1981年カナダ映画
脚本・監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:マイケル・アイアンサイド、ジェニファー・オニール 他
久しぶりに観ました…やっぱり面白い!
奇才デヴィッド・クローネンバーグが放つSFホラーの傑作!
後の日本アニメやクリエーターに与えた影響は計り知れない。
ホラーといっても“むちゃホラ”ではなく、しっかりとしたドラマです。
最強のエスパー(超能力者)どうしの一騎打ち。
実はこの二人…うひゃぁーっ!
低予算ゆえの地味さはある。
公衆電話に8ビットのコンピュータ…古さも感じる。
しかし、僕はこの時代はぜんぜんOKというか
現在のCG映画に辟易しているので逆に新鮮でワクワク感がある。
ディック・スミスの特殊メイクに落ち着いた映像のトーンが素晴らしい!
こつこつと地道な手作り感覚がなんともいえない魅力。
この時代にハッキング(ハッカー)?…近未来を暗示する先見性には脱帽です。
マイケル・アイアンサイド…強烈!最高!(左の人)
ジェニファー・オニール…大人の女性…美しい!
僕が好きなのは画廊や彫刻家のアトリエが出てくるシーン。
こういうところに予算をかけているのがとても嬉しい!
クローネンバーグはラビッド(1977年)、ザ・ブルード(79年)、
その後のデッドゾーン(83年)、ザ・フライ(86年)、戦慄の絆(88年)…
このあたりは今観てもゾクゾクしますね!