ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-02-27 10:11:55 | Weblog
図表1-1-2-3 世帯における情報通信の利用状況と地域間格差

ウィトラコメント: 今日の図は普及率と地域間格差の関係を示したものですが、普及するほど地域間格差はなくなって100%普及すれば地域間格差はゼロになるのは当たり前のことなので情報としてはあまり意味がないと思います。CATVが地域にも普及してきたことと、地デジが平成19年には大分普及してきたあたりが価値のある情報と言えるでしょうか

ニュース (2/27)

2009-02-27 10:06:55 | Weblog

【中国】深セン地区でのノーブランド携帯製造、年産8,000万台規模

情報によると、深セン地区でのノーブランド携帯の生産台数は昨年8,000万台を突破し、中国全土でのノーブランド携帯生産の大部分を占めるとともに、深センの携帯電話産業にとって不可欠な産業に成長している。

 

「国際事業の収益を10%に上げる」――ドコモ、国際事業の現状と展望を説明

NTTドコモは2月26日、国際事業戦略の説明会を開催。ドコモ執行役員 国際事業部長の国枝俊成氏が渡航者向けの国際サービス、法人向け国際ソリューション、海外出資や提携、海外でのiモードビジネスについて説明した。

  

「UQ WiMAX」スタート、ノートPC内蔵型も7月登場

モバイルWiMAX技術を用いる高速モバイルデータ通信サービス「UQ WiMAX」が2月26日に開始。サービスを展開するUQコミュニケーションズのほか、主要株主や総務省の石崎岳副大臣らが集い、UQ WiMAXの開通イベントを行った。

 ウィトラコメント: UQのWiMAXが普及するとこの業界も面白くなるのですが簡単にはいかない気がします。まずはE-mobileと比べて使い勝手がどうかでしょうね。長い目ではチップの価格が効いてくるので数が出ないWiMAXは苦しいのではないでしょうか

4G通信規格をめぐる競争はWiMAXがLTEに先行--調査報告

市場調査会社In-Statが、第4世代(4G)携帯電話の規格に関する調査レポートを発表した。それによると、WiMAXが最終的に競争に勝って4G通信規格として選ばれる可能性は低いが、市場で有利なスタートを切り、有線ブロードバンドの代替として早い時期にある程度の成功を収めることはできるという。


平成20年版 情報通信白書

2009-02-26 13:11:54 | Weblog
図表1-1-2-2 世帯における情報通信の地域別利用状況比較(平成19年)

ウィトラコメント: 昨日の円グラフの特徴的なところを抜き出したものですが北陸のユビキタス化が突出していますね。これは家庭の装備率なので子供に大きな影響があると思います。今後北陸から人材が続出するかもしれない

ニュース (2/26)

2009-02-26 09:49:26 | Weblog

ソフトバンクモバイル、海外を飛行中の航空機内で携帯電話を利用できる「機内ケータイ」サービスを提供

ソフトバンクモバイル株式会社は、国内の携帯電話事業者として初めて、海外を飛行中の航空機内で携帯電話を利用できる「機内ケータイ」サービスを、2009年3月18日(水)より提供します。 

 ウィトラコメント: この機内電話はGSM方式のようなので日本国内では使えないでしょう。それにしても日本の航空会社は「計器に影響が出る恐れがあるので携帯電話の電源をお切りください」とアナウンスしていますが、エミレーツ航空では携帯電話を使っても良いとすると「計器に影響が出る」は嘘っぽく感じます。機体はボーイングかエアバスでしょうから。別にエアバスのA380のような特殊な飛行機ではなくボーイングの777でも使えるようです。

NECが組織再編 PC・携帯部門を統合、国内営業も一元化

NECは2月25日、4月1日付けの組織改革を発表した。携帯電話部門とPC部門を統合するなど組織をスリム化するほか、各事業ごとに持っていた営業機能を統合、国内営業窓口を一元化して営業力を強化する。

 

マイクロソフトのバルマーCEO、アップルとAndroidに対し警戒感示す

Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は米国時間2月24日、アナリストを対象としたMicrosoft Strategic Updateで、デスクトップ分野においては、MicrosoftはAppleが過去1年間に市場シェアを約1%拡大し、Linuxに次いでOS第4位に浮上したことを軽視していない、と明らかにした。

 

Google との対決姿勢を強める Microsoft

厳しい経済情勢に全社的な悪影響を受ける中、Microsoft は24日に催したアナリストらとの会合で、2009年後半の売上と利益が軟調になるとの見通しを改めて示した。その一方で、同社は新たな戦略を説明し、Google との間に開く新たな戦端を見越して、行動に備えた慎重な支出を進めると明言した。


平成20年版 情報通信白書

2009-02-25 10:12:14 | Weblog
図表1-1-2-1 世帯における情報通信の地域別利用状況(平成19年)

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図表1-1-1-7 都道府県別実質県内総生産成長率(2011年)の要因分解
図表1-1-1-8 シミュレーションで想定する情報通信資本の蓄積
図表1-1-1-9 2005年の一人当たり実質県内総生産
図表1-1-1-10 2011年の日本全体の実質GDP予測値からの増加分(一人当たり実質県内総生産に着目したシミュレーション結果)
図表1-1-1-11 2005年の情報通信資本装備率
図表1-1-1-12 2011年の日本全体の実質GDP予測値からの増加分(情報通信資本装備率に着目したシミュレーション結果)
上記項目は特にコメントもないのでブログ掲載しません。

ウィトラコメント: 地域別の主要ICTサービスの利用状況です。北陸がブロードバンド、CATVの使用が多いのが特徴的ですね。



ニュース (2/25)

2009-02-25 10:03:27 | Weblog

家電ネットワークと「フェムトセル」を連携させるパナソニック モバイルの新提案

Mobile World Congress 2009のパナソニック モバイルブースでは、セキュリティカメラやデジタルレコーダーなどの家電ネットワークと接続できるHSDPA対応フェムトセルを展示。LTE時代を踏まえた、フェムトセル活用シーンを提案していた。

 ウィトラコメント: フェムトセルは様々な用途が考えられそうです。小さな基地局という位置づけだと事業者の持ち物になり法律的にも事業者用機器の適用を受けるのですが、このような用途は無線LANのアクセスポイントのように個人の持ち物という位置づけになりそうです。この場合の法規制はどうなるのか、法整備も必要なように思います。

グーグル、MS本丸攻め 携帯向けソフト 低価格PC搭載

米国のインターネット検索市場で60%以上のシェアを誇るグーグルが、携帯電話用OS(基本ソフト)「アンドロイド」を市場に投入してから約5カ月。次は、「ウィンドウズ」を擁するマイクロソフトが支配しているパソコン(PC)用OS市場に進出する見通しだ。

 

ACCESS、ウィルコムPHS端末向けモバイルFeliCa対応ソフトウェアモジュールを提供

株式会社ACCESS(以下ACCESS)は、株式会社ウィルコム(以下ウィルコム)初となる「おサイフケータイ(R)」対応のPHS端末の新機種(京セラ製)、「WX340」(発売中)および「BAUM(WX341K)」(3月下旬発売予定)に、モバイルFeliCa対応のソフトウェアモジュールを提供しました。今回のソフトウェアモジュールの提供によりACCESSは、同2機種(モバイルFeliCa ICチップ搭載)において、「ウィルコムICサービス」対応アプリを利用した、交通系サービス、電子マネーやクレジットカード等の金融系サービス、会員証やチケットなどの各種サービスの実現に貢献しています。

 

総務省,携帯/固定/コンテンツ市場を含むFMC時代の接続ルールの検討を情通審に諮問

総務省は2009年2月24日,情報通信審議会の電気通信事業政策部会(第5回)において,電気通信事業者のネットワークなどを接続する際のルールの在り方の検討を情報通信審議会に諮問した。携帯電話市場の基盤インフラとしての重要性が高まっていることや,固定ブロードバンド市場でNTT東西地域会社のFTTHが継続的にシェアを高めている状況,他事業者のネットワークを利用したコンテンツ配信事業者の増加といった市場構造の変化に対応することを目指して,既存ルールの見直しを検討する。

 

WM6.5、日本での展開を担当者に直撃!

MSがMWC2009で発表したWindows Mobile 6.5。日本での展開についてキーパーソンのマイクロソフト モバイルコミュニケーション本部長、越川慎司氏に直撃インタビューしてまいりましたっ!


平成20年版 情報通信白書

2009-02-24 10:30:35 | Weblog
図表1-1-1-6 都道府県別実質県内総生産成長率平均値(2001年から2005年)の要因分解

ウィトラコメント: この図はどこかの大学の先生が作ったものと見えて非常に分かりにくく学会発表で使用するような代物です。計算の詳細は分かりませんが赤丸で示した各都道府県の成長率にそれぞれの要因がどう貢献しているかを評価したもので、情報通信関連の投入はプラスに寄与していて労働投入はマイナスに寄与しています。興味深いには情報通信ストックの貢献(ピンク)は小さいのにユビキタス指数を掛けると貢献が大きくなる点で、これで単純にコンピュータを導入するのではなくネットワークにつなぐことが重要と言いたいようです。

それにしてもセンスのない説明のしかただと思います。

ニュース (2/24)

2009-02-24 10:28:17 | Weblog

モバイル動画の視聴経験、15―34歳の3G端末ユーザーは約8割、有料動画の利用はうち2割弱

IMJモバイルは2月23日、携帯電話による動画視聴に関する調査結果を発表した。それによると、第3世代(3G)携帯電話で週1回以上モバイルサイトを閲覧している15―34歳ユーザーの78.0%に動画視聴経験があった。有料動画を見たことのあるユーザーは、そのうち17.9%にとどまった。この1年間に利用した動画サイトは、「YouTube」(65.1%)、「ニコニコ動画モバイル」(38.5%)、「モバゲータウン」(28.2%)だった。

 

LTEへの「つなぎ役」担うHSPA+

次世代無線ブロードバンド技術の主役の座をめぐり、LTE(Long Term Evolution)とモバイルWiMAXの両陣営が主導権争いを繰り広げるなか、LTEへの「つなぎ役」的な技術であるHSPA+が注目を集めている。その背景には、より少ない設備投資で多くの収益をひねり出したいという携帯電話キャリアの思惑がある。

 

ベライゾン、LTEサービスの試験運用を年内に開始
米国の携帯電話キャリアVerizon Wirelessは、60Mbpsの伝送速度をサポートするLTE(Long Term Evolution)方式のモバイル通信サービスを、2009年中に米国の2都市で試験運用する予定であると発表した。来年(2010年)には商用サービスも正式に開始する予定であり、サービス地域も25~30カ所に拡大する計画だ。

 今回のMWCでVerizonが明らかにした計画によると、同社のLTEネットワークでは、フランスのAlcatel-LucentとスウェーデンのEricssonの機器、および連邦政府の実施した競売で同社が落札した700MHz帯(22MHz幅のバンド)が使われる
 VerizonのLTEネットワークは、世界で最も早期にスタートするLTEサービスの1つになると見られており、同社のライバルである携帯キャリア、Sprintの支援を受けてClearwireが構築しているモバイルWiMAX方式の4Gデータ通信ネットワークと直接競合する可能性が高い

 

Verizon Wireless,3.9G携帯電話「LTE」方式の商用サービスを米国で2010年に開始

Verizon Wirelessは,米国でLTEネットワークを初期展開する際の主要ベンダーとしてスウェーデンのEricssonとフランスのAlcatel-Lucentを選んだ。パケット・コア・ベンダーは米Starent Networks,IPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークの主要サプライヤはAlcatel-LucentおよびフィンランドNokia Siemens Networksとする。

ウィトラコメント:  無線はEricssonとAlcatel-Lucentですね。一番実力のあるEricssonとcdma2000をやっていて現在のVerizonのネットワークをサポートしているAlcatel-Lucentが選ばれたというのはリーズナブルに思えます。その一方でパケットコアに対するStarentは若干驚きです。IMSがALUとNSNなのも普通だと思います。しかし、LTEは無線が中心(事業規模が大きい)なのでEricssonとALUが成功したと言えるでしょう。

有料アプリに集まる期待    市場に期待するAndroid開発者たち

Google Android携帯用アプリケーションの開発者は、競合するアップル iPhoneアプリの開発を継続しながら、拡大するAndroidの顧客需要に対応するための取り組みを加速させている。また開発者の間では、Androidプラットフォームへのアクセスを広げるさまざまな手法についても活発に議論されている。


ニュース (2/23)

2009-02-23 09:54:02 | Weblog

[MWC2009]Windows Mobile 6.5、日本国内での製品出荷は秋頃

米マイクロソフトは、スペインバルセロナで開催中の携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」で、現地時間2月16日、Windows Mobile関連の発表を行った。その後、マイクロソフト日本法人の担当者、越川慎司氏(コンシューマー&オンラインマーケティング統括本部モバイルコミュニケーション本部長)によるブリーフィングが行われ、日本国内状況を含め、詳細がわかったのでレポートする。

 

アジア初のAndroid販売はシンガポール――SingTelがHTC Dream発売

Singapore Telecommunications(SingTel)は2月20日、21日にHTCのAndroid携帯「HTC Dream」をシンガポールで発売すると発表した。アジアでAndroid携帯を提供するのは同社が初となる。

 

新日本無線、携帯電話のコストを下げる 低雑音増幅器を開発

新日本無線では、「CMOS RF-IC」を用いた800MHz/1900MHz帯CDMA携帯電話向けに最適なバイパス回路付き低雑音増幅器『GaAs MMIC NJG1135MD7』を開発、サンプル配布を開始した。

 

大手の回線借り抑制 総務省、携帯新規参入促す

ベンチャー企業などが大手携帯電話事業者の回線を借りて無線通信市場へ参入できる「MMVNO(仮想移動体通信事業者)」制度について、総務省が参入資格などの見直しを検討することが21日、明らかになった。この制度をめぐっては、大手事業者同士で回線を貸し借りする動きが相次ぎ、新規参入を促す当初の目的が空洞化しつつある。同省は、大手同士の提携が市場の寡占化を強める恐れがあるとして、大手による回線借りに一定の制限を設ける方針だ。

 

インド 08年末電話普及率、33.23%に

通信情報技術省は、インドの2008年末の固定回線電話加入者数は3,789万人と発表した。一方、携帯電話加入者数は3億4,689万人に達し、固定回線電話加入者の約9.1倍となった。両者を合計したインド電話普及率は33.23%である。

 

[UQコミュニケーションズ]WiMAXと無線LAN併用,インフラ貸し借りの時代?

UQコミュニケーションズはモバイルWiMAXによる試験サービスを2月末に開始する予定である。東京23区と横浜,川崎市を皮切りに,夏ころまでに東名阪に拡大する計画だ。

 

台湾ASUSTeK、ミニノートにAndroid採用か?

海外メディアによる台湾ASUSTeK Computer社に関する報道が一部で話題になっている。同社のミニノートにGoogleのAndroidを搭載することを検討中というもの。プロジェクトはまだ進められておらず、検討段階としている。