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静かなパラダイス

裏切りのサーカス…

2017年09月06日 | Weblog



映画「裏切りのサーカス」(2011年・英/仏/独)
いやぁ〜!やられた!渋い!これは良い!最高!好みです!(溜息)

原作は第一級のスパイ小説、
ジョン・ル・カレ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(1974年)
学生時代に夢中で読んでいましたが、再読したくなりました。



沈んだ落ち着いたトーン…映像が素晴らしい!
007のような派手なアクションはナシ…でも、これぞスパイ映画!
監督はスウェーデンのトーマス・アルフレッドソン
この監督はすごくいいなぁ!





ゲイリー・オールドマン コリン・ファース
ジョン・ハート トム・ハーディ トビー・ジョーンズ 
マーク・ストロング キーラン・ハインズ
ベネディクト・カンバーバッチ…
イギリスの名優がズラリ出演…ジェントルマン…大人の映画!(溜息)



監督のトーマス・アルフレッドソンがこの映画の前に撮ったのが、
「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008年・スウェーデン)
原作:ヨン・アンヴィテ・リンドクヴィスト

これがまたいいんだわ!(驚)
学校でいじめられている女の子のような容姿の少年が、
隣に越してきたヴァンパイア(吸血鬼)の少女と交流する…というお話。
エグいシーンもあるけど、ホラーというよりも恋愛映画ですね。
まるで魔法にかかったよう…映像がとても美しい!



この映画はアメリカで「モールス」(2010年)というタイトルでリメイク。
原題「Let Me In」
監督は先のブログで出てきた「グローバーフィールド」のマット・リーヴス。
ホラー色を強めていますが、「ぼくのエリ」を忠実にリメイクしています。

レンタル・ショップでは、
「ぼくのエリ 200歳の少女」→恋愛映画のコーナー
「モールス」→サスペンス映画のコーナー
どちらもお薦め…深まる秋に観るにはピッタリの映画だと思います。