in my room

静かなパラダイス

カリス・ファン・ハウテン…

2009年05月02日 | Weblog
新緑の季節、風薫る5月になりました。
気合を入れ直して、一丁やりますかな!
爽やかなお天気…ゴールデン・ウィーク…
こういう時期に“オタク”というのも考えものですが、
昔からどうも“群れて遊ぶ”ということが苦手なので、
一人で好きな事を細々とやるのが性に合っているみたいです。



カリス・ファン・ハウテン。(オランダ・女優)
これまで知りませんでしたが、この人すごく良いです。
先日、たまたまBSで
「ブラックブック」(2007年)という映画を観ましたが、
これがとても面白い。
第二次世界大戦時のユダヤ人スパイの話ですが、
スリリングでめまぐるしい展開に見入ってしまいました。
主演がこの女優、素晴らしい!
監督がオランダ人のポール・バーホーベン。
ウヒャ~~~ッ!
情け容赦のない描写が“厳しい”感じでいいんですわ。
グロでえげつないので、ダメな人もいるでしょうけど…
「スターシップ・トゥルーパーズ」とかね、めちゃめちゃエグい!

言語もドイツ語、オランダ語、ヘブライ語に英語。
このあたりもリアルです。
戦争映画でシラけるのが、
ドイツ人や日本人が英語で話している場面。
ありえない!ハリウッド映画ですけどね。

辛い過去、重い人生を背負いながら生きている…
ヨーロッパの俳優はそういった表現が巧みです。
陰影に富み、深く、そしてコクがある。
この雰囲気はアメリカ人では出せないし、
近頃の日本の俳優もちょっとかなわないと思います。
取り巻く環境が豊かで平和すぎるからでしょうか?

この女優は今やっている「ワルキューレ」でも
主演のトム・クルーズの妻という重要な役で出ています。
こちらも戦争ものですが、
旬の女優ということは間違いなさそうです。

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