ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (12/5)

2011-12-05 14:42:39 | Weblog

■「世界の携帯の3割」はスマートフォン(WIRED.jp)
世界のワイヤレス通信機器市場では、フィーチャー・フォン[基本機能のみの携帯電話]がいまだに支配的だが、スマートフォンの利用も急増している。「市場分析と戦略を手がける企業」である英VisionMobile社が発表した数値によると、全世界で利用されている携帯機器のうち、スマートフォンの割合は27%に達したという。

■ベライゾン、ケーブルTV事業者の未利用周波数帯を36億ドルで獲得へ
米携帯通信最大手のベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)は米国時間2日、コムキャスト(Comcast)、タイムワーナー・ケーブル(Time Warner Cable)、ブライトハウス・ネットワーク(Bright House Networks)のケーブルテレビ3社が共同で保有する未使用のAWS周波数帯20MHzを、36億ドルで獲得することで3社と合意したと発表。これまで競合相手として見なされていた両者が急接近したことで、ワイアレスと固定回線というブロードバンド・ビジネスの2つの領域の境界が曖昧になると同時に、ブロードバンド市場全体での競争低下につながると懸念する見方も出ている。

ウィトラコメント: アメリカのワイヤレス大手2強のAT&Tとベライゾンで、周波数獲得に関してはこれまでAT&Tのほうがうまくやっていた感じですが、ここへきてAT&TはT-mobile USAの買収行き詰り、VerizonはCATV事業者とうまくやるということで風向きが変わってきたようです。

■スプリントとクリアワイヤ、WiMAXとLTEに関する最大16億ドル相当の4年契約を発表
米国Sprint Nextelと米国Clearwireは12月1日、WiMAXサービス継続とLTEネットワーク構築に向けた最大16億ドル相当の4年契約を発表した。

■ユニバーサルサービス料を2012年1月から月額5.25円に値下げ
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコムは2011年12月2日、2012年1月以降の利用分に対するユニバーサルサービス料を月額5.25円に引き下げると発表した。

■Wireless City Planning、「XGP」を2012年1月に終了――今後はAXGPに注力
Wireless City Planningは、2.5GHz帯を利用する高速通信サービス「XGP」を2012年1月末に終了すると発表した。今後はTD-LTEを採用したAXGPに注力し、既存ユーザーにはモニターサービスを提供する。

ウィトラコメント: XGPのサービスなんてやってたのという感じですね。それこそオークションではなく無料で周波数をもらっていたわけで説明責任があるはずです。これを追求する人はいないのか

■2012年にモバイルやクラウド分野で本格競争始まる、IDC予測
米IDCが現地時間2011年12月1日に公表した調査レポートによると、「モバイルコンピューティング」「クラウドサービス」「ソーシャルネットワーキング」「ビッグデータ解析」といった分野の支出額は年率18%で伸び続け、これら市場を合わせた成長率は2020年にIT業界全体の成長率の80%以上を占めるようになる。2012年はこうした急成長分野のいくつかで初めての本格的な競争が始まるとIDCは予測している。

■世界初のAndroid専門店「Androidland」がオーストラリアで開店
オーストラリアの大手キャリアTelstraが、GoogleのAndroid製品専門店をメルボルンでオープン。SamsungやMotorolaの最新製品を体験したり“ドロイドくん”とゲームで遊べる。

■スマホ向けコンテンツ開発 TBSと日経、業務提携
TBSホールディングスと日本経済新聞社は2日、モバイル端末向けコンテンツの開発・提供などで業務提携すると発表した。両社と関係の深い毎日新聞社とテレビ東京ホールディングスもコンテンツ開発、制作で参加。NTTドコモや三井物産が、企画やマーケティングで協力する。

■九州/近畿/沖縄/関東、相次いでV-Highマルチメディア放送「Jモバ」に地上基幹放送局の予備免許
総務省の各地の総合通信局で、ジャパン・モバイルキャスティング(Jモバ)から申請のあった携帯端末向けマルチメディア放送を行うための移動受信用地上基幹放送局に予備免許が交付された。

■Google Wallet拡大は次のフェイズへ - 米国でNFC対応自販機が登場
All Things DigitalのLauren Goode氏が12月1日(現地時間)に報じたところによれば、自販機向けの決済システムを開発する米Cantaloupe Systemsが現在Googleと共同でGoogleが展開するモバイルペイメントサービス「Google Wallet」サービスの組み込みを進めており、サンフランシスコ、シカゴ、中部大西洋岸地域の都市でNFC技術に対応した自販機の展開を進めているという。

ウィトラコメント: アメリカでは自動販売機にお金が入っていると壊して取り出す人がいるので普及しないと言われていました。それが電子マネーなら取られない。良いところに目をつけたと思います。

■2016年の世界全体のモバイル電子書籍市場規模は7500億円強
英Juniper Researchのレポートによると、2016年のモバイル電子書籍市場規模は7500億円強と2011年の3倍超が見込まれるが、日本を中心とする極東アジアは「旧携帯電話向けコミックの売上減少分が足を引っ張り」成長ペースは緩やかになるという。

■Androidスマートフォンに新たな問題? 研究者が指摘
この問題を悪用すると、一見無害なアプリを使ってユーザーの許可なく不正な機能を実行し、データの傍受、位置情報の監視、SMSの送信、会話の盗聴などができてしまう恐れがあるという。

■続・モバイルWiMAXサービスは“買い”か?
数十Mビット/秒クラスの高速モバイルデータ通信サービスは、現在、WiMAX方式やLTE(Long Term Evolution)方式、DC-HSDPA(Dual Cell High Speed Downlink Packet Access)方式などを様々な通信事業者が提供中だ。

■モバイルソーシャルゲームで世界展開しNintendoの王座をねらうGREE–CEOインタビュー
今日本で急成長している企業の一つがGREEだ。モバイルソーシャルゲームを制作提供する社員900名のこの公開企業は、今年の年商が17億ドルに達する見込みだ。今週行われたTechCrunch Tokyoの会場で、GREEのファウンダでCEOのYoshikazu Tanaka に、通訳を介してインタビューした。

■Appleを追うLenovo~世界2位のPCメーカーから、スマフォやTVへ展開
中国Lenovoが、「スマートTV」を投入する計画を明らかにした。IBMからPC部門を買収して7年。今年第3四半期には、Dellを追い越して世界シェア第2位となったばかりで、タブレットも拡充している。また、地元中国国内ではスマートフォンも展開しており、そのラインアップは、まるでAppleを目指しているようだ。


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1 コメント

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Unknown (仮想化)
2011-12-05 17:57:44
仮想化によると、医療、教育などの方面がますます良くなりました。
それから、コストも減ります。
確かに科学進歩がいいですね~
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