯電話、2009年夏モデル「F-09A」と「F-08A」の説明会を開催した。

 

■NTTドコモ、「P-07A」の販売を停止――iモード接続に関する不具合

NTTドコモは、パナソニック モバイル製「P-07A」の販売を見合わせると発表した。すでに販売を停止しているNEC製の「N-06A」「N-08A」と同じく、iモード接続に関する不具合が見つかったため。

 

■ドコモ、海外事業者との国際MMSを拡充

NTTドコモは、iモードと海外携帯事業者のMMS(マルチメディアメッセージングサービス)間の国際MMSについて、7月1日からサービス内容を拡充すると発表した。

 

■ドコモとTelefonica、東芝製「T-01A」の調達で協力

NTTドコモとTelefonicaは5月25日、東芝製Windows Mobile端末「T-01A」の調達に際し、端末評価試験の効率化などで協力したと発表した。

ウィトラコメント: これは従来にない新しい動きに感じます。こういうところから徐々に業界構造が変わってくるかも。 

■EricssonとTeliaSonera,「世界初」の商用LTE基地局をストックホルムに設置

スウェーデンのEricssonおよびTeliaSoneraは現地時間2009年5月25日,次世代携帯電話方式Long Term Evolution(LTE)対応の商用基地局をスウェーデンのストックホルムに設置したと発表した。商用LTE基地局の設置はこれが世界初としている。

 

■ウィルコムら、モバイル環境下の医療情報通信システムに関するコンソーシアムを設立

ウィルコムは5月25日、東北大学、ソニー、フクダ電子、オムロンヘルスケア、本多電子、ネットワンシステムズ、スリーリンクスと共同で「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」を設立したことを発表した。

 

■ドコモが認めた技術を“ケータイ以外”へ

FOTAと呼ばれる無線ファームウェア配信技術で、一躍携帯電話市場に名をはせたレッドベンド・ソフトウェア。NTTドコモも認めたそのモバイル機器向けソフトウェア管理ソリューションが、M2Mの世界でも注目を集めている。携帯電話で培われた技術で“ケータイ以外”の組み込み市場を狙う同社の強みとは?

 

■運用・監視体制の変化が携帯電話業界を変える!?

端末だけでなく,携帯コンテンツも最近話題に上ることが多い。こうした端末の利用やコンテンツの流通を足下で支えるのが,携帯電話事業者のネットワークである。その運用体制が,少しずつだが変わり始めている。特に変化が見えてきたのが,端末が最初に接続する相手である基地局の運用・監視体制だ。携帯電話事業者の場合,免許が必要な基地局を保有することは,すなわち特定の周波数帯の電波を使えることを意味する。事業の根幹とも言えるが,このあり方が運用・監視体制の変化とともに変わろうとしているのだ。以下でその変化を見ていこう。

 

■モバイル・テレ、コムスター株式買取を反独占局に申請

モバイル・テレシステムズは、連邦反独占局に対し、コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ株式の完全取得に関する申請書を提出した。

 

■インド携帯電話最大手バーティ・エアテルと南アフリカの同業MTNが株式持ち合い交渉を再開。

両社の統合が実現すれば世界最大級の通信会社に。


平成20年版 情報通信白書

2009-05-25 10:21:17 | Weblog
図表1-2-2-22 世界地域別携帯電話機市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: ソニーエリクソンは別とすると、アメリカ以外では日本企業は存在感がありませんね。逆に、アメリカではAU端末がそこそこ売れているということですね。これはAUのほうが国際標準に近い端末であるということでしょう。

ニュース (5/25)

2009-05-25 10:13:57 | Weblog

■日の丸携帯 海外へ再挑戦 NEC「高速化」欧米に来年投入

NECは22日、携帯電話端末で海外市場に再参入する方針を明らかにした。2010年中にも「LTE」と呼ばれる次世代の高速通信サービスが日米欧などで始まるのに合わせ、端末を欧米市場に投入する方向だ。

 

■ドコモ、NEC製携帯電話機を初日に販売停止

NTTドコモは22日、同日発売したばかりのNEC製携帯電話機「N-06A」の販売を一時停止すると発表した。ソフトウエアの不具合が原因で「詳細は調査中」(広報部)としている。同じソフトを搭載しているNEC製の別の携帯電話1機種についても発売を延期する。発売初日に販売を停止するのは異例で、ドコモの夏商戦は出足でつまずいた。

 

■総務省、電波利用の規制を緩和し無線技術普及へ

総務省は、電源コードなしに無線で家電製品に電気を供給できる技術など次世代の無線技術を普及させるため、電波利用の規制を緩和し、免許不要で開設できる無線局の範囲を拡大する方針だ。

 

■携帯電話:リサイクル、環境省などが回収実験

環境省、総務省、経済産業省などは6月から、横浜市と京都市で使用済み携帯電話の回収実験を始める。金など貴重な金属が使われており、実験で効率的な回収方法を検討し、リサイクルの仕組み作りにつなげる狙いだ。

ウィトラコメント: 壊して金属を取り出す前に中古市場を作れないものかと思いますがどうなんでしょうね。メーカーとしては中古市場があると好ましくないのでしょうか?

 

■KDDI研究所、統合的な評価が可能なLTEシステムシミュレーターを開発

株式会社KDDI研究所は、LTE標準仕様に基づいた、アプリケーションから無線までの統合的な評価が可能なLTEシステムシミュレータを開発したとのこと。

 

■【台湾】Sony Ericsson、Android 携帯開発を明らかに

Sony Ericsson、アジアマーケティング副総裁の Peter Ang 氏は5月21日、同社がすでに Android プラットフォームベースの製品開発を進めていることを明らかにした。しかし、製品投入時期については、マルチメディア機能がより強化されると見られている「Android 2.0」の発表を待って投入される見通しだ。「経済日報」が報じた。

 

■800MHz帯/2GHz帯の携帯電話の電波中継機,ペースメーカーなどに影響なし

総務省は2009年5月22日,800MHz帯および2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話の電波中継/増幅に使う小電力レピータは,心臓ペースメーカーなどの医療機器に影響を与えないと発表した。総務省は2000年度から,携帯電話機や関連装置,非接触ICカード/システムなどの電子機器の電波が医療機器に与える影響について調査を続けている。2008年度は800MHz帯/2GHz帯CDMA2000方式(CDMA2000 1X,CDMA2000 1xEV-DO方式を含む)の携帯電話用小電力レピータから発射される電波が植え込み型の医療機器(植え込み型心臓ペースメーカー,植え込み型除細動器)に及ぼす影響を調べた。

 ウィトラコメント: CDMAはもともと影響がないはずです。もっと前からこのような検討があって良いはずだと思います。

■風と太陽で充電できるモバイルバッテリーが販売中

風力や太陽光などで発電、USB機器や携帯電話などに充電できるMINIWIZの充電器「HYmini」がパソコンハウス東映で販売中だ。代理店のプレアデスシステムデザインによる日本語パッケージ品で、実売価格は8,980円。

 

■ドコモの最新、大画面スマートフォンを試す!

今回は、ドコモから新登場の東芝製スマートフォン「T-01A」(6月から7月発売予定)を取り上げる。スマートフォンと言えば、iPhoneが人気だが、仕事向きには若干機能が不足している点も否めない。特に、Microsoft Officeファイルの編集ができないのは痛い。もちろん、個人的に購入してちょっと仕事に使う程度なら、大活躍するだろう。