ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (11/30)

2009-11-30 11:19:35 | Weblog

■Lenovo,グループの携帯電話端末メーカーを買収へ

中国Lenovo Group(聯想集団)は現地時間2009年11月27日,親会社の中国Legend Holdingsから中国Lenovo Mobile Communication Technologyの全資産を買収すると発表した。買収金額は約2億ドルで,Lenovoは現金と同社の株式で支払う。

 

■ 【中国OSS】レノボAndroidスマートブックを発売

クアルコム社Smartbookのプロトタイプが以前にリークされたが、これはレノボ社のもので、台湾の広達(Quanta Computer)社が設計と製造を行い、特注の1GHz Qualcomm Snapdragonプロセッサを搭載し、Androidが実行されているが、カスタマイズ版のLinuxも実行可能で、8時間の連続運用が可能なバッテリーが搭載され、AT&Tが同スマートブック向けに3GとWiFiネットワークサポートを提供するが、同スマートブックは2010年1月のCES上で公開される見込みになっている。

 ウィトラコメント: レノボは積極的にAndroidに取り組んでいるようです。携帯電話もパソコンも出てきそうですね

■韓国でiPhone発売、閉鎖的な市場に変化

韓国で28日、米アップル(Apple)の多機能携帯電話「iPhone」が発売された。専門家らは、閉鎖的な市場の恩恵に浴していた同国IT業界に対する警鐘となるとみている。

 

■携帯各社20機種以上を発表、3割近くが「多すぎる」―携帯買い替えニーズ定期リサーチ

この「携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ」はインターネットコム株式会社と goo リサーチが2004年4月より定期的にレポートしているもので、今回はその第49回となる。

 ウィトラコメント: 私も同感です。今後2-3年で機種数は大幅に減ると思っています。

■RIMとドコモ、BlackBerryをアピールする「BlackBerry Day 2009」を開催

リサーチ・イン・モーション(RIM)ジャパンとNTTドコモは、11月26・27日の両日、スマートフォン「BlackBerry Bold」を日本の携帯ユーザーにアピールするイベント「BlackBerry Day 2009」を東京国際フォーラムで開催した。初日にはディビットウォーザック・RIMチーフ マーケティング オフィス ヴァイスプレジデントが出席し、BlackBerryをビジネスに活用するメリットを熱く訴えた。

 ウィトラコメント: Blackberryは日本の親指文化にはなじまないと思っているのですが、ビジネスマンはこれがほしいのでしょうか?

■Google が『BlackBerry』との連携を強化

Google は24日、Research in Motion (RIM) のサーバー ソリューション『BlackBerry Enterprise Server』(BES) と連動する『Google Apps Connector for BES』の新版をリリースした。新版では、同時にアクセスできるユーザー数の上限を引き上げている。

 

■スマートフォンの本格普及は2011年、ビジネスシーンでの普及の鍵はMDMとセキュリティ--NRI 藤吉栄二氏

日本でも本格的な普及が見えてきた「スマートフォン」。野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 主任研究員 藤吉栄二氏によれば、ビジネスシーンでの普及の鍵はMDM(Mobile Device Management)とセキュリティだという。iPhoneやAndroidなどで注目を集めるスマートフォンは、今後どのように普及していくのかをみてみよう。

 

■2010年のモバイルインターネット市場を占う - ガラパゴス携帯の本質

10月に開催された「Web2.0 Summit 09」においての Morgan Stanly Managing Director であるMary Meeker のプレゼンテーション「Economy + Internet Trends」(約17分)を YouTube で確認できる。

ウィトラコメント: このメアリー・ミーカーはやり手ですね。感心しました。


ニュース (11/27)

2009-11-27 11:40:18 | Weblog

■NortelのGSM事業,Ericssonなどが1億300万ドルで落札

経営再建中のカナダ通信機器大手Nortel Networksは現地時間2009年11月25日,同社GSM事業の売却先が,スウェーデンEricssonとオーストリアKapsch CarrierComに決定したと発表した。23日に行った事業売却オークションで2社が共同入札し,1億300万米ドルで落札した。今後裁判所の承認を経て2010年第1四半期にも売却手続きを完了する予定。

 ウィトラコメント: エリクソンは着々と勢力を拡大していますね

■France Telecom,スイスのモバイル事業統合でTDCと提携

フランスの通信大手France Telecomは現地時間2009年11月25日,スイスにおける携帯電話事業の強化に向けてデンマークの通信大手TDCとの合意を発表した。France Telecom傘下のスイス事業Orange Communication(Orangeスイス)とTDC傘下のスイス事業Sunrise Communicationsを統合する。

 

■ソフトバンク、ウィルコム支援で次世代PHS技術狙う

ソフトバンクが経営再建中の簡易型携帯電話(PHS)最大手のウィルコムの支援企業に名乗りを上げたのは、ウィルコムが持つ次世代PHSと顧客を取り込むことが最大の狙いだ。

ウィトラコメント: ソフトバンクがXGPをやるつもりなのでしょうか? WiMAXよりもさらに難しいと思います。ウィルコムは否定しているようですね。

 

■Verizon WirelessからiPhone発売の可能性、現時点ではうわさに過ぎず

「iPhone」が2007年にAT&Tから発売されて以来、ほぼその直後から、AppleがAT&Tと結んでいる独占販売契約の終了後、すぐにでもVerizon WirelessからiPhoneの提供が開始される可能性について語るうわさが流れてきた。AT&TのネットワークがiPhoneユーザーの需要に応えることに苦しむのを見るにつれて、その後もうわさは広まる一方であった。実のところ、筆者は毎日のように、テクノロジニュースやガジェット系サイト、Facebook上の異なる友人、通りを行き交う見知らぬ人々など、さまざまな場所から繰り返しこのうわさを耳にしてきた。

 

■ソニエリのスマートフォンに不具合 2機種連続で

重要な年末商戦を前にして、英国で2機種目のSony Ericssonのスマートフォンに英国でソフトの問題が起きた。来年の黒字復帰を目指す同社の戦略のカギとなる機種での問題発生となる。

 

■ウィルコムがソフトバンクに買収される可能性はあるのかを電話で聞いてみた

2009年9月24日に事業再生と事業継続に向けた収益基盤の確立および財務体質の抜本的な改善を図るために、事業再生実務家協会に対して「産業活力再生特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(事業再生ADR)」の手続きを正式に申請して受理され、現在経営再建中のウィルコムにソフトバンクが支援企業として名乗りを上げたことが読売新聞社の報道によって明らかになりました。
はたしてウィルコムがソフトバンクに買収される可能性はあるのでしょうか。実際に編集部でウィルコムの広報部に電話で取材を行いました。

 

■NECがAndroidの技術専任チームを作った理由

NECは2009年10月1日,「パーソナルソリューション事業開発本部」を新設し,その中にAndroidに関する技術開発を担当する「Android技術センター」を発足させた。その狙いや今後の展望などを,パーソナルソリューション事業開発本部長で支配人の西大和男氏と,パーソナルソリューション事業開発本部技術主幹でAndroid技術センター長の今福力氏に聞いた。

 

■スマートフォンの覇権争い激化

ニューヨークで開かれた、インターネット関連のイベント。会場には、スマートフォンのメーカーやソフト会社も出展しました。アンドロイドは、グーグルが携帯端末向けに開発したOSなどのプラットフォームでメーカーに無償で提供しています。業績が低迷しているソニーエリクソンは、「アンドロイド」を採用しスマートフォン市場で攻勢をかけます。スマートフォン用のOSのシェア争いも激しさを増しています。

 

■「デジタルライフスタイルの未来はiPhoneにある」――フィル・シラー (1/4)

スティーブ・ジョブズCEOに続くアップルの顔、最近ではMacworldやWWDCといったイベントで基調講演も行っているフィル・シラー氏が来日し、MacやiPod、iPhoneの最新状況について語った。

 

■モバイルを軸に300億ドル規模のビジネスへ――Acer事業説明会

Acerは11月26日、同社の事業戦略に関する報道関係者向けの説明会を開催した。同説明会では、今回初めて来日したAcerのCEOであるジャンフランコ・ランチ(Gianfranco Lanci)氏が登壇し、今後の事業方針を語るとともに、新たに参入したスマートフォン市場への取り組みなどについて語った。

 

■「日本市場をリードしたい」――端末とインフラから見るHuaweiの“強み” (1/2)

高速データ端末やPocket WiFi、デジタルフォトフレームなど、国内メーカーとは一線を画する商品ラインアップで支持を集めている中Huawei。また同社は、HSDPAやLTEなどの基地局ベンダーとしても知られる。Huaweiは今後、日本市場でどのような展開を目指しているのだろうか。

 

■ARは手段の1つ――KDDI研 小林氏に聞く「実空間透視ケータイ」の“その先”

ARアプリとして注目を集める「実空間透視ケータイ」だが、研究の根底には「ケータイの中のセンサーの用途を広げよう」という思いがあった――。ユーザーそれぞれの「実空間」を読み解いた先にあるサービスとは? KDDI研究所の小林亜令氏に、センサー活用の現状と将来を聞いた。


平成21年版 情報通信白書

2009-11-26 11:06:21 | Weblog
図表2-1-2-3 情報通信産業の実質GDPと名目GDPの推移

ウィトラコメント: 何度も書いていますが実質とは台数ベース、名目は金額ベースです。実質が伸びているのに名目が伸びていないのは価格低下が起こっているからです。名目と実質は語感が反対で、名目の金額ベースの成長が実質的経済活動の規模を示していると思います。

ニュース (11/26)

2009-11-26 11:00:42 | Weblog

■NEC執行役員:グーグル携帯を開発中、時期などは触れず

通信機器国内最大手のNECは米グーグルの無償基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンを開発している。同社執行役員の山崎耕司モバイルターミナル事業本部長が25日、都内での新端末発表会後に記者団に語った。

 ウィトラコメント: NECも動き始めましたね。どんなものを考えているのか楽しみです

■NEC、携帯電話の冬モデル説明会を開催

NECは、NTTドコモとソフトバンクモバイルに供給する携帯電話の冬モデルについて、製品説明会を開催した。合計6機種がラインナップされており、携帯電話の事業戦略や商品説明が行われたほか、テレビCMにも登場する玉木宏とRINAがゲストとして登場した。

 

■デジタルメモ端末 新「ポメラ」発売へ、メモをQRコード化し携帯に転送

キングジムは、折りたたみキーボードを使って手軽にメモがとれる小型電子端末「ポメラ」の新モデルとして、大型液晶やメモのQRコード変換機能を備えた「DM20」を12月11日に発売する。画面を開いて2秒で起動する高速性も健在。希望小売価格は3万4650円(税込み)と初代モデルより3割(約7000円)高に設定するが、年間販売目標は初代モデルの3万台を上回る5万台を見込む。

 

■「ケータイ白書2010」発刊、スマートフォンの利用が拡大

インプレスR&Dは、携帯電話などモバイルの利用動向を解説する書籍「ケータイ白書2010」を12月3日に発刊する。モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が監修しており、価格は7140円。同梱CD-ROMのグラフなどは社外プレゼンなどに活用できる。

 

■モバイルWebトラフィック「iPhone」「iPod touch」が人気、「Android」も拡大

米Google傘下のモバイル広告事業者米AdMobは11月23日(米国時間)、2009年10月度のモバイル広告調査を発表した。スマートフォンからのWebトラフィックでは米Appleの「iPhone」が50%を占めたほか、米Googleの「Android」もシェアを伸ばして11%になった。

 

■ブロードバンド市場、2014年度には無線データ通信がFTTHを抜く--矢野経済研究所が予測

矢野経済研究所は11月24日、「ブロードバンドアクセス市場に関する調査結果 2009」を発表した。
この調査は7月から10月にかけて、主要通信キャリア・ISP事業者などを対象に、同社専門研究員による直接面談、電話およびメールによるヒアリング、文献調査を併用して実施した。なお、この調査ではブロードバンド市場を固定系ブロードバンド市場とワイヤレス系ブロードバンド市場の2つに分類している。

 

■Facebook創業者のMoskovitz氏、新ベンチャー「Asana」の設立準備進める

Facebook共同創業者の1人、Dustin Moskovitz氏が「Asana」という名称の企業向けコラボレーション製品を開発する新しいスタートアップ企業の準備を進めている。米TechCrunchなど複数のメディアが11月24日(現地時間)に報じている。同氏はすでに今年春に複数の投資家らから120万ドルの資金を得ているほか、Benchmark CapitalとAndreessen-Horowitzの2つのベンチャーキャピタルからの900万ドルの融資を得たところだという。

 

■米グーグル 電話事業参戦で業界激震?

もし電話会社に心臓があったなら、その心拍数は米検索大手グーグルがもたらす恐怖によって上昇しているに違いない。
新聞、出版、映像業界が証明してきたように、グーグルには既存の市場に攻め入っては構造を転換させる才がある。そして次にグーグルが挑戦を仕掛ける相手が電話会社だ。現在米国でテスト段階にある「グーグル・ボイス」は、ユーザーの通信拠点をウェブベースの無料サービス一式によって築き上げてくれる。

 ウィトラコメント: グーグル・ボイスは通信業界、特に固定通信業界に大きなインパクトを与えると思います

■ソフトバンク、通信網で奇策

携帯電話向けに既存の通信網に加え、無線LANを使う。高速回線で利用者には便利だが、そこには裏の理由も。アイフォーン登場で回線が逼迫。投資も遅れ、代替策に走った。

 ウィトラコメント: 別に奇策ではなくあり得る話だと思います。フェムトセルとどっちが良いか微妙なところだと思います。

■フェムトセル、2010年に国内外キャリアが本格導入 ~ ISBI調べ

情報流通ビジネス研究所(ISBI)は25日、「フェムトセル関連市場と事業戦略の展望」プロジェクトの第1回目レポート「市場/業界/ビジネスモデル編」を公開した。


ニュース (11/25)

2009-11-25 11:33:25 | Weblog

■UQコミュニケーションズ、基地局開設計画を拡大、2009年度末までに6000局へ

UQコミュニケーションズは11月24日、屋外基地局の開局計画を拡大すると発表した。当初2009年度末までに4000局の屋外基地局を開局するとしていたが、これを6000局まで増やす。

ウィトラコメント: これでWiMAXも使いやすくなるでしょうか

■ノキア、日本の開発体制を大幅縮小 端末開発、事実上の国内撤退

世界最大の携帯電話機メーカー、フィンランドのノキアは24日、日本での開発体制を大幅に縮小すると発表した。現在約300人いる日本法人の従業員のうち、携帯端末開発部門の220人を削減する。ノキアは米アップルの「iPhone」の好調に押されており、世界戦略の見直しを進めている。

 ウィトラコメント: 300人のうち220人を止めさせるというのだから事実上の撤退でしょうね。事業は既に撤退しているのでアンテナ機能のみを残すということでしょう

■米クアルコム:EUが調査打ち切り-NECなど訴え撤回

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は24日、米通信技術のクアルコムに対し4年にわたって実施していた競争法違反に関する調査を打ち切った。同社が特許使用料を過剰請求していると主張していたNECやフィンランドのノキア、スウェーデンのエリクソンなどが訴えを取り下げたためという。

 ウィトラコメント: どうして取り下げたのでしょうね。NokiaとQualcommの和解が効いたのでしょうか。

■【ロシア】モバイル・テレシステムズ(MTSS)、加入者数が30万人増加

アドヴァンスド・コミュニケーションズ&メディアの調査によると、モバイル・テレシステムズは2009年10月、加入者数が30万人増加し、加入者総数は1億167万5411人となった。国内加入者は6870万4000人から6891万1000人に増加、一方、モスクワにおける加入者数は1408万4000人から1380万5000人に減少した。ウクライナでも1778万1000人から1773万5000人に減少した。

 

■ソフトバンクモバイル、2010年3月31日に2Gサービスを終了

ソフトバンクモバイルの2Gケータイサービスが2010年3月31日に終了する。サービス終了に伴い、2Gから3Gへの優遇キャンペーンを実施する。

 

■「Twitterケータイ」が登場、SNS端末はトレンドになるか【世界のモバイル】

ヨーロッパなどで携帯電話事業を展開している「3」(スリー)はTwitterやFacebookにワンボタンでアクセスできるINQ Mobile製の「Mini 3G」を発売開始した。ストレート型の小型な端末で、背面全体の電池カバー部分は赤や青、黄色など派手な原色を使っているのが特色だ。通信方式は3Gと HSDPAに対応、200万画素カメラと8GBの外部メモリに対応するなどスペックは日常的に使うには十分。またTwitter、Facebook、 Windows Live Messanger、Skypeに対応しておりSNSサービスの利用に特化している。

 ウィトラコメント: こういうのは日本には来ないのでしょうか?日本では既にやっていると言えそうですが、ツールなどの整備の具合がどうかですね。

■中国電信 早くて年末にも「BlackBerry」発売へ

中国聯通(チャイナユニコム)からは現在、「iPhone」が大人気で発売されており、中国移動(チャイナモバイル)はスマートフォンプラットフォーム「OPhone」を打ち出した。3大通信キャリアのうち、唯一人気スマートフォンを打ち出していなかった中国電信(チャイナテレコム)だが、このほど、同社による「BlackBarry・Internet・Service(BIS)」の登録サイトが公開された。このサイトは、スマートフォン「BlackBarry」の個人ユーザーに向けてプッシュメールサービスを提供するもので、このことは、中国電信によるBlackBarry導入が実質的な進展を見せたことを意味する。新華網が23日に伝えた。

 ウィトラコメント: Blackberryは漢字文化の中国では難しいのではないでしょうか? MotorolaのDroidが良いと思うのだが・・

■DeNAとドコモが合弁会社設立――2010年に新たな携帯サイトを開始

ディー・エヌ・エー(DeNA)とNTTドコモは11月24日、合弁会社を設立するための契約を締結したと発表した。商号は未定で、代表取締役社長には、ディー・エヌ・エー執行役員の池田純氏が就任する。出資比率はDeNAが70%、ドコモが30%。設立は2010年4月の予定。

 

■インド携帯「1秒」対決 通話料下げ激化 収益圧迫で再編も

インドの携帯電話市場には、ブハルティをはじめ、リライアンス・コミュニケーションズや英ボーダフォンのインド法人など大手11社が進出しているが、NTTドコモなどの新規参入企業が提案している「1分1セント(約1円)」という低価格料金に対抗するために、通話料金の引き下げを行っている。

 

■ワイヤレス系が25%増と堅調、固定系は普及一巡~「2009年版ブロードバンド白書」

矢野経済研究所は2009年11月24日、国内ブロードバンド市場を調査した「2009年版 ブロードバンド白書」を発表した。2009年度の「ワイヤレス系ブロードバンドサービス」契約数は前年度比25%増の1663万、「固定系ブロードバンドサービス」は同5%増の3194万。固定系の普及が一巡してほぼ前年並みの純増なのに対し、ワイヤレス系が大きく成長している。

 

■日本でのクラウドの可能性は、IDC事業者らが議論

秋葉原コンベンションホールで開催中の「Internet Week 2009」で24日、「クラウドの虚像と実像」と題した、クラウドコンピューティングに関するセッションが行われた。

 

■「日本企業はGoogleを使い倒すことで世界へ」、グーグル辻野社長

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)による研究成果発表イベント「慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2009(ORF2009)」で24日、プレミアムセッション「ガラパゴスを脱せるのか?―ネットが創造する新社会―」が行われた。


平成21年版 情報通信白書

2009-11-24 11:28:14 | Weblog
図表2-1-2-1 情報通信産業の名目国内生産額の推移

ウィトラコメント: 名目が金額ベース、実質が台数ベースの統計なので、名目のほうが実質的な産業界へのインパクトを示していると思います。平成19年までのデータなので不況が始まる前ですが、実質的な生活に与える影響は大きくなっているのに産業としてのトータルの規模は変わっていない、というこの業界のまずさが浮き彫りになっていると思います。

ニュース (11/24)

2009-11-24 11:22:05 | Weblog

■Dellの初Android携帯、China Mobileから発売へ

中国のChina Mobileは11月23日、米Dell製のスマートフォン「Mini 3i」を11月中に発売すると発表した。プラットフォームには、China MobileがAndroidをベースにカスタマイズした「OPhone」を採用している。

 

■AppleとAndroid、両者で米国内モバイルトラフィックの75%を占める

モバイルウェブの現状を見てみると、ますます二大勢力が影響力を強めていると言って良い。その二大勢力とはもちろんAppleとAndroidだ。AdMobのOctober 2009 Metrics Reportによれば、iPhone/iPod TouchとAndroid携帯をあわせると、米国内におけるモバイルウェブトラフィックの75%を占めている。ちなみにこのデータは取り扱っている全モバイル広告に対するリクエスト数から算出している。iPhone/iPod TouchおよびAndroidの合計シェアは2009年9月の65%から10%の伸びを示している。

 ウィトラコメント: 1か月で10%の伸びはすごいですね。多分トラヒック全体が増えているのでしょう。Appleが大きく伸ばしていると報じられていますが、今後のAndroidの伸びに注目だと思います。

■日本エンタープライズ、インド子会社設立:携帯コンテンツ事業展開

毎月1千万件以上の新規加入者が増加しているインドの携帯電話市場は、既に累計加入者数が4億7千万件を突破しており、世界第1位の加入者数を誇る中国(7億件)に迫る勢いで増加している。モバイルコンテンツ市場の拡大も急速に進んでおり、2008年6月の578億 ルピー(約1,156億円)から、2年後の10年6月には1,652億ルピー(約3,304億円)まで拡大すると見込まれている。さらに、第三世代携帯電話(3G)も今後、普及していく事が見込まれており、モバイルコンテンツ市場のさらなる広がりが期待される。

ウィトラコメント: 日本の会社でもインド市場に注目するところが出てきましたね。成功してほしいものです。

 

■ 「日本版FCC」の議論、総務省と経産省との"縄張り争い"の一面も

原口一博総務相の「日本版FCC構想」に懐疑的な意見が多いと前回書いた。一方で、この考えに賛同している向きもあるので、その意見も紹介してみよう。

 

■Xperia X10のデザイン担当者が語る「つながり」の設計思想

日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communications(SEMC)は2009年11月18日,「Web 2.0 Expo New York 2009」で開発中のAndroid携帯「Xperia X10」を披露した。同時に開発環境「WebSDK」を公開。WebデザイナーからJava開発者まで幅広い層に向けて,アプリケーション開発への参加を呼びかけた。これまでの端末や開発環境との違いはどこにあるのか。同社UX Creative Design Center Head of Creative Conceptの黒住吉郎氏に,Xperia X10とWebSDKの設計思想を聞いた。

 ウィトラコメント: Symbian用のミドルウェアを開発していたUIQの人たちが独自の開発環境を作っているようですが、はたして有効なものかどうか、疑問に感じます。プレステとの連携とかに特化すればよいのに

■シンテリオン・ワイヤレス・モジュールが、権威あるGSMA組み込みモバイル・モジュール・コンテストで1位に

無線通信モジュール世界最大手のシンテリオン・ワイヤレス・モジュールは本日、当社のエボリューション・プラットフォーム・モジュールが、モバイル・アジア・コングレス展示会にて、権威あるGSMA組み込みモバイル・モジュール・コンテストで1位になったと発表しました。ベストインクラスのシンテオリオン・モジュールは、2GコアM2Mプラットフォームのカテゴリーで1位となりましたが、これらのモジュールは、シンテリオンのコネクター・シリーズのモジュールである、MC75i、TC65i、TC63i、そしてLGA(ランド・グリッド・アレイ)表面実装モジュールであるEES3、EGS5、EGS3などです。

 

■3年後にはIPv4アドレスが枯渇?

有線系ブロードバンドの展開も、技術的には一段落した感がある。技術と市場の成熟化を反映して、安定と低コストを実現する技術に注目がより多く集まっている。NGNとブロードバンドの3年後をテクノロジーやサービスの観点から予測した。

 

■FacebookやTwitterの台頭が個人情報保護のあり方を変える(前編)

TwitterやFacebookといったソーシャル・メディアの登場により、コミュニケーションが容易になった反面、これまで以上に個人/企業のデータが流出しやすくなっている。ソーシャル・メディアをビジネスに活用しつつ、自社および顧客のデータ・プライバシーを確保していくうえで、CIOは何を考えるべきだろうか。本稿では、ソーシャル・メディアの普及が進む今、データ・プライバシーを巡って生じうる問題を明らかにしたい。