ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成21年版 情報通信白書

2009-10-30 12:04:42 | Weblog
図表1-2-2-2 年齢階級別にみた女性の労働力比率

ウィトラコメント: 日本の女性は子育ての時期に退職して子供が育つと働き始めるというのがきれいに出ていますね。それにしても40代の女性がこんなに就業率が高いとは知りませんでした。カウントの仕方が2か所でアルバイトをしている人を二人とカウントしたりしているのではないでしょうか

ニュース (10/30)

2009-10-30 11:56:40 | Weblog

■富士通がSymbian Foundationのボードメンバ入り

富士通は10月29日、Symbian Foundationのボードメンバーに就任したことを発表した。
Symbian Foundationは、Symbian OS ベースの携帯電話向けソフトウェア・プラットフォームの推進を目的とした非営利団体。NokiaによるSymbian買収に伴い、昨年6月に設立が発表された。設立メンバーは9社で、現在は150社以上がメンバー企業として参加。設立メンバーの中にはNTTドコモも含まれている。

 ウィトラコメント: 今からシンビアンのボードになってもあまり意味がないように思います。

■ソフトバンク、2009年度上期決算で最高益を更新

ソフトバンクは、2009年度第2四半期(2009年4~9月)の連結決算を発表した。グループ全体の売上高は前年同期比2%増の1兆3492億円、営業利益は28%増の2306億円、経常利益は48%増の1735億円、当期純利益は72%増の707億円となった。また、EBITDAは前年同期比15%増の3871億円、営業キャッシュフローは前年同期比で1381億円増の3153億円、フリーキャッシュフローは1649億円増の1770億円となった。第1四半期に続いて好調な結果となり、主要な9つの項目で「過去最高」と説明された。
代表取締役社長の孫 正義氏は、「モバイルインターネットの時代がいよいよ実感として出てきた。iPhoneを毎日使っているが便利でたまらない。モバイルの事業は、経営面でも大きく貢献する中核の事業になると感じてもらえると思う」と、携帯電話事業を中心に据え業績を伸ばした決算内容に自信を見せた。

 

■モトローラ、2009年第3四半期決算はわずかながら黒字

業績不振にあえぐハンドセットメーカーMotorolaから投資家を喜ばせるニュースが届いた。同社は米国時間10月29日、わずかながら黒字となる2009年第3四半期決算(10月3日締め)を発表した。
同四半期のGAAPベースの純利益は1200万ドル(1株あたり1セント)となった。前年同期には3億9700万ドル(1株あたり18セント)の純損失を計上していた。
一方、同四半期の売り上げは54億5000万ドルで、前年同期の74億8000万ドルから減少した。

 ウィトラコメント: モトローラの業績は底を打ったのでしょうか。今年のクリスマス商戦でのAndroid端末が今後のモトローラを決めることになるでしょう。

■イー・モバイルが新料金プラン発表 - Pocket WiFiユーザーにおすすめの「バリューデータプラン」

イー・モバイルは29日、同社の携帯電話回線を利用できる無線LAN内蔵モバイルルーター「Pocket WiFi」と、新しい新料金プラン「バリューデータプラン」を発表した。同社の社長兼COO、エリック・ガン氏は、国内に無線LAN対応機器が数千万台あり、「Pocket WiFiが利用できるマーケットは広い。PCユーザーだけでなくもっと大きな無線LAN市場をターゲットにしたい」と期待感を表明している。

 

■【インド】ソニーエリクソン社3つのスマートフォンを発表

10月28日、携帯電話メーカーのソニーエリクソン社はインド国内で3つのスマートフォンを発表した。今回発表した新型スマートフォンは1万6950ルピー(約3万2201円)から3万5950ルピー(約6万8276円)の間に設定されている。
ソニーエリクソン社の社長のアニル・セッティ氏は、新規公開の携帯電話サティオ(Satio)、アイノ(Aino)とヤリ(Yari)は、インドのスマートフォン携帯電話市場において新しいトレンドを設定することになる。」と発表した。

 

■Android 2.0用ナビアプリ「Google Maps Navigation」発表 カーナビメーカーに脅威か?

米Googleは28日、Android 2.0端末で利用できるアプリ「Google Maps Navigation」のベータ版を公開した。音声認識を使って自然な英語で検索でき、Google Mapsのストリートビューや衛星画像を使った高度なナビゲーションを実現する。無料で提供されるが、携帯電話事業者による接続料金は別途必要となる。現時点では、米国内でのみ利用できる。
Googleが公開している「Google Maps Navigation」の紹介動画を見ると、カーナビとしての用途が前面に打ち出されており、インターネット接続機能のない商品を販売している既存のカーナビメーカーにとって、Googleは大きな脅威となりそうだ。

 

■Googleの無料ケータイナビで有料ナビアプリ企業が存亡の危機に

Googleが今日(米国時間10/28)モバイル用のナビゲーションアプリケーションをリリースし、GarminやTomTomのようなGPSナビゲーション企業の株価が急落した。Garminの時価総額だけでも$1.2B(12億ドル)が削り取られたことになる。同社の株価は16%以上下落し、31ドル60セントとなった。TomTomは21%下がって8ドル11セントになった。

 

■[ITpro EXPO 2009]国内通信事業者がクラウドに向かう訳---日経コミュニケーション滝沢記者

東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」会場で,「日経コミュニケーション」の滝沢泰盛記者が「国内通信事業者のクラウド戦略」をテーマに講演した。
滝沢記者は,国内通信事業者がクラウド事業に注力する背景として,ネットワークの中抜きが進んでいることを挙げた。「競争によって安い常時接続サービスが急速に普及したことなどから,通信事業者は付加価値を提供することが難しくなった。GoogleやAmazonのように,大規模データセンターを構築してサービスを提供したり,あるいはユーザーが使う端末を提供したりする企業しか儲からない構造になっている」と指摘した。

 

■[ITpro EXPO 2009]2010年イチ押しの法人サービス巡り携帯5社が火花---パネル討論

「1人3分で2010年のイチ押しサービスをご紹介ください」。そう声をかけられた国内モバイル・キャリア5社の法人担当幹部が「やっぱりiPhone」「携帯のGPSをPCで使う」「省電力で人に優しい」と舌戦を繰り広げる。「ITpro EXPO 2009」展示会2日目の2009年10月29日,「2010年のエンタープライズ・モバイル」と題して開かれたパネル討論の一幕だ。


平成21年版 情報通信白書

2009-10-29 11:57:34 | Weblog
図表1-2-2-1 経済成長の要因分解(日欧米比較)

ウィトラコメント: このグラフは興味深いグラフです。赤い折れ線の実質成長率に対してどの要素がどれだけ寄与しているかをみるものです。
日本では労働時間が大きくマイナスになっています。これは労働時間が減ったことにより経済成長にマイナスのインパクトがあったことを意味しています。白書では高齢化の影響としていますが、95年から2005年の平均なので私はむしろ日本人が働かなくなった(労働時間短縮)の影響が出ていると思います。
情報資本の影響は数値で入っていますが、日本は横ばいなのに対して欧米は増えています。これは日本の使いこなしがうまくないことを意味しているのでしょう。

ニュース (10/29)

2009-10-29 11:48:37 | Weblog

■モトローラとVerizon Wireless、Android 2.0搭載のスマートフォン「Droid」を発表

Verizon Wirelessの顧客は、Googleの「Android」をOSに搭載した待望のスマートフォン「Droid」を、まもなく入手可能となる。
Verizon WirelessとMotorolaはニューヨークで開催されたイベントでDroidを正式に発表した。このクラスの多くのスマートフォンと同じように、Droidは2年契約を結ぶと199ドルで購入できる。11月6日より販売が開始される予定。Verizon Wirelessのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高マーケティング責任者(CMO)であるJohn Stratton氏は、先行予約を受け付けるとこのイベントの中で述べたが、同社の広報担当部門によると、これは間違いで、ユーザーは単に同デバイスについての詳細情報を入手可能にするリストに登録できるだけだという。

 

■米グーグル:「アンドロイド」搭載携帯端末向けナビ機能、無料提供へ

インターネット検索最大手、米グーグルは27日、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯電話端末向けに、米国版のナビゲーション機能を無料で提供すると発表した。ナビゲーション機器メーカーにとっては、新たな競争の幕開けとなる。

 

■米Google、Android端末用「Google Maps Navigation」のベータを発表

米Googleは28日、新しいAndroid端末用のアプリケーションとして「Google Maps Navigation for Android 2.0」のベータ版を発表した。
同ツールはAndroid 2.0搭載のデバイス用で、3Dビュー、音声ナビゲーション、ルーティングなど「GPSナビゲーションシステムで閲覧することのできるすべてを兼ね備えている」という。

 

■オフラインで利用できるiPhone向け「MapFan」アプリ

インクリメントPが開発中のiPhone向け「MapFan」アプリは、通信不要で地図を利用できるのが大きな特徴。さらに、指だけで地図を回転できる新しい操作方法も採用した。

 

■「ミクシィ年賀状+」提供開始、携帯対応や0円年賀状も

ミクシィは、SNS「mixi」内の知人へ住所を開示することなく年賀状が送れるサービス「ミクシィ年賀状+(プラス)」を29日から開始する。
「ミクシィ年賀状+(プラス)」は、2008年度に提供した「ミクシィ年賀状」の2009年度版。携帯電話向けサービス「mixiモバイル」から利用できるようになったほか、スポンサー企業の協力による0円年賀状を追加した。

 

■『携帯電話を使いすぎると“癌”になりやすい』 という調査結果が発表される

過度の携帯電話の使用が4種類の癌の発生と関係するという研究結果が発表された。25日、イギリスのデイリー・ミラー紙が報じた。
それによると、この研究はWHO(世界保健機構)と携帯会社が共同で設立した研究チーム「インターフォン・プロジェクト」により進められたもの。1998年から世界13カ国で調査し、1万2800人にインタビューを行った。

 ウィトラコメント: この記事を見てみましたがソースが不明確で怪しい感じがします。こういうことを言って金もうけをしようとする人がいますからね。

正式なものならいずれWHOから発表されるでしょう。しかし、事実なら携帯電話の業界に大きな影響を与えると思います。スマートホンを使って電話するときはイヤホンという使い方が促進されるかもしれません

■NTTと東京都市大、映像遅延を100ミリ秒以下に抑えたコミュニケーション環境を世界で初構築

日本電信電話(NTT)と東京都市大学 環境情報学部は28日、映像伝送の遅延を100ミリ秒以下に抑えた、「4K/60P」(3840×2160画素、毎秒60フレーム)の大容量映像の双方向伝送を実現したことを発表した。

 

■“第2のグリー”目指す,KDDIがベンチャー投資を強化

KDDIはこのほど、日本と中国のインターネット関連ベンチャーへの投資を強化することを決めた。本誌推定で数億円の出資枠を設け、グリーと共同展開する「au one GREE」のように、ベンチャー企業が提供するサービスと連携する。携帯電話向けインターネットサービスの強化と売り上げの拡大を目指す。

 

■【インド】アイデア社はネットワーク拡大で450億ルピーを投資する方針

インド財閥のアデッティアビルラグループの携帯電話会社のアイデア・セルラー(IdeaCellular)は、インド国内の22地域で携帯電話ネットワークを拡大するため2009年度に450億ルビ(約871億3182万円)を投資すると発表した。アィデァセリューラー社の運営ディレクターのアンバリッシュジェーン氏によれば同社は現在20の地域で電話ネットワークを設けており、今後インド東北部の地域の西ベンガルを含むアッサムとその他の州でネットワークの拡大を行う方針である。

 

■中国の通信キャリア、第3四半期の3G投資額が1兆円超に

中国国際放送局によると、工業情報部通信発展局の祝軍副局長は27日、「2009年第3四半期、通信キャリア3社の第三世代携帯電話(3G)への投資額が961億元(約1兆2500億円)に達した」と明らかにした。

 ウィトラコメント: 3か月で1兆円はすごいですね。年間に直すと4兆円です。日本とは規模が違う、という感じになってきましたね。

■世界初のホワイト・スペース無線広帯域通信~バージニアで試験開始

ホワイト・スペースとして知られるテレビの未使用周波数帯域を利用する「世界初」(下院通信・技術・インターネット小委員会のリック・バウチャー委員長)の広帯域通信が、米連邦議会議事堂とバージニア州クラウドビルを結んで実演された。

 

■海外出張で役に立った香港版iPhone 3GS

10月5日からスイス・ジュネーブで開催された「ITU TELECOM WORLD 2009」。日本からもNTTドコモ・山田隆持社長、KDDI・小野寺正社長、ウィルコム・近義起氏、元NTTドコモの夏野剛氏といったキーマンが参加。世界的なメーカーの出展はほとんどなかったが、基調講演などはそれなりに盛り上がっていた。

 

■[ITpro EXPO 2009]iPhoneとAndroidは実世界を拡張する端末---日経ソフトウエア武部記者

日経ソフトウエアの武部健一記者は2009年10月28日,ITpro EXPO 2009において「iPhoneとAndroid 拡張現実を実現する端末のプログラミング環境」と題する講演をした。講演で武部記者は,米Appleの携帯電話iPhoneと,米Googleが提供する携帯電話向けOSのAndroidを搭載した携帯電話は「実空間とインタラクションする拡張現実アプリケーションを実現できる端末」と定義したうえで,これら端末の開発者にとっての状況と,産業的な視点における現況を述べた。


ニュース (10/28)

2009-10-28 13:38:11 | Weblog

■NTTドコモもメール使い放題の新料金プラン--au、ソフトバンクモバイルに対抗

NTTドコモは12月1日より、国内のiモードメールが無料で利用できる新サービス「メール使いホーダイ」を提供する。KDDI、ソフトバンクモバイルに対抗する料金サービスだ。

 

■「Android 2.0 "エクレア"」の詳細が明らかに - 対応SDK公開

米国時間の10月27日、Android SDK Tech LeadのXavier Ducrohet氏が「Android 2.0 "Eclair (エクレア)"」の詳細を明らかにするとともに、同バージョンをサポートするAndroid SDKのリリースを発表した。

 ウィトラコメント: モトローラのDroidはAndroid2.0対応だそうです。少し前からできていたのでしょうね

■ソニーがいよいよ「Android」を採用した初の高性能スマートフォン「Rachael」を正式発表へ

ソニーが開発しているとされる、Googleの携帯電話用OS「Android」を初めて採用した「Rachael」というコードネームで呼ばれるスマートフォンの正式発表が近いことが明らかになりました。
タッチパネルを利用したグラフィカルなインターフェースに加えて、1GHzのCPUや高画質カメラを搭載するなど、非常に高性能なモデルとなることが流出した情報によって判明していますが、ついにその全容が明らかになるようです。

 ウィトラコメント: 日本で出すのでしょうね。それを期待しています

■Motorola の Android 端末、28日に発表予定―iPhone に対抗

米スマートフォン戦争が再び火花を散らし始めた。米最大手通信キャリア「Verizon」が Google、Motorola と連盟を結び28日に Motorola の新型スマートフォン「Droid」を28日に発表する予定だ。同製品のサプライチェーンには ChiCheng(及成)、LARGAN(大立光)、FOXLINK(正ウェイ)などが含まれている。

 

■手のひらサイズの無線LAN内蔵型モバイルWiMAXルータ 「AtermWM3300R」を発売 NEC

NECならびにNECアクセステクニカは、無線LANを内蔵したモバイルWiMAX対応ルータ「Aterm(エーターム)WM3300R」を商品化し、2009年10月27日より販売する。 WiMAX端末がなくても、回線契約をして本機を持ちあるけば、都市部ならいつでもどこでもネットに接続できる。

 

■Google,携帯電話の番号で利用可能な機能限定版「Google Voice」を開始

米Googleは米国時間2009年10月26日,音声通信管理サービス「Google Voice」で携帯電話の番号を流用できる機能限定版サービスを開始した。新たに「Googleナンバー」を取得することなく,Google Voiceの一部機能を使えるようにした。

 

■ソフトバンクモバイル、43都道府県で「緊急地震速報」の開始を延期

ソフトバンク向けの「緊急地震速報」のサービス開始日が、長崎、熊本、宮崎、鹿児島を除くエリアでは2010年2月初旬~5月末に延期された。

 

■携帯電話基地局もエコに--au、太陽光発電などを試験活用

KDDIは12月下旬より、太陽光発電や深夜電力を活用するトライブリッド方式電力制御技術を、au携帯電話基地局に試験導入する。

 

■DeNA、米モバイルコミュニティサイトを買収--世界展開を強化

ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月27日、子会社であるDeNA Globalを通して米IceBreakerから、モバイルコミュニティサイト「Crush or Flush」の事業譲渡を10月15日付けで受けたと発表した。

 

■米Qualcomm、モバイルオープンソースを活用する子会社を設立

米Qualcommは10月26日(米国時間)、モバイルオープンソースプラットフォームにフォーカスした完全子会社「Qualcomm Innovation Center(QuIC)」を設立したことを発表した。携帯電話などモバイル分野で活気付いているオープンソースの動きに対応するものとなる。

 

■グーグル、インドで3G携帯電話免許の入札に参加か

インド紙ビジネス・スタンダードは27日、インターネット検索最大手の米グーグルが現地パートナー1社とともに、インドで第3世代(3G)携帯電話サービス免許の入札に参加する見通しだと報じた。匿名の複数の通信業界関係者の話を基に伝えた。

 

■iPhone、OS無料アップグレードの苦闘、ついに報われる!

米Appleの2009年7-9月期決算発表の席で、CFOのPeter Oppenheimer氏が、iPhoneとApple TVの売上をサブスクリプションで計上している会計処理に言及した。米財務会計基準審議会(FASB)によるソフトウエアの売上処理に関する会計基準の見直しにより、近い将来にサブスクリプションによる売上処理の必要がなくなるという。

 

■「韓国無線インターネット、1年半で日本を追い抜く」(1)

先日、米国カリフォルニア州シリコンバレーにあるグーグル本社の事務室。‘インターネットの父’と呼ばれるヴィントン・サーフ博士がオンライン映像会のシステムをつけると、大型画面にはソウル駅三洞(ヨクサムドン)グーグルコリアの会議室が出てきた。そこでは‘光通信専門家’としてKTの新事業を総括する崔斗煥(チェ・ドゥファン)社長が待っていて、サーフ博士と笑顔であいさつを交わした。

 

■LTEをアピールするエリクソン氏、WiMAXを牽制

日本エリクソンは、10月27日、STエリクソンとともに通信関連のイベント「ERICSSON EXECUTIVE DAY 2009」を開催。この中でプレス向けセミナーを行った。


平成21年版 情報通信白書

2009-10-27 11:42:06 | Weblog
図表1-1-3-1 主要各国のデジタル国家戦略

ウィトラコメント: フランスの政策が具体的な数値が入っていて興味深いです。フランスは現在それほどICTが強いと思われないのでその中でどうやって産業規模を拡大していくか、日本政府の参考になる点があるのではないでしょうか

ニュース (10/27)

2009-10-27 11:32:32 | Weblog

■NEC、スペイン・テレフォニカのLTEトライアルベンダーに選定

NECは10月23日、スペインTelefonicaから、3.9世代移動通信システム「LTE」のトライアルベンダーに選定されたと発表した。Telefonicaは、欧州や中南米の20カ国以上でサービスを展開している欧州最大規模の通信事業者だ。

 ウィトラコメント: 久々の日本メーカーの海外進出のニュースですね。トライアルと商用には大きな隔たりがあると思いますが、頑張ってほしいものです。

■ITU、携帯電話向け汎用充電器の規格を承認

国連の専門機関の1つでありジュネーブに本部を置く国際電気通信連合(ITU)は現地時間10月22日、将来的にどの携帯電話にも対応する汎用充電器の規格を承認した。

 ウィトラコメント: これは良いですね。日本も参加してほしいと思います。日本の場合、意思決定はメーカーではなくオペレータになるのでしょうか

■携帯電話の普及率、世界トップはモンテネグロで1人約2.3台--国連調査

国連貿易開発会議(UNCTAD)は10月22日、2008年末時点における世界の携帯電話の普及率を明らかにした。

 

■インド、第3世代携帯入札を1月14日に延期

インド通信・情報技術省は、第3世代(3G)携帯電話サービスの民間事業者を選ぶ競争入札の実施日を来年1月14日に延期した。

 

■ユビキタスタウン事業費が大幅減

総務省信越総合通信局は26日、政府の本年度補正予算見直しで、情報通信技術を活用する「ユビキタスタウン構想推進事業」の事業費が約4割削減となったため、交付予定だった県内の市町村などに対し、交付額を当初見込みから1~5割程度削減する方針を伝えたと明らかにした。

 

■話題の「セカイカメラ」って何だ? 空間にデジタル付箋を残そう

初めての場所を訪れたら、まず携帯電話をかざして情報収集――。そんな近未来を予感させるのが、ITベンチャーの頓智ドットが開発したソフトウエア「セカイカメラ」。iPhone用のアプリとして無料公開したところ、4日間でダウンロード数が10万件を突破するという注目度の高さだ。

 

■東京モーターショーで見た、“クルマとケータイ”の近未来

ユーザーが肌身離さず持ち歩くケータイを、通信機能を搭載したEVと連携させ、より利便性を向上させる──。そんな取り組みが東京モーターショーで見られる。

 

■電話の着信を一元化、無料で自由自在に転送

米グーグルが始めたばかりの「Google Voice」が、この夏最大の話題をさらった。
これは、複数の電話番号を一元化して管理できる無料のサービス。今や誰でも、自分には自宅、会社、携帯と3つの電話があり、それぞれに着信があるはずだ。ちょっと席を離れたすきに得意先からの電話を受け損ねたり、「これから外出するので、しばらくの間、携帯電話に連絡をしてほしい」とあらかじめ伝えておいたりといったことは日常だ。ところが、Google Voiceを使うと、こうした面倒から解放される。

 

■富士通の大躍進を陰で支えた「ケータイ会議」

半年に1回のペースでモデルチェンジし、そのたびに何十機種もの製品を世に送り出す携帯電話業界。激しさを増す携帯電話業界の中で、最近になり特に存在感を示し始めているのが富士通だ。数年前までは「携帯電話メーカーとしての印象が弱かった」という富士通だが、今では端末の販売ランキングでたびたび上位にランクインするなど、その評価は確実に高まっている。

 

■OSは無料になるべきだ  アンドロイド創業者が語る、グーグルのOS戦略

OSはMSが約9割のシェアを握る一種の独占市場。かつて多くの企業がMSの覇権に挑戦し、ことごとく敗れ去ってきた。しかしグーグルは、そこに挑戦状をたたきつけた。既に携帯電話用OS「Android」を開発し、来年中にはパソコン用OS「Chrome OS」を無償で提供する予定だ。
日経ビジネス特集「グーグル包囲網」の連動インタビュー第7回は、OSを巡る覇権争いがテーマ。アンドロイドの創業者で、今はグーグル副社長を務めるアンディ・ルービン氏と、アンドロイドの製品開発を担うマリオ・ケイロス副社長に話を聞いた。

 

■「Zune」サービスは「次期Windows Mobileで対応」とバルマーCEO

Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は米国時間10月22日、「Windows 7」のローンチを盛り上げるため、さまざまな場所を訪問した。その1つが、米ニューヨーク州のタイムズ・スクエアで開かれた「Engadget Show」だ。

 

■タッチパネル関連 軒並み高 ウィンドウズ7で「ユビサキ革命」に期待

タッチパネル関連株に再び注目が集まっている。パソコン向けタッチパネル市場が成長期を迎えるとの期待が強まっているようだ。関連株では、ワコムやKIMOTOなどが値を飛ばした。


平成21年版 情報通信白書

2009-10-26 11:52:48 | Weblog
図表1-1-2-4 情報通信関連産業のシェアの国際比較

ウィトラコメント: 雇用ベースによるシェアが日本では下がっているのは私の持論であるソフトウェアが海外企業に勝てずに仕事が海外流出しているからではないでしょうか。検証してみたいものです。

ニュース (10/26)

2009-10-26 11:44:31 | Weblog

■サムスン電子、LTE用端末を世界で初めて供給へ

サムスン電子が次世代(第4世代)移動通信サービスの一つ、「LTE」用の端末機を世界で初めて供給する。
LTEはワイブロ(韓国が開発した無線ブロードバンド技術)と並び、現在の第3世代移動通信の後を継ぐ次世代移動通信サービスだ。LTEもワイブロも、高速移動する車両の中からデータ通信が可能なだけでなく、データの伝送速度も速いのが特徴。映画1本分に当たるデジタルファイルを、1分以内にダウンロードすることができる。

ウィトラコメント: サムスンがテリアソネラから受注したようです。やりますね。 

■グーグルが『Android 1.6』発表、位置情報共有する『Google Latitude』も

グーグルは23日、NTTドコモのケータイ「HT-03A」に搭載しているOS「Android 1.5」を『Android 1.6』にバージョンアップしたと発表した。端末のデータとインターネットを同時に検索できるようにしたほか、「Android マーケット」で有料アプリの購入ができるようにしている。

 

■イン・ハンズ、Twitter の携帯電話向け Flash クライアント「Twipper」を提供開始

イン・ハンズ株式会社(inhands)は、2009年10月20日、携帯インターネットを利用した、Twitter の携帯電話向け Flash クライアント「Twipper(ツイッパー)」の提供を開始した。
Twipper は、既存のモバイル html では実現できなかった操作性を備えた、ドコモ、au、ソフトバンクに対応した Twitter アクセスツール。Flash Lite で構築されており、見た目のデザイン性に優れ、ユーザビリティにも配慮されている。

 

■スカンジナビア航空、携帯電話を使った「モバイル搭乗券サービス」を開始

スカンジナビア航空(SAS)はこのほど、SASとBlue1の一部路線においてモバイル搭乗券サービスを開始した。同サービスを利用すると、携帯電話とパスポート/IDカードで搭乗が可能となる。

 

■ソフトバンク、他社との携帯メール無料…auに対抗

ソフトバンクモバイルは23日、国内で他社の携帯電話との間で送受信するメールの通信料が無料となるサービスを12月16日に始めると発表した。
同様のサービスを11月9日から先行実施するKDDIに対抗する。

 

■情報通信タスクフォース 30日発足 国際化促進へ議論始動

総務省は23日、NTT再編など日本の情報通信技術(ICT)のあり方を議論する「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」を30日に発足させると発表した。国際化促進や世界貢献につながる具体的な政策作りに入る。

 ウィトラコメント: コップの中の争いではなく世界を見た議論をしてほしいものです。特に国際競争力のタスクフォースに「勝たねばならない」ではなく「どうやったら勝てるのか」の議論をしてほしいと思います。

■【中国OSS】2013年Android携帯は3200万台に

台湾産業情報研究所は数日前、2009年のAndroid携帯出荷数は全世界で650万台に達し、2013年には3180万台に達すると発表した。Androidスマートフォンの出荷数は年間平均成長率はスマートフォン市場全体の数値よりも明らかに高いものになっている。海外メディアの報道によると、MICはまた、2013年までに、Androidを採用したスマートフォン、ノートパソコンなどの製品総出荷数は1億2600万台に達するとの予測だ。

 

■「拡張現実」でモバイル広告が急成長の可能性

拡張現実(AR)とは、現実環境のリアルタイム表示にコンピュータ グラフィックスを重ねる技術のことだ。すでにスマートフォン向けアプリケーションにおける次の大きなトレンドとして注目を集めているが、最新の調査報告によると、このARは今後、モバイル広告の売上にも非常に大きな影響を与える可能性があるという。

 

■【ACCESS DAY 2009】 キャリアのキーマンが語る、次世代ケータイ市場の姿

10月22日に開催された「ACCESS DAY 2009」のパネルディスカッションには、各キャリアの代表として、NTTドコモ 執行役員 プロダクト部長の永田清人氏、KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ商品統括本部長の高橋 誠氏、ソフトバンクモバイル 常務執行役員 プロダクト・サービス本部長の吉田雅信氏、ウィルコム 執行役員副社長の近 義起氏、ACCESS 代表取締役社長兼共同最高経営責任者の鎌田富久氏の計5名がパネリストとして登壇し、「次世代ケータイはどこへ向かうのか」と題した討論を行った。

ウィトラコメント: これは面白そうですね。私も参加してパネリストが困るような質問を浴びせたかった。

■上期決算発表でKDDI小野寺社長、UQ低迷は「使いたい所で使えないのが原因」

既報の通り、KDDIが23日に発表した2010年3月期の上期(4-9月期)の連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年同期比1.4%減、営業利益は同4.5%減の減収減益だった。だが、同社の小野寺正社長兼会長は、「通期では(前期比で)増益になる」と自信を示した。