in my room

静かなパラダイス

深夜に…

2024年08月20日 | Weblog

お盆休みが終わり 久しぶりの雨
ようやく暑さが和らいできた
名古屋は連日38℃超えの異常な暑さ

べっちょり汗ばむ熱帯夜
街がひっそりと寝静まった深夜に
“一人” で “こっそり” 観る映画
フランス映画界の鬼才ギャスパー・ノエの映画

寡作なこの監督の映画は
センセーショナルな過激な映像表現で嫌悪する人が多い
アート映画 ドラッグ映画 エロ・グロ・ヴァイオレンス
そこには緻密なストーリーが織り込まれており
俗悪な世界も神が俯瞰で見ているような崇高ささえ感じる
ハマれば抜け出せないヤバい魅力…
商業的に成り立つのであれば それはスゴいこと!



映画「エンター・ザ・ボイド」(2009年・仏)
原題「Enter the Void」
東京・新宿が舞台 Void=無
ドラッグ セックス 死 輪廻転生…
カメラワーク 通奏低音ミュージック
これまで観たことのない目眩く映像表現
刺激ありすぎ〜お子ちゃまは観ちゃダメ(笑)

外国人監督が日本を舞台に撮った映画では
もっともリアリティのある映画ではないだろうか?
根は映画をよく知るクレバーで真摯な映画作家だと思う
この高みに到達できる表現者は稀有でしょう!