ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (3/25)

2011-03-25 14:42:51 | Weblog

■東日本大震災がICT市場/産業に及ぼす影響の分析レポート、ガートナーが公開
ガートナージャパンは2011年3月22日、「東日本大震災がICT市場/産業に及ぼす影響」と題するレポートを公開した。ITサービス、サーバー、通信、携帯電話端末、パソコン、半導体、複写機/複合機・プリンタの7つの市場について分析している。短期的にはサプライチェーンの混乱がボトルネックとなり大きな影響が現れる可能性があるが、長期的には顧客企業が震災によって直面している課題解決を支援することが、ベンダーにとって貴重な資産となると指摘している。

ウィトラコメント: ガートナーは回復に1年以上かかるという見通しを話していますが、私はもっと早く回復すると思っています。ただし、現在の流れが加速する、例えばシステムのクライド化やスマートフォンの浸透などが進むと思います。壊れて買い替える時は新しいものにすると思うからです。

■RIM、4月発売の端末はアンドロイドアプリ対応
カナダのスマートフォン大手、リサーチ・イン・モーション(RIM)は24日、4月に発売する多機能携帯端末で米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けアプリを使えるようにすると発表した。アプリで先行するグーグルの規格に対応することで、多機能端末の使い勝手を高める。

■ドコモ、米で日本人向け携帯電話サービス
NTTドコモの米国法人ドコモUSAは4月6日から、在米日本人を主な対象とする携帯電話サービスを開始する。米携帯電話事業者から回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)方式でサービスを提供する。同様のサービスはKDDIが先行している。

■デュアルコアCPU搭載でWiMAX対応の裸眼3Dスマートフォン「HTC EVO 3D」登場、高解像度ディスプレイも
KDDIが2月末に発表した下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信サービス「モバイルWiMAX」と従来の3G回線を破格で利用できるHTC製のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」」は「HTC EVO 4G」というモデルがベースとなっていますが、「HTC EVO」シリーズの最新モデルとなる「HTC EVO 3D」が正式発表されました。

ウィトラコメント: アメリカのSprint向けのようですね。3Dはそんなに需要があるのだろうか?

■グーグル、アンドロイド最新版の利用一時制限へ
インターネット検索最大手グーグルは、タブレット型端末専用基本ソフト(OS)として開発中の「Android」の最新バージョン「Honeycomb(ハニカム)」の利用を一時的に制限することを明らかにした。

ウィトラコメント: 既に市場に出ている機種は関係なく、ソフト公開を一時中断するということのようです。Honeycombを使って自己流の改造をして品質の悪い商品を出すメーカが居ることが理由ではないかという憶測が流れています。

■光回線:「1回線貸し」結論先送り 総務省の審議会
NTTの光回線を他社向けに貸し出す際の接続料を検討する総務省の審議会は24日、NTT東日本と西日本の値下げ案を申請通り認める報告書を取りまとめた。

■ノキア、4月に人員削減交渉を開始へ
Nokiaが4月に従業員および労働組合の代表と人員削減の交渉を開始することを明らかにした。

■スマホ大衆化時代の幕開け、加入者1千万人突破
韓国でスマートフォンの加入者が1000万人を上回り、「大衆化時代」に突入した。

■グーグル、フェースブック、マイクロソフトなどが業界団体「Open Networking Foundation」を設立
ドイツのDeutsche Telekom、米国のFacebook、Google、Microsoft、Verizon、Yahoo!の6社は3月21日、新しいネットワーキング・アプローチ「Software-Defined Networking(SDN)」を推進する非営利団体、「Open Networking Foundation(ONF)」の設立を発表した。

ウィトラコメント: Software Defined Networkを推進しようという団体のようです。無線のほうではSoftware Defined Radioというのが長年研究されていますが、それよりもこちらのほうが現実味があると思います。重要な動きだと思います。

■元Apple幹部、携帯端末向けSNS「Color」を立ち上げ
一時Apple幹部を務めていた起業家がモバイルSNS「Color」を立ち上げる。Colorはスマートフォン向けのアプリとして提供され、ユーザーはリアルタイムで写真やテキストを端末に取り込める。

■RIM:中国市場でのPlayBook販売までには長くかからない
2011年3月24日、RIM社中国区総裁の謝国睿氏は、中国メディアの取材に答え、できるだけ早期にBlackBerry PlayBookを中国市場に投入したいとの意向を示した。

■マレーシアのLTE
マレーシアの3G事業者のUモバイル(U MOBILE)は3月15日に中国の大手ベンダー、ZTE(中興通迅)との戦略提携の発表を行った。2011年度下半期には同社の42Mbpsのモバイルネットワークをマレーシア中央部、ヌグリスンビラン州、北部地域に拡大。同社の基地局の数は現在の1,000から3,000、4,000へ増加し、18カ月以内に人口カバー率を85ないし90%に引き上げる。その後、マレーシア全域に100Mbpsサービスのポテンシャルを持つLTEプラットフォームを配備するという二段階の計画。

■タブレット競争、Q2に激化:台湾勢がiPad2に対抗鮮明[IT]
米アップルの「iPad」が創造したタブレット端末市場で、今春から競争がさらに激化しそうだ。iPad2が米国に続いてきょう25日、世界25カ国・地域で発売されるのを受けて、台湾のパソコン(PC)大手2社を含む世界のブランドメーカーは迎え撃つ姿勢を鮮明にしている。発売時期は第2四半期に集中しており、最も多い見立てで100種類を超える同端末が登場する。

■にわかに活発化するNFC利用のモバイル決済
なかなか本格的な普及に至らないNFCを利用したモバイル決済。ここにきて状況が大きく変わろうとしている。米国では大手携帯電話事業者3社が合弁会社を設立するなど、競合同士がモバイル決済で結束する動きが出てきた。そして米グーグルなどスマートフォンOS陣営がこぞってNFCへ参画する姿勢を見せている。

ウィトラコメント: 欧米ではクレジットカード決済が中心ですが日本のおサイフケータイのコンセプトも入れたほうが良いと思います。ただしソニーが反対するので難しいのでしょうか

■複数の無線通信に対応した機器開発を迅速に、Insight SiPのCEOに聞く
「無線接続によって、さまざまな製品は、さらに進化する。当社が目指すのは、エレクトロニクス業界に限らず、さまざまな業界の製品開発者が、無線機能を容易に組み込めるようにすることだ」。こう語るのは、無線モジュールやSiP(System in Package)の設計に特化した事業を展開しているInsight SiPのCEOを務めるMichel Beghin氏である。


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