モバイル動画の視聴経験、15―34歳の3G端末ユーザーは約8割、有料動画の利用はうち2割弱
IMJモバイルは2月23日、携帯電話による動画視聴に関する調査結果を発表した。それによると、第3世代(3G)携帯電話で週1回以上モバイルサイトを閲覧している15―34歳ユーザーの78.0%に動画視聴経験があった。有料動画を見たことのあるユーザーは、そのうち17.9%にとどまった。この1年間に利用した動画サイトは、「YouTube」(65.1%)、「ニコニコ動画モバイル」(38.5%)、「モバゲータウン」(28.2%)だった。
LTEへの「つなぎ役」担うHSPA+
次世代無線ブロードバンド技術の主役の座をめぐり、LTE(Long Term Evolution)とモバイルWiMAXの両陣営が主導権争いを繰り広げるなか、LTEへの「つなぎ役」的な技術であるHSPA+が注目を集めている。その背景には、より少ない設備投資で多くの収益をひねり出したいという携帯電話キャリアの思惑がある。
ベライゾン、LTEサービスの試験運用を年内に開始
米国の携帯電話キャリアVerizon Wirelessは、60Mbpsの伝送速度をサポートするLTE(Long Term Evolution)方式のモバイル通信サービスを、2009年中に米国の2都市で試験運用する予定であると発表した。来年(2010年)には商用サービスも正式に開始する予定であり、サービス地域も25~30カ所に拡大する計画だ。
今回のMWCでVerizonが明らかにした計画によると、同社のLTEネットワークでは、フランスのAlcatel-LucentとスウェーデンのEricssonの機器、および連邦政府の実施した競売で同社が落札した700MHz帯(22MHz幅のバンド)が使われる
VerizonのLTEネットワークは、世界で最も早期にスタートするLTEサービスの1つになると見られており、同社のライバルである携帯キャリア、Sprintの支援を受けてClearwireが構築しているモバイルWiMAX方式の4Gデータ通信ネットワークと直接競合する可能性が高い。
Verizon Wireless,3.9G携帯電話「LTE」方式の商用サービスを米国で2010年に開始
Verizon Wirelessは,米国でLTEネットワークを初期展開する際の主要ベンダーとしてスウェーデンのEricssonとフランスのAlcatel-Lucentを選んだ。パケット・コア・ベンダーは米Starent Networks,IPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークの主要サプライヤはAlcatel-LucentおよびフィンランドNokia Siemens Networksとする。
ウィトラコメント: 無線はEricssonとAlcatel-Lucentですね。一番実力のあるEricssonとcdma2000をやっていて現在のVerizonのネットワークをサポートしているAlcatel-Lucentが選ばれたというのはリーズナブルに思えます。その一方でパケットコアに対するStarentは若干驚きです。IMSがALUとNSNなのも普通だと思います。しかし、LTEは無線が中心(事業規模が大きい)なのでEricssonとALUが成功したと言えるでしょう。
有料アプリに集まる期待 市場に期待するAndroid開発者たち
Google Android携帯用アプリケーションの開発者は、競合するアップル iPhoneアプリの開発を継続しながら、拡大するAndroidの顧客需要に対応するための取り組みを加速させている。また開発者の間では、Androidプラットフォームへのアクセスを広げるさまざまな手法についても活発に議論されている。