モータウンが生んだスーパースター、マーヴィン・ゲイ。
本日は彼の若い頃のヒット曲。
現在でもさまざまなアーティストに歌い継がれている名曲で、
自転車に乗っている時によく鼻歌に出てきます。(笑)
基本はソロ・シンガーですがデュエットのアルバムも出している。
1967年から69年にかけて
女性シンガーのタミー・テレルと3枚のアルバムで組んでいます。
https://www.youtube.com/watch?v=IC5PL0XImjw
「Ain't No Mountain High Enough」(1967年・米19位/R&Bチャート3位)
♪どんなに山が高くても
どんなに谷が深くても
どんなに川が広くても
僕たちの愛にはかなわないさ
ざっとこんな感じの力強いラヴソング。
いい曲ですね!元気づけられる!
この曲の作者は当時モータウンの専属だった
ニコラス・アシュフォード(作詞)とヴァレリー・シンプソン(作曲)
後にこの2人は夫婦デュオ“アシュフォード&シンプソン”で大ブレイク!
1970年にはダイアナ・ロスがカヴァーして全米1位を記録しています。
※僕はこのヴァージョンは好きではない。
タミー・テレルは脳腫瘍のため24才の若さで他界。
最後のアルバム「Easy」(1969年)では
レコーディングに来ても体調がすぐれず、
何曲かはヴァレリー・シンプソンが声を似せて吹き替えたそうです。
ガラス細工のように繊細で芸術家肌のマーヴィン・ゲイは
相棒の死に強いダメージを受け、音楽活動を一時休止しています。
マーヴィン・ゲイも若くして亡くなりますが、その話はまたの機会に。