in my room

静かなパラダイス

サミュエル・L・ジャクソン…

2017年09月29日 | Weblog



秋の空…昨日の夕方きれいな雲が出ていました。
下の方が水平で三列の珍しい形でしたが、うまく撮れない!(嘆)



俳優サミュエル・L・ジャクソン!
超売れっ子…ありとあらゆる役どころ…この人の映画出演本数はスゴいなぁ!
彼が出ていたらとりあえず観よう…という気になる!(笑)

イメージとしては、「マザッファッカ」を連発しながら
拳銃をブッ放して人を殺しまくるヤバすぎるオヤジなんですが…(笑)



映画「コーチ・カーター」(2005年・米)
高校の熱血バスケット部コーチのお話…立派すぎて違和感ありすぎ!(笑)

監督:トーマス・カーター
脚本:マーク・シュワン
高校生役でチャニング・テイタムが出ている。



全米で最悪の犯罪多発地域、カリフォルニア州リッチモンド。
弱小リッチモンド高校のバスケット部コーチにOBのケン・カーターが就任する。
彼は優秀な選手で大学に進学、現在はスポーツ店を経営している。



厳しい指導でさまざまな困難を乗り越えながら、
常勝チームに変貌させていくという感動の物語…実話です。

リッチモンド高校の環境は劣悪で校長や教員も諦め気味。
高校卒業率50%、大学進学はクラスで一人程度。
親が刑務所に入っていたり、兄弟を銃で殺されたり、
麻薬の売人をしていたり、生徒の心が荒廃しきっている。
10代でボコボコ子供を産む…貧困の連鎖から抜け出せない。

「お前らの親を見ろ!ああなりたいのか?」
バスケだけではなく、学業にも力を入れろとハッパをかける。
ネクタイ着用を義務づけたり、社会の底辺に留まることなく
正々堂々と胸を張って、誇りを持って人生を勝ち抜けと指導する。



いい話なんだけど、この手の話はよくある…日本でも「スクールウォーズ」とかね。
バスケはチーム・スポーツなのでどうしても生徒=選手個々の描き方が浅くなる。
家庭環境などがあまり描かれていない…そのあたりが弱いですね。
「ロッキー」はすべてを背負って“一人”で戦い抜くから感動の度合いがケタ違い!(号泣)

悪い学校なのに生徒が真面目で素直で従順…そんなに上手くはいかんでしょ?!
環境次第で人は変わる…そういうことですね…いい映画には違いない!(拍手)