in my room

静かなパラダイス

若者たち…

2008年06月28日 | Weblog
近頃はたまにですが学生が訪ねてくる。
正確に言えば元学生もいますが、「若者たち」です。

いろいろと“くぐって”やってくるんだろうけど、
できる限り時間を取って話を聞いたり、
わかる範囲で仕事の内容などを答えてあげるようにしています。
コーヒーを飲みながら…僕でよければ…そんな風に…
僕の時もそうでしたけど、
ほとんどが「門前払い」でしょうからね?
話くらいは聞いてあげてもいいんではないの?!
僕は今だに「門前払い」されてますけどね…(汗)
「気にしない。気にしない。」

エディトリアル指向であったり…
求職中であったり…
編集者志望であったり…

彼らは当然ですが未経験だし、実績がない。
不安や焦りや自信のなさが見てとれる。
しかし、これはあたり前。
何も臆することはない。
堂々と振る舞っていればいいと思うけどね。
何をやってても食える時代なんだし…

僕が思うに、総じて彼らは優秀です。
しっかりやってきているし、作品を見てもそつがない。
振り返ってみるといかに僕が
「チャランポラン」であったのかがよくわかる。
当時(バブルちょっと前)は時代が良かったのか、
「やりたいんなら来てみる?」というような
未経験でもウエルカムな
どことなく大らかな空気が業界全体に漂っていたように思う。
Macも携帯もなかったけどね…
教育は厳しく、しっかりやってましたよ。
今はどこも余裕がないのか、狭き門のようですね?
「経験者に限る」は「教育はしない。即コキ使う。」という意味。
ヒドい会社だと思うんだけど…???

若者たち…
これから何かが始まりそうな「HOT!」な雰囲気がいいなぁ。
キリッと締まった目をしているし…
『今』のトレンドが聞けたりして、こちらも刺激になる。
“諦め感”漂う業界オヤジと話しているよりは1000倍有意義ですわ!

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